2008年09月09日
ブーイングの嵐!

一日一回クリックしてねん







その男子シングルスで、会場から大ブーイングをくらった選手がいたのをご存知???



それにはこんな背景があったの。



でもジョコビッチは、2005年のUSオープンの1回戦で、ガエル・モンフィスと対戦した時、フルセットにもつれ込む接戦だったの。


実際ITOを取る機会の多いジョコビッチは、ITOの悪い癖があるとレッテルを貼られてしまっていて、今年のUSオープンの4回戦でも、トミー・ロブレドとのフルセットの接戦中にまた何度もITOを取り、ロブレドを怒らせてしまったの。

試合後ロブレドは怒り露に記者会見に現れ、臀部が痛い、胃が痛いと、右足首をひねったと、何度もITOを取ったジョコビッチに、「自分だってどれだけ体中が痛かったか。でも、タイム・アウトなんて取らなかった!」と、不満をぶつけていたの。

ロディックはジョコビッチ戦の前のインタビューで、ジョコビッチのITOについて質問されて、ロディックらしいジョークで、「彼はサーズに鳥インフルエンザに咳きや熱などを加えると、16箇所の怪我を負っているんじゃないの」って答えていたことに対して、ジョコビッチが試合後のコートサイドでのインタビューで触れたから、会場はブーイングの嵐となったの。

ロディックとの試合では確かにITOは取らなかったけど、もちろん、地元の期待を背負うロディックだから、会場の観客のほとんどがロディック・ファンであるのは仕方ないけど、勝ったジョコビッチは試合直後の勝利者インタビューでこう言っていたの。

「アンディが僕が16箇所も怪我をしていると行ったけど、明らかにそうじゃないよ。“(インタビュアー)前の試合ではそう見えたけど。”(会場はブーイングが始まる)そう見えても、そうじゃなかったんだ。分かっているよ。みなさんは僕が怪我なんかしなくて、嘘を付いているって思っていることは。(大きくなるブーイング)でも、たくさんの人の前で、僕が16個所も怪我をしていて、それは嘘じゃないかなんて言うのは、どうあっても良くないことだよ。(さらにブーイングは高まる)」
去年、ジョコビッチは試合が行われなかった会場で、客席に残っていたファンへ、シャラポワやロディック、ナダルなどの物真似をして、たいくつしているファンを楽しませて、多くのファンをつかまえたのが嘘のような光景ね。

日本期待の錦織圭君もよくITOを取るけど、彼の場合、明らかに怪我をしてのタイム・アウト。




勝つためには手段を選ばない・・・それじゃ、とても品格のないスポーツになっちゃいそうね。

