ピンキーズ・リマークス 毒舌ライター・ピンキーによるテニスニュース、コラム、その他諸々。

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現在行われているＵＳオープンの３回戦で、世界ランク１位のロジャー・フェデラーに１４連敗目を喫した元世界ランク１位のレイトン・ヒューイット。彼は今季限りで引退するマラット・サフィンの１つ下でお互いかつて、世界のトップを争っていたこともあり、同じように引退への質問を浴びせられることもしばしば・・・。

去年受けた臀部の手術から復帰してきたヒューイットは、ＵＳオープンの敗戦後、引退について言及していたの。２００１年の同大会チャンピオンである彼は「もしまたやりたいって思わなかったら、手術なんてしていないよ。」って、まだまだやる気が強い気持ちを表してました。

今季はトップ１００圏外から現在の３２位にまで上昇させたヒューイットは、ＵＳオープン後の秋のシーズンをフルに戦う予定みたい。去年のその頃は術後のリハビリに明け暮れていたの。

「プロとしてプレーしたいって思わなかったら手術は受けなかった。日常生活にはさほど支障がないから、のんびりゴルフでもしていたかもしれないよ。毎週行われる大会で、トップ選手達へ挑戦を続けるために手術をしたんだ。ロジャーのような選手へチャレンジできる、こんな大会への出場はやる気を高めてくれるのさ。そこに自分のモチベーションがあるんだ。」

って、負けはしたけど、その舞台に立つことへの気持ちの高さは確かなようね。秋のシーズンは失うポイントがないから、勝利を上げられたらその全てがランキングに反映されるし、どんどん上がる可能性が高いわね。どこまでランキングを戻せるかしら？






今季今一つ不振にあえいでいるジェームズ・ブレークは、更なる不運に見舞われてしまったようなの。ＵＳオープンの３回戦で敗退しちゃった彼は、その試合で新たに足に怪我を負ってしまったらしいの。

「捻挫だと思うんだ。靭帯を痛めてしまったらしい。きっとサーブを打った時にしてしまったようだ。それ以外には思い当たらないからね。どんどん悪くなる一方なのさ。」

今季の序盤でも足を痛めて、思うような結果を出せずにいた彼なんだけど、「残念ながら、それがスポーツさ。どれくらいか分からないが、しばらく休むよ。トレーナーの指示に従うさ。このＵＳオープンで久しぶりに自分らしいテニスができていたのに。」

ＵＳオープン前は、ウィンブルドン前哨戦の決勝での負けから、デビスカップを含めて５試合連続敗けを喫していたブレーク。復調の兆しと共に、新たな怪我をしてしまうなんて・・・。２００９年のシーズンはゆっくり休みなさいってことなのよ、ジェームズ！２０１０年へ向けて、治療と体作りに専念するように気持ちの切り替えをしましょうね。