2013年09月14日
東京に新しいWTA大会が!!!

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毎年USオープンへ向けて行われる北米でのハードコート・ツアーの1つで7月下旬にアメリカはカリフォルニア州サンディエゴ近郊のカールスバッドで行われていたプレミア大会の『サザン・カリフォルニア・オープン』が来年から東京へ移動して開催される事が決まったんだって。もちろん開催時期は変更されて、来年の9月15日の週に開催が決まっているみたい。

『サザン・カリフォルニア・オープン』のオーナーの“オクタゴン”は東京で開催される新しい大会のオーナーも続けて行くらしいんだけど、また開催する会場などははっきり決まっていないんだって。

先日決定した2020年のオリンピック開催地が東京に決まった事で、オリンピックへ向けてテニス会場になるであろう有明コロシアムもリニューアルされると考えられていて、そのオリンピックへ向けての会場を使用するのではって見られているの。

東京で唯一開催されていたWTA大会のプレミア5大会である『東レ・パンパシフィック・オープン』も来年からはリー・ナの出身地である中国の武漢での大会へ売られてしまっていたんだけど、東京オリンピックの開催も決まった事も影響していると思うんだけど、新しい大会がまた東京で開催される事になったわ。

この決定で、今まで『サザン・カリフォルニア・オープン』の1週前にカリフォルニア州スタンフォードで行われていた『バンク・オブ・ウエスト・クラシック』が1週後ろへずれる事になって、2014年はウィンブルドンが終了してからアメリカの大会が始まるまで3週間も間があいてしまう結果になってしまうの。

でも2015年にはウィンブルドンが1週間後ろへずれる予定になっていて、全仏オープンとウィンブルドンの期間が今までの2週間から3週間へ広がって、ウィンブルドンから北米のハードコート・シーズンもそれに伴って2週間に戻る計算になるんだって。

南カリフォルニアは以前から今でもテニス愛好家が多く、過去にもたくさんのテニス選手を輩出した地域なの。ヴィーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹や、ピート・サンプラス、マイケル・チャン、リンゼイ・ダベンポートなどなど。

でもここ数年でプロ大会が消滅しちゃってるのが現実。今回のカールスバッド、ロサンゼルスで行われていたWTA大会、同じロサンゼルスでのATP大会もなくなってしまったの。そのロサンゼルスは、2002年から2005年には女子ツアー最終戦も行われてい街でもあったのにね。

女子ではまだセリーナが世界1位に君臨しているけど、アメリカ男子テニスは低迷を続けているのも、大会が減ってしまっている事に起因しているのでは。

そしてこのカールスバッド大会だけじゃなくて、USオープン前週にコネチカット州ニューヘブンで行われている女子大会も今は開催が危ぶまれていて、来年のスポンサーが見付かっていない状態だとか。

同じ週に行われる男子のウィンストン・セーラム・オープンのオーナーが、この女子大会も買い取って、男女共同大会にしようと言う試みをしたんだけど、男子テニス協会のATPから許可が下りなかったんだって。

もちろんニューヘブン大会のオーナーも今まで通りの開催を希望していて、全米テニス協会だって、この大会までもアメリカ国外への流出は避けたいって切に願っているのは言うまでもないわね。

今後もアメリカでの大会が減ってしまわないと良いけどね。
