2013年05月02日
癌から生還しチャリティを開催
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オーストリア出身の双子の姉妹、クレメンシッツ姉妹の事は、この2008月4月10日のブログで初めて紹介しました。この二人は、ブライアン兄弟のように一緒にダブルスを組んでITFのサーキットからWTAツアーを回っていたんだけど、二人同時に癌を宣告されてしまったの。
ダニエラとサンドラの姉妹だけど、その時のブログでは、選手などの願いが届かずダニエラが亡くなってしまった事をお伝えしましたね。そして2008年7月4日のブログでは、サンドラが復帰を果たした事もお伝えしました。
そしてそのサンドラは、今週行われているポルトガル・オープンにポーランドのカタリーナ・ピテールと組んで出場。1回戦では第3シードのナタリー・グランディン/ヴラディミラ・ウリロワ組を下してベスト8入り。今夜その準々決勝に登場します。
そんな彼女は現地水曜日に、癌に苦しむ若者のために立ち上げたチャリティの事を大会会場で説明してました。『トゥギャザー・ウィー・アー・ストロング』(力を合わせて皆強くなろう・・・とでも訳しましょうか)と呼ばれるそのチャリティは、亡くなったダニエラの意思をついで立ち上げられたんだって。
「癌だと診断された時には、この癌は治らないとの説明も受けました。もう残りの人生はわずかだと思って、本当にショックでした。自分の人生を真剣に考え始め、“どうして私達なの?何か悪い事でもした?”って何度も問いかけたものです。数えきれないような思いが通り過ぎました。」と、その時の事を思いだしてサンドラは語っていました。
「自分に取っても家族に取っても本当に辛い時期でした。普通の生活に戻る事は、本当に難しかったのです。色々な手術を受けて私は回復へ向かいましたが、ダニエラを亡くしてもいましたし、またテニスをする事もとても困難でした。ダニエラは私の分身です。彼女が亡くなった時は、自分の中の何かが失われた気持ちでした。」と、悲しい日の気持ちを明かしてました。
でも、そんなダニエラがサンドラにエネルギーも与えてくれていたんだって。
「ダニエラが他界する直前に彼女と約束したのです。戦い続け、決して諦めず、常に前向きな気持ちでいるんだと。ダニエラはいつも前向きな考え方をしていましたし、人を勇気づける女性でした。その思いが、テニスを再開する気持ちを導いたのです。彼女のためにも。」
そして、サンドラが復帰戦のパートナーだったマーレン・ワインガートナーも復帰へ導いた人物でもあったんだって。
「マーレンとは、彼女がテニスコーチへの勉強をしている時に知り合いました。そして一緒に組んで大会へ出場しようと話しをしたのです。重く考えずに楽しみながらプレーしようと言うのが始まりでした。そして復帰戦となった祖国オーストリアはバッド・ガスタインに一緒に出場したのです。それは本当に大きな思い出です。バッド・ガスタインは自分に取って特別な場所なのです。」
その後クレメンシッツは、ITFサーキットでは18回のダブルス優勝を飾り、WTA大会でも自身2度目となる準優勝を飾っているのよね。
『トゥギャザー・ウィー・アー・ストロング』は、11月9日の土曜日にオーストリアはアニフで開催され、テニスのチャリティ・エキシビションなどに加えて、夕食や演奏なども行われる盛大なものになるんだって。
「癌に苦しむ若者を助けるためのチャリティ・イベントは、ダニエラの特別な思いでもあります。今年で3回目となるこのチャリティですが、これを実現するに当たっては、沢山の人の助けがあって本当に感謝しています。このチャリティの立ち上げを手助けしてくれたバーバラ・シェット、そしてバーバラ・シュワルツ、元コーチのジェラルド・マンデル、家族や友達。本当に多くの人が助けてくれたのです。多すぎて一人一人の名前をあげられません。」とサンドラは、感謝の気持ち語ってました。
癌を宣告されてツアー離脱を余儀なくされた選手は、これまでもクレメンシッツ以外にも何人かいますね。そのほとんどが治療のお陰で復帰を果たしています。でもダニエラのように、願いが届かないケースもあります。
オーストリアから遠く離れた日本からも、何とか力になりたいなって思うPinkyです。
