2009年07月06日
壮絶な男子決勝戦

一日一回クリックしてねん



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正直、そこまで競ると思いませんでした。



普段のフェデラーだと、数少ないチャンスを物にして勝利を上げるわ。



日本ではよく「ピンチの後にチャンスあり」って言うけど、その通り、次の第12ゲームでロディックはフェデラーから握ったブレークポイント(同時にセットポイント)を1本で物にして、第1セットを先取したの。

逆に第11ゲームで先にフェデラーがブレークしてたら、勢いのまま第1セットを取っていたかな~って。


それから、第2セットのタイブレークで見せたフェデラーの凄さ。


続く第3セットもタイブレークで落としたロディックだったけど、ちょっとしたフェデラーの隙を突いてフルセットへ持ち込んだのは、これもロディックの成長の証しでしょう。

何度も伝えられたのは、シーズンオフ中に奥さんのブルックリン・デッカーさんと彼のテニスの事で話し合いを持った結果、またモチベーションを高め現在に至っているんだとか。一時は引退まで考えたみたいね。

つまり、生まれ変わったロディックがそこにいたってことなんじゃないでしょうか。



試合以外で驚いたのは、第1セットの第3ゲームが終わった時のコートチェンジの時に、ピート・サンプラスが奥さんと共に会場へ入ってきたこと。


フェデラーはこの優勝で、そのサンプラスが持つグランドスラム優勝記録の14を抜いて、15回目のタイトルとなり、今日発表の世界ランクではラファエル・ナダルを抜いて、再び世界1位の座へ返り咲きましたね。

ロディックも、トップ10にはいながらも、去年のウィンブルドンではまさかの2回戦敗退だったりと、アップダウンのある成績だったけど、久々の大舞台での決勝進出でしたね。


あの壮絶な決勝戦は、お互いのサーブをキープしなければいけないと言う緊張感を、あれだけ長い間持ち続けるって言うのは、両者相当の精神力だったんじゃないかしら?


また決勝戦をゆっくり見たいな~って思います。

