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ピンキーズ・リマークス 毒舌ライター・ピンキーによるテニスニュース、コラム、その他諸々。

車椅子テニスの躍進

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今では徐々に知られるようになった車椅子テニス。ラケット&ボール全てのグランドスラムでも行われるのはもちろんのこと、世界各国で年間を通してツアーも行われています。コート日本では車椅子テニスで国枝慎吾選手が世界ランク1位と言うこともあって、認知度もちょっと高い気がします。キラキラ

それでも現在行われているUSオープンの開催地アメリカでは、テレビでの放送はもちろん、メディアに取り上げられることもほとんどないって言うの。悩んじゃうアメリカ車椅子テニスの監督であるダン・ジェームズ氏はこう語っています。マイク

「我々にとって一番のチャレンジは、車椅子テニスが単なる見せ物ではなく、プロフェッショナルなスポーツなんだと言うことを広く知ってもらうことなのです。すでに、世界では150ものプロの大会が年間を通じて行われているのですから。」

数年前に初めて車椅子テニスがUSオープンで行われたんだけど、その時の賞金総額はわずか2万5千ドル。あれー?今では10万ドルに増額されているけど、一般の賞金総額の2160万ドルに比べたらほんのお小遣い程度。まいったぁ車椅子テニスは通常のテニスとは何ら変わらない、ただ1つ違うのはボールを2バウンドまでOKだって言うことだけ。ナイス!

「事実、車椅子テニスのトップ選手は、趣味で行っているテニス愛好家にはほとんど勝ってしまうほど。今回のUSオープンでは、選手達は他の選手と同じように扱ってもらっている。同じギフト、同じロッカールーム、同じ交通手段を提供してくれている。これは全米テニス協会には本当に感謝している。」

ジェームズ氏自身も大学時代まではテニスに没頭していたけど、ATPツアーで活躍するほどの才能と冷静さは持ち合わせていないって悟って、コーチの道を選んだんだって。ピカそして車椅子テニスのコーチをして7年後にランディ・スノーに見出されたの。晴れスノーは全米オリンピック殿堂入りを果たした最初の障害者。拍手

そのスノーにいくつかのキャンプ(合宿のようなもの)に招かれ、その後ナショナル・チームのコーチの一人としての役割をこなすようになったんだって。ガハハそして本人も車椅子テニスのコーチをすることを天職だと感じるようになって行ったの。ワハハ

今年のUSオープンではスポーツ・チャンネルのESPNがウィリアムズ姉妹のダブルスのセット間にわずかな時間だったけど、女子の車椅子テニスが放送されて、テニス・チャンネルも週末に車椅子テニスを放送することになったみたい。テレビこれは大きな進歩だってジェームズ氏は語ってます。メガホン

こうしてどんどん車椅子テニスが、もっともっと広められて行くといいですね。旗国枝選手は今年の4月に、日本人として初のプロ選手になったのはニュースになったけど、これからもどんどんプロ選手が増えて、車椅子テニスがもっと広く行われることを願ってやみません。くすだま
選手情報 | 投稿者 ピンキー 16:13 | コメント(3) | トラックバック(0)
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ピンキー・プロフィール
子供の頃は器械体操に明け暮れ、将来はオリンピック!なる夢を抱いていたが、怪我に泣かされ断念!社会人になって始めたテニスにハマる。プロ選手や大会の情報収集にも熱中し、熱くなると止まらないPinkyなのです。
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