2009年07月13日
偉大なサントロと、セリーナの不服
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今季限りで引退を決めているベテランのファブリス・サントロ。先週行われた『キャンベル殿堂テニス選手権』でベスト4入りしたけど、これまで2連覇中だった相性の良い大会だったの。
彼は本当は去年のシーズンで引退しようかって考えていたんだけど、2007年に優勝していた同大会に去年出場した時に、冗談のつもりで主催者に「今年も優勝したらまた来年も戻ってくるよ」って約束しちゃったの。
そしたらまさかの2連覇を達成しちゃって、引退を1年延ばしたって嘘みたいな本当の話しがあったのよね。今年の12月で37歳になる彼は、プロデビューしてから今年で20年目の大ベテラン。
そんな彼は、これまで男子テニス史上、世界ランク1位になった24人中、20人と対戦した経験を持っているんだって。ちなみに、対戦しなかった4人は、イリー・ナスターゼ、ジョン・ニューコム、ビヨン・ボルグ、ジョン・マッケンローなんだって。
残りのシーズンも元気一杯にダブルハンド・ショットとマジシャンって異名を持つテクニックを存分に披露してもらいましょう!!!
ウィンブルドンで姉妹対決を制して優勝したセリーナ・ウィリアムズが、またしても(?)実質の世界1位は自分だって語ってるの。
「4大大会中3度の優勝を飾ったら、きっと自分だったら自分が世界1位だって思うはずよ。でも実際のWTAツアーはそうじゃないの。私のモチベーションは、USオープンでまた優勝して、世界ランク2位の座に居続けること何て、ショックだわ。でもそれが現実なの。だったらビッグタイトルを1つも持たないで世界ランク1位でいるより、3つ持って2位でいる方がまだマシ。もちろん、サフィーナはローマやマドリッドで優勝したりして、1位にいるためにそれなりの成績を残してはいるけどね。」
って・・・この1年間で、4回あるグランドスラム中3大会で優勝したら、そりゃあ自分が事実上の1位だって言いたくもなるのは、納得だけどね。
でも、そんなセリーナの発言に、テニス・ライターのクリス・ゴールドスミス氏はこう反論してます。
「グランドスラムで3度の優勝を飾り、未だに世界ランク2位にいることにセリーナはそれほど満足はしていないだろう。ただ、彼女はランキング・システムで見落としている点がある。ランキングと言うのは、過去52週(1年間)の積み重ねで決められていると言う事。去年のポイントを失い、今年のポイントが新に加算される。」
「もちろんグランドスラムのポイントは大きい。優勝すると2000ポイントが加算されて、次に大きい大会の優勝ポイントは1000ポイントだからね。セリーナは、3度の優勝と1度(全仏)のベスト8で、サフィーナは2度の準優勝と2度のベスト4。サフィーナも十分安定した成績なんだ。今年のクレーシーズンを振り返ってみても、セリーナはマドリッド、マーベラ、ローマと1回戦負けと、サフィーナほど安定した成績が残せていないのが事実なんだ。」
今のポイントを見ると、1位のサフィーナはこの1年間で19大会に出場して10521ポイント、セリーナは17大会で8758ポイント。ポイント差は歴然なのよね。ま正直、決まったシステム上で出された結果だから、いくらセリーナが苦言を発してもどうにもならないわよね。。。
イェレーナ・ヤンコビッチが1位になった時も、彼女がメジャータイトルがないことを、かなり叩かれたりもしたのよね。メジャー大会のポイントが大きいのにも関わらず、そこで優勝した選手が1位になれないってことは、他の大会での取りこぼしが多いってことだろうからね。
つまりは、年間通して安定した成績を残す方が、難しいってことなんじゃないかしら。そしてどのサーフェースでも成績が残せないとってことにも通じるのかもね。
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今季限りで引退を決めているベテランのファブリス・サントロ。先週行われた『キャンベル殿堂テニス選手権』でベスト4入りしたけど、これまで2連覇中だった相性の良い大会だったの。
彼は本当は去年のシーズンで引退しようかって考えていたんだけど、2007年に優勝していた同大会に去年出場した時に、冗談のつもりで主催者に「今年も優勝したらまた来年も戻ってくるよ」って約束しちゃったの。
そしたらまさかの2連覇を達成しちゃって、引退を1年延ばしたって嘘みたいな本当の話しがあったのよね。今年の12月で37歳になる彼は、プロデビューしてから今年で20年目の大ベテラン。
そんな彼は、これまで男子テニス史上、世界ランク1位になった24人中、20人と対戦した経験を持っているんだって。ちなみに、対戦しなかった4人は、イリー・ナスターゼ、ジョン・ニューコム、ビヨン・ボルグ、ジョン・マッケンローなんだって。
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ウィンブルドンで姉妹対決を制して優勝したセリーナ・ウィリアムズが、またしても(?)実質の世界1位は自分だって語ってるの。
「4大大会中3度の優勝を飾ったら、きっと自分だったら自分が世界1位だって思うはずよ。でも実際のWTAツアーはそうじゃないの。私のモチベーションは、USオープンでまた優勝して、世界ランク2位の座に居続けること何て、ショックだわ。でもそれが現実なの。だったらビッグタイトルを1つも持たないで世界ランク1位でいるより、3つ持って2位でいる方がまだマシ。もちろん、サフィーナはローマやマドリッドで優勝したりして、1位にいるためにそれなりの成績を残してはいるけどね。」
って・・・この1年間で、4回あるグランドスラム中3大会で優勝したら、そりゃあ自分が事実上の1位だって言いたくもなるのは、納得だけどね。
でも、そんなセリーナの発言に、テニス・ライターのクリス・ゴールドスミス氏はこう反論してます。
「グランドスラムで3度の優勝を飾り、未だに世界ランク2位にいることにセリーナはそれほど満足はしていないだろう。ただ、彼女はランキング・システムで見落としている点がある。ランキングと言うのは、過去52週(1年間)の積み重ねで決められていると言う事。去年のポイントを失い、今年のポイントが新に加算される。」
「もちろんグランドスラムのポイントは大きい。優勝すると2000ポイントが加算されて、次に大きい大会の優勝ポイントは1000ポイントだからね。セリーナは、3度の優勝と1度(全仏)のベスト8で、サフィーナは2度の準優勝と2度のベスト4。サフィーナも十分安定した成績なんだ。今年のクレーシーズンを振り返ってみても、セリーナはマドリッド、マーベラ、ローマと1回戦負けと、サフィーナほど安定した成績が残せていないのが事実なんだ。」
今のポイントを見ると、1位のサフィーナはこの1年間で19大会に出場して10521ポイント、セリーナは17大会で8758ポイント。ポイント差は歴然なのよね。ま正直、決まったシステム上で出された結果だから、いくらセリーナが苦言を発してもどうにもならないわよね。。。
イェレーナ・ヤンコビッチが1位になった時も、彼女がメジャータイトルがないことを、かなり叩かれたりもしたのよね。メジャー大会のポイントが大きいのにも関わらず、そこで優勝した選手が1位になれないってことは、他の大会での取りこぼしが多いってことだろうからね。
つまりは、年間通して安定した成績を残す方が、難しいってことなんじゃないかしら。そしてどのサーフェースでも成績が残せないとってことにも通じるのかもね。