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オーストリア出身の双子の姉妹、クレメンシッツ姉妹の事は、この2008月4月10日のブログで初めて紹介しました。この二人は、ブライアン兄弟のように一緒にダブルスを組んでITFのサーキットからWTAツアーを回っていたんだけど、二人同時に癌を宣告されてしまったの。
ダニエラとサンドラの姉妹だけど、その時のブログでは、選手などの願いが届かずダニエラが亡くなってしまった事をお伝えしましたね。そして2008年7月4日のブログでは、サンドラが復帰を果たした事もお伝えしました。
そしてそのサンドラは、今週行われているポルトガル・オープンにポーランドのカタリーナ・ピテールと組んで出場。1回戦では第3シードのナタリー・グランディン/ヴラディミラ・ウリロワ組を下してベスト8入り。今夜その準々決勝に登場します。
そんな彼女は現地水曜日に、癌に苦しむ若者のために立ち上げたチャリティの事を大会会場で説明してました。『トゥギャザー・ウィー・アー・ストロング』(力を合わせて皆強くなろう・・・とでも訳しましょうか)と呼ばれるそのチャリティは、亡くなったダニエラの意思をついで立ち上げられたんだって。
「癌だと診断された時には、この癌は治らないとの説明も受けました。もう残りの人生はわずかだと思って、本当にショックでした。自分の人生を真剣に考え始め、“どうして私達なの?何か悪い事でもした?”って何度も問いかけたものです。数えきれないような思いが通り過ぎました。」と、その時の事を思いだしてサンドラは語っていました。
「自分に取っても家族に取っても本当に辛い時期でした。普通の生活に戻る事は、本当に難しかったのです。色々な手術を受けて私は回復へ向かいましたが、ダニエラを亡くしてもいましたし、またテニスをする事もとても困難でした。ダニエラは私の分身です。彼女が亡くなった時は、自分の中の何かが失われた気持ちでした。」と、悲しい日の気持ちを明かしてました。
でも、そんなダニエラがサンドラにエネルギーも与えてくれていたんだって。
「ダニエラが他界する直前に彼女と約束したのです。戦い続け、決して諦めず、常に前向きな気持ちでいるんだと。ダニエラはいつも前向きな考え方をしていましたし、人を勇気づける女性でした。その思いが、テニスを再開する気持ちを導いたのです。彼女のためにも。」
そして、サンドラが復帰戦のパートナーだったマーレン・ワインガートナーも復帰へ導いた人物でもあったんだって。
「マーレンとは、彼女がテニスコーチへの勉強をしている時に知り合いました。そして一緒に組んで大会へ出場しようと話しをしたのです。重く考えずに楽しみながらプレーしようと言うのが始まりでした。そして復帰戦となった祖国オーストリアはバッド・ガスタインに一緒に出場したのです。それは本当に大きな思い出です。バッド・ガスタインは自分に取って特別な場所なのです。」
その後クレメンシッツは、ITFサーキットでは18回のダブルス優勝を飾り、WTA大会でも自身2度目となる準優勝を飾っているのよね。
『トゥギャザー・ウィー・アー・ストロング』は、11月9日の土曜日にオーストリアはアニフで開催され、テニスのチャリティ・エキシビションなどに加えて、夕食や演奏なども行われる盛大なものになるんだって。
「癌に苦しむ若者を助けるためのチャリティ・イベントは、ダニエラの特別な思いでもあります。今年で3回目となるこのチャリティですが、これを実現するに当たっては、沢山の人の助けがあって本当に感謝しています。このチャリティの立ち上げを手助けしてくれたバーバラ・シェット、そしてバーバラ・シュワルツ、元コーチのジェラルド・マンデル、家族や友達。本当に多くの人が助けてくれたのです。多すぎて一人一人の名前をあげられません。」とサンドラは、感謝の気持ち語ってました。
癌を宣告されてツアー離脱を余儀なくされた選手は、これまでもクレメンシッツ以外にも何人かいますね。そのほとんどが治療のお陰で復帰を果たしています。でもダニエラのように、願いが届かないケースもあります。
オーストリアから遠く離れた日本からも、何とか力になりたいなって思うPinkyです。