2009年11月09日
サントロの現役最後の試合

一日一回クリックしてねん





ピート・サンプラスに「マジシャン」と言うニックネームを付けられた彼は、フォア、バックともダブルハンドと男子プロテニス界ではちょっと変わったプレースタイルながら、スピンにスライスに、ダブルス名手でもあることでもお分かりのようにボレーも上手で、そんな多彩なプレーから名付けられたニックネームなのよね。

36歳の彼は試合直後、対戦相手のブレークと着ていたシャツを交換し握手を交わして、会場のアリーナを大声援の中、ゆっくり一周してその声援に答えていたんだって。

「まず、37歳にもなろうとしている自分が、アリーナのセンターコートにいるべきじゃないね。この役目は、今後の若い選手に引き継いでもらいたい。」と、大会からの好意に感謝を表しつつ、若手への期待も語っておりました。

ブレークも「長年に渡るキャリアには脱帽します。彼は常に対戦相手を本気にさせる選手でした。」と、サントロに敬意を表してました。

1989年にプロになって以来、20年間ものプロテニス人生で、シングルスでは6度、ダブルスでは24度もの優勝を飾り、全豪オープンではミカエル・ロドラと組み2003年、2004年と2連覇を達成していたの。

11月3日のブログでも書いたけど、もしかしたら来年の全豪オープンに出場かも・・・との憶測が飛んでいるけど、サントロ本人の口からその可能性については語られてません。



このところテニス界を揺るがしているアンドレ・アガシの禁止薬物使用の告白。



「どんな悪影響があるかは定かではない。告白することで得るものより、失うものの方がかなり多い。払わなければならない代償は想像していたよ。」と、39歳のアガシは告白したことで自身の身に降りかかるさまざまな事を受け入れる心構えが出来ていたようね。

当時アガシのライバルで共に戦っていたセルヒ・ブルゲラも、怒りを覚えているみたい。


「もし彼が禁止薬物の使用とATPへの虚偽をしたことが事実なら、彼のメダルは剥奪されるべきだ。騙し取られた気分さ。その試合だけじゃなく、その頃戦った数多くの大切な試合も同じこと。もちろん、コートで勝利して金メダルを手にしたかったが、彼はいかさまをしたし、そのメダルにふさわしくはない。」
かなりお怒りのブルゲラよね。


