2009年09月03日
人生後のグランドスラム

一日一回クリックしてねん


USオープン大会3日目で、人生最後のグランドスラムを戦った戦士がいました。



36歳のサントロは1989年にプロになって、今年で何と21シーズン目を送っていたの。


そんな彼は、このUSオープンが自身18回目でグランドスラムでは69回目の出場で、これはプロテニスのオープン化以降、男子の記録となっております。

「16歳でプロになってから、20年後にもまだプレーしているなんて想像もしていなかったよ。1989年の全仏オープンが初めてのグランドスラムの舞台だった。5年前、10年前、15年前もテニスへの情熱は変わっていなかった。」って長いキャリアを振り返ってました。

フォアもバックも両手打ちと、男子テニスでは異色のプレースタイルのサントロは、シングルスはもちろん、ダブルスでもその絶妙なテクニックで成績を上げ、”マジシャン”と呼ばれていたの。

そんな彼は自叙伝の執筆を終えていて、『My Two Hands(僕の両手)』と題されて出版されることが決まっているんだって。


それはちょっと興味があるわね。


それから元世界ランク1位の29歳のサフィン。


「これが最後さ。もっと良い終わり方もあったかもしれないけど、十分さ。今はテニス選手後の人生を期待しているんだ。だから何も後悔していないし、今はもう負けることを気にしてはいない。」って、最後の試合について語って、後悔はないみたいね。

「テニス・シーンからちょっと離れて、何か全く違うことをやってみたいんだ。それを考える時間はたっぷりある。ここまではとても長い道のりだったから、しばらくの休養が必要だね。素晴らしい12年のプロ人生には満足しているよ。」
サフィンは、試合中に感情をリアルに表現することでも有名な選手で、時にはラケットを割ったりと乱暴な表情も見せたり、審判に食いかかったりもしたけど、実は審判達からの評判は決して悪くはなかったんだとか。

コート外では審判員達をファーストネームで呼んで(海外では苗字で呼ぶとよそよそしい)、親しみを表して交流を持っていたりって話しを耳にしたことがあります。

