2006年05月30日
ナダルも歴史を刻む!
やっぱり昨日の話題は男子第2シードのナダルの勝利じゃない!ソデルリングをストレートで下して、これでクレーでの連勝の新記録である54連勝を飾ったの。試合直後に行われたセレモニーには、これまでの記録保持者のギエルモ・ビラスも出席してました。トロフィーと言うか、楯と言うか、記念の品を贈呈されてましたね。新記録達成のあとは、この記録をどこまで伸ばすのかに注目が集まるわ。つまり、この連勝をいったい誰が止めるのかってことだけど、この大会で止まるのか、そうじゃなかったら全仏2連覇達成になるってことだもんね。ど~なることやら~~~。
それから日本人では、中村藍子ちゃんが登場したけど、カスターノに体力負けしちゃった感じね。良い形で第1セット先取したけど、その後調子を上げてきたカスターノに第2セットを取られると、第3セットはキレの無くなった中村をカスターノが終始圧倒。惜しくも初戦突破には至りませんでした。まだ22歳の彼女だし、今後の勉強になってくれればいいわね。森上あっこちゃんとダブルスを組んでるみたいだから、気持ちを切り替えてダブルスも頑張って、ボレーに磨きをかけてもらいたいわね。
昨日1回戦を突破した女子のトップ・シードのモレスモが自身についてこんなコメントをしてるの。勝敗が必ず付いて回るプロの世界で、今ではランキング1位の座にいる彼女だけど、そこにたどり着くまでは他の選手とかをこんな風に見てたみたい。
「育った環境、つまり教育とか文化とかが一つの要因なのは明らか。自分の場合、こうして勝利することを必要として、それが一番大事だって言う、このプロの世界のような文化では育っていなかったの。自分の家族は全くそんな家族じゃなかったわ。テニスなんて趣味に過ぎなかった。もし、テニスで何かを得られたら、それはそれで素晴らしいことだけど、そうじゃなくても、生活していくのには全く困ったりはしなかったの。これまでのテニス人生のある時点で、自分に欠けているのは、勝利を固執することなんじゃないかって気が付いた時があった。それはかつて、ヒンギスやウィリアムズ姉妹を見ていて感じた、勝つこと、一番になることへの『アメリカ的精神』とでも言うのか、彼女達はそんな教育を受けて育っているんだなって感じたからなの。彼女達は常に“一番になる”って事だけを考えていたから。自分にはそれがなかったわ。」
そうね~、私達と違って趣味でやっているわけじゃないプロの選手達は結果が全てだし、それでご飯食べてるんですもんね。勢いのあった頃のウィリアムズ姉妹なんて、闘争心メラメラで、ちょっと怖いくらいだったもんね。そんなことに気が付いたモレスモは、意識改革でもしたのか、こうしてしっかり世界の頂点に上り詰めたって事実は、立派なことじゃない!
昨日の初日の1回戦に登場して見事勝利を収めた男子第7シードのロブレド。5月20日のブログにも書いたけど、女子のツアープロのドゥルコとの交際に終止符を打ったの。彼女と別れたマイアミのマスター・シリーズ以降、彼は絶好調。今大会に入る前は17試合中14試合で勝利を上げて、先々週のハンブルグのマスター・シリーズでは自身初のマスター大会での栄冠を手にもしていたの。恋愛をして調子を上げる選手もいれば、お別れして運気が上がる選手もいるってことなのね~。・・・Pinkyにはちょ~っとわかりませ~~~ん・・・