2009年09月03日
人生後のグランドスラム
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USオープン大会3日目で、人生最後のグランドスラムを戦った戦士がいました。今季限りでの引退を表明しているファブリス・サントロとマラット・サフィンのお二人。初戦の1回戦に臨んだけど、いずれも負けちゃってグランドスラムのシングルス大会に幕を閉じました。
36歳のサントロは1989年にプロになって、今年で何と21シーズン目を送っていたの。2009年7月13日のブログにも書いたけど、本当は去年のシーズンで引退しようと思っていたのに、7月6日からの『キャンベル殿堂テニス選手権』で2連覇を達成しちゃって、また今年も帰ってくるって約束を実行うるために、1シーズン延ばしたのよね。
そんな彼は、このUSオープンが自身18回目でグランドスラムでは69回目の出場で、これはプロテニスのオープン化以降、男子の記録となっております。
「16歳でプロになってから、20年後にもまだプレーしているなんて想像もしていなかったよ。1989年の全仏オープンが初めてのグランドスラムの舞台だった。5年前、10年前、15年前もテニスへの情熱は変わっていなかった。」って長いキャリアを振り返ってました。
フォアもバックも両手打ちと、男子テニスでは異色のプレースタイルのサントロは、シングルスはもちろん、ダブルスでもその絶妙なテクニックで成績を上げ、”マジシャン”と呼ばれていたの。
そんな彼は自叙伝の執筆を終えていて、『My Two Hands(僕の両手)』と題されて出版されることが決まっているんだって。その本については「選手生活中に常に”君は人と違う”とか”プレーが違う”って言われていたんだ。僕のテニスへの考え方が他とは違うって。だからそれを説明したかったのさ。」って語ってるの。
それはちょっと興味があるわね。英語でも出版されるか本人も分かっていないって言うから、日本で日本語での出版はちょっと厳しいかも知れないわね。もし出たら是非読んでみたいわ。
それから元世界ランク1位の29歳のサフィン。引退への気持ちは「テニスがつまらなくなったんじゃないよ。十分だって感じたんだ。やり遂げたいことをやり遂げられたし、何か別なことにトライしたいって思ったのさ。」って、テニスとは違った人生を選択したみたいね。
「これが最後さ。もっと良い終わり方もあったかもしれないけど、十分さ。今はテニス選手後の人生を期待しているんだ。だから何も後悔していないし、今はもう負けることを気にしてはいない。」って、最後の試合について語って、後悔はないみたいね。
「テニス・シーンからちょっと離れて、何か全く違うことをやってみたいんだ。それを考える時間はたっぷりある。ここまではとても長い道のりだったから、しばらくの休養が必要だね。素晴らしい12年のプロ人生には満足しているよ。」
サフィンは、試合中に感情をリアルに表現することでも有名な選手で、時にはラケットを割ったりと乱暴な表情も見せたり、審判に食いかかったりもしたけど、実は審判達からの評判は決して悪くはなかったんだとか。
コート外では審判員達をファーストネームで呼んで(海外では苗字で呼ぶとよそよそしい)、親しみを表して交流を持っていたりって話しを耳にしたことがあります。キャラクター的にもユニークで、個性的な選手がもう見られなくなってしまうのね。
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USオープン大会3日目で、人生最後のグランドスラムを戦った戦士がいました。今季限りでの引退を表明しているファブリス・サントロとマラット・サフィンのお二人。初戦の1回戦に臨んだけど、いずれも負けちゃってグランドスラムのシングルス大会に幕を閉じました。
36歳のサントロは1989年にプロになって、今年で何と21シーズン目を送っていたの。2009年7月13日のブログにも書いたけど、本当は去年のシーズンで引退しようと思っていたのに、7月6日からの『キャンベル殿堂テニス選手権』で2連覇を達成しちゃって、また今年も帰ってくるって約束を実行うるために、1シーズン延ばしたのよね。
そんな彼は、このUSオープンが自身18回目でグランドスラムでは69回目の出場で、これはプロテニスのオープン化以降、男子の記録となっております。
「16歳でプロになってから、20年後にもまだプレーしているなんて想像もしていなかったよ。1989年の全仏オープンが初めてのグランドスラムの舞台だった。5年前、10年前、15年前もテニスへの情熱は変わっていなかった。」って長いキャリアを振り返ってました。
フォアもバックも両手打ちと、男子テニスでは異色のプレースタイルのサントロは、シングルスはもちろん、ダブルスでもその絶妙なテクニックで成績を上げ、”マジシャン”と呼ばれていたの。
そんな彼は自叙伝の執筆を終えていて、『My Two Hands(僕の両手)』と題されて出版されることが決まっているんだって。その本については「選手生活中に常に”君は人と違う”とか”プレーが違う”って言われていたんだ。僕のテニスへの考え方が他とは違うって。だからそれを説明したかったのさ。」って語ってるの。
それはちょっと興味があるわね。英語でも出版されるか本人も分かっていないって言うから、日本で日本語での出版はちょっと厳しいかも知れないわね。もし出たら是非読んでみたいわ。
それから元世界ランク1位の29歳のサフィン。引退への気持ちは「テニスがつまらなくなったんじゃないよ。十分だって感じたんだ。やり遂げたいことをやり遂げられたし、何か別なことにトライしたいって思ったのさ。」って、テニスとは違った人生を選択したみたいね。
「これが最後さ。もっと良い終わり方もあったかもしれないけど、十分さ。今はテニス選手後の人生を期待しているんだ。だから何も後悔していないし、今はもう負けることを気にしてはいない。」って、最後の試合について語って、後悔はないみたいね。
「テニス・シーンからちょっと離れて、何か全く違うことをやってみたいんだ。それを考える時間はたっぷりある。ここまではとても長い道のりだったから、しばらくの休養が必要だね。素晴らしい12年のプロ人生には満足しているよ。」
サフィンは、試合中に感情をリアルに表現することでも有名な選手で、時にはラケットを割ったりと乱暴な表情も見せたり、審判に食いかかったりもしたけど、実は審判達からの評判は決して悪くはなかったんだとか。
コート外では審判員達をファーストネームで呼んで(海外では苗字で呼ぶとよそよそしい)、親しみを表して交流を持っていたりって話しを耳にしたことがあります。キャラクター的にもユニークで、個性的な選手がもう見られなくなってしまうのね。