2009年02月05日
フェデラーの涙

一日一回クリックしてねん


全豪オープンの最終日に行われてた男子シングル決勝。



正直あの試合はフェデラーに勝って欲しいって思って見ていたので、Pinkyも涙を押さえることはできませんでした。


あの瞬間は、フェデラーも一人の人間だったんだなって思いと、復活に懸ける彼の思いの強さを表していたと思いました。



あの光景に対して、彼を悪く言うものはほとんど見当たりませんでした。



話は変わって・・・
元世界ランク1位のマリア・シャラポワは、右肩の怪我を理由に全豪オープンを欠場して、大会2連覇を諦めて治療に費やしていたのよね。


パリの大会を欠場する事を大会関係者が語っておりました。


21歳の彼女は、去年の8月からコートに立っていなくて、全豪の優勝ポイントが失った月曜日発表のランキングでは、17位へと大きく後退しちゃったのよね。

大会関係者は、月曜日に再びランキング1位に返り咲いたセリーナ・ウィリアムズや北京五輪金メダリストのエレーナ・デメンティエワの出場を付け加えて、大会を盛り上げようとアピールしておりました。

そうよね~、シャラポワの復帰戦なんてお客さんを呼ぶには宣伝効果絶大だものね。



全豪オープンでは復活となるベスト8入りを果たし、地元ファンを楽しませたイェレーナ・ドキッチ。


アジア/オセアニア・ゾーンのプレーオフの韓国戦のシングルスに登場して、6ー0、6ー3の圧勝でオープニング・マッチを飾りました。


「ヨーロッパやアメリカの大会へ向かってもよかったんだけど、代表としてフェドカップを戦いたいって出場を選んだの。だから要請にはいつでも答えられるように準備していたのよ。かつてのように、こんな光栄の機会を逃すなんてもっての他。」と語っておりました。

このプレーオフは、木曜日にタイと、金曜日に台湾と対戦して、プールAの1位がプールBの1位と土曜日に戦って、その勝者が現在日本がいるワールド・グループⅡへのプレーオフを4月に行うんだって。


でも相手はイェレーナ・ヤンコビッチとアナ・イバノビッチ率いるセルビア!



解説の柳さんも実況の人も、ロジャーに勝ってほしい、って雰囲気を出していましたよね。勝てるチャンスはいくらでもあったのに・・・。フェデラーの流れるようなテニスがナダルのリズムには合っているんですね。いつもの速い攻めにした途端、ナダルの逆襲にあってました。きっとロジャーは自分のプレースタイルではなくてナダルに勝つ方法はわかっていると思いますが、
やっぱり自分のプレースタイルで勝ちたいんですかね~、わざわざ戦術を変える必要がないところで変えちゃったり・・・。惜しい試合でした。
グランドスラムを13回も勝って、これだけ成功を収めた人が悔し涙を流すなんて・・・彼の復活にかける思いが伝わります。いろんなプレッシャーと戦っているロジャーをみると、がんばってほしい!と思いますね。
ただ、ナダルはなんとなく悪役みたいなかんじになっちゃってますけど(笑)
彼の頑張りには拍手を送りたいです。準決勝のベルダスコとの死闘、あれは負けてもおかしくない試合でしたね。2試合フルセットで優勝した彼の体力はハンパないですよね。今のナダルは昔のロジャーみたいに無敵状態になってますから、誰が彼を止めるか、これからとても楽しみですね。
フェデラーはクロウトうけも良いから、つい解説の柳さんも応援しちゃったんじゃないかしら?
とあるサイトで投票をやっていて、それは「あなたはフェデラーとナダルどちらを今後応援しますか?」と言うやつ。
4択で、フェデラー、ナダル、どちらも、どちらでもないで、フェデラーと言う答えが1位でしたね。
でも冷静に表彰式を見返すと、ちょっとナダルが可哀想にも思えました。
最後の写真撮影でさえ涙が止まらなかったフェデラーの横でナダルも笑顔が作れずにいましたからね。
これからフェデラーが精神的に立ち直る姿を見守りたいです。