2008年07月11日
フェデラーの転落

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現在のATPランキングの1位はもちろんロジャー・フェデラー、2位がラファエル・ナダル、3位がノヴァーク・ジョコビッチだけど、そのマスターズ・カップへの出場を掛けた、2008年のチャンピオンズ・レースでは、ナダルが断トツで1位。


全仏オープンとウィンブルドンの2つのグランドスラム優勝を果たしたナダルは、もちろん圧倒していて、全豪でベスト4、全仏&ウィンブルドンと準優勝と安定した成績を残しているフェデラーと、全豪オープンで優勝したジョコビッチは、その下の選手との差が大きく開いているの。

これを見ると、今年の年末にはランキングの1位がフェデラーからナダルへと代わるであろうことが濃厚。



それでも1位の座を守るのはかなり難しいの。



つまり去年よりポイントを稼ぐには、その全てで優勝を飾るくらいの成績を収めるのが必要最低条件になってくるってこと。


だってナダルは、カナダでベスト4、シンシナティでは2回戦、USオープンでも4回戦と、今年はポイントを稼ぐチャンスなのよね。


2004年2月2日から続いたフェデラーの1位の座は、遅くてもUSオープン明けにはナダルへ受け渡されてしまっていることでしょう。


そうそう、そのUSオープンは今年、初めて賞金総額が2千万ドルを越えることが決まったの。


USオープンはその前哨戦として、北米で行われるハード・コート・シーズンをUSオープン・シリーズとして、その大会中、最も多くポイントを稼いだ選手のUSオープンの獲得賞金を2倍にするシステムが取られているの。

去年は、それがフェデラーで、優勝したフェデラーは、優勝賞金120万ドルとボーナスでそれと同額の120万ドルが支払われたため、2007年のUSオープンでの総額は2080万ドルに達したの。



『フェデラー・エクスプレス』は、今年で幕を閉じてしまうのか。

