2011年08月20日
ナダルの火傷&モーヤのシニア・ツアー

一日一回クリックしてねん


今週アメリカはシンシナティで行われている男子マスターズ1000大会の『ウェスタン&サザン・オープン』に第2シードで出場中のラファエル・ナダルは、シンシナティ入りしてから、日本の鉄板焼きレストランにチーム・スタッフと食事に行ったんだって。

アメリカにある鉄板焼きレストランでは、シェフが目の前でステーキを焼いてくれるパフォーマンスを見せてくれるのがほとんど。そのレストランもそんな感じのもので、目の前でお肉を焼いてくれて、それを各お客さんへ出すためのプレートに分けてサービスしてくれるようなものだったらしいわ。

そこで出されたプレートは、もちろんステーキがアツアツで食べれるように、鉄板と同じくらい熱しているものなんだけど、何とナダルはその鉄板を触ってしまったんだって!

もちろん指に火傷を負ってしまったんだけど、最初はチーム・スタッフも冗談かと思っていたら、段々指に水膨れが・・・。元来右利きのナダルは、右手の人差指と中指の先に火傷を負ってしまったの。

幸いなことにナダルのプレーは左利き。サーブのトスを上げる時と、バックハンドを打つ時に左手を使うけど、彼は右手の人差指と中指にがっちりテーピングをして今週の試合に臨んでいたの。

その影響があったかなかったか・・・昨日の準々決勝ではマディ・フィッシュにストレートで負けちゃいましたね。まあそれには前日の疲労が大きな原因だって言われているわ。

まずシングルスではフェルナンド・ベルダスコと3時間38分の接戦を行った後に、ダブルスに登場。70分の試合を行っていたの。ダブルスは負けちゃったけどね。つまり2試合で約5時間の試合をしたことから、その疲れが取れていなかったって。ナダルも人間なんですよね(笑)。

ところで、練習ではなくプライベートの外出で怪我を負ったのはここ最近では3人目。去年ウィンブルドン優勝直後にドイツはミュンヘンのレストランで割れたグラスで足を切ってしまったセリーナ・ウィリアムズと、今年の4月に甥の結婚式で捻挫をしてしまったキム・クレイステルス。

そう考えると選手達は、練習している時だけじゃなくて、プライベートでも気を付けないといけないわね。スポーツ選手はちょっとした怪我でも結果に影響するかも知れないから、特に注意が必要ね。

昨日から始まったATPツアーが統括する男子シニア・ツアーの『ATPチャンピオンズ・ツアー』に出場予定だったジョン・マッケンローが怪我のために欠場を申し入れたために、代わってカルロス・モーヤが出場することになったの。

去年のシーズンを最後に15年の現役生活にピリオドを打ったモーヤは、今年の5月のコロンビア大会でシニア・ツアーへのデビューを果たし準優勝。翌週のブラジルはサンパウロ大会では見事な優勝を飾っていたの。

昨日の19日から21日まで行われる今回の大会はベルギーで開催されており、グループBにいるモーヤはアンリ・ルコント、ガイ・フォルジとラウンドロビンを行います。グループAにはビヨン・ボルグ、マッツ・ビランデル、リチャード・クライチェックが出場してます。

マッケンローは先週トロントで行われた女子大会でのイベントとして、マイケル・チャンとシングルスの試合をしている最中に左足ハムストリングに怪我を負ってしまったのよね。それでもマッケンローはベルギーに飛んで、大会をサポートしているみたい。

「ずっと治療しているけど、試合には間に合いそうにないよ。ベルギーでプレー出来なくなってしまったことは残念でのらないが、それでも喜んでベルギーほ行き、大会をサポートしたいって思っているんだ。現地に行くことでスポンサーに会ったり大会が主催者するチャリティーに参加もできるし、何よりベルギーのテニスファンにも会えるからね。」ってマッケンローは語ってました。彼の人柄が分かりますね。

大会の試合結果はまた、来週にでもご報告しま~っす。

コメント
この記事へのコメントはありません。