2011年12月08日
チャクエタゼの過去&サフィンが政治家に
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元世界ランク5位のアンナ・チャクエタゼは、そのブレーク・シーズンとなった2007年以来、低迷が続いていたんだけど、それにはこんな事件があったなんて・・・。それは自己最高位を記録した2007年のシーズンが終わった12月のこと。
モスクワにある彼女の自宅に数人の強盗が押し入ったの。チャクエタゼのお父さんのドゥジャマール氏はその強盗に襲われて、激しい暴力を振るわれたんだって。そしてその後、2度の手術をようする大怪我を負ってしまったの。
チャクエタゼは今でも悪夢にうなされることがあるらしくい、その事件が起きた早朝の3時頃になると、いつも悪夢に飛び起きてしまうんだって。
6人の強盗は、現金や貴金属など26万ドル(約2千万円)にも及ぶ盗みを働き、加えてチャクエタゼが身に付けていたロレックスの腕時計を奪い取るために、彼女にも暴力を加えたんだって。その時に受けた暴力で、手首に怪我を負ってその後の彼女のテニス人生に影響を与えることになってしまったらしいわ。
そのロレックスの腕時計は、強盗が襲った前日にベルギーで行われたエキシビションに出場した時に、彼女へ贈られたものなの。
そして恐ろしいことにその強盗は、「このままテニスを続けたら、また来るからな!」と言い放って去って行ったんだって!!!
当時20歳のチャクエタゼはその年は、シンシナティとスタンフォードで優勝し、サンディエゴではヴィーナス・ウィリアムズも下し、その後のUSオープンではベスト4入りする活躍を見せたの。
翌年もそこそこの成績は残して、世界ランク18位でシーズンを終えたけど、その後は怪我や病気に悩まされて満足にツアーを回ることが出来ずにいたの。そして彼女のお父さんは、チャクエタゼは未だに強盗に襲われた被害者としてのトラウマに悩まされているって語ってます。
9月27日のブログで紹介したけど、チャクエタゼはロシア下院の選挙に立候補していたの。でも、彼女は当選することは出来なかったらしいわ。
今季はウィンブルドン以降、大会に出場していない彼女。体調不良からのめまいに襲われているって言うのがツアー離脱の理由だったんだけど、それもその時の強盗に襲われたことからのPTSD(心的外傷後ストレス障害)のようなものが原因かも知れないわね。
今年は8大会、14試合しか出場していない彼女は、現在は世界ランク229位にまで下がってしまったけど、今は2012年へ向けてツアー復帰を考えているんだって。
怪我や病気でツアー離脱した選手に取られる特別措置としてのスペシャル・ランキングを使って、全豪オープンの前哨戦であるモーリラ・ホバート国際に出場する意向を明らかにしてます。心の怪我が癒えて、再び世界のトップへ返り咲いて欲しいですね。
そしてロシアの選挙と言えば、10月28日のブログでお伝えした元世界ランク1位のマラット・サフィンも、チャクエタゼ同様、ロシア下院へ立候補していたの。先日行われた選挙で彼は、ロシア連邦議会の下院議員に当選したんだって。
サフィンは、モスクワから約500キロ離れたロシア第5の都市であるニージニー・ノブゴロドがあるニージニー・ノブゴロド地区を代表して選出されそうよ。
「この2年間で自分の生活は一変したんだ。ある日突然、真剣な決断を下さなければならない状況になった。とても小さい事から始まったけど、それがとても大きな物になっていったんだ。」
「宣伝をしに右へ左へと飛び回ることも出来たし、セレブの一人として装うことだって出来た。でも、それは本当の自分じゃない。だからそんなことはしなかったし、好きじゃなかった。数ヶ月するべきかするべきじゃないのか考えたけど、今自分がやっていることがはっきりと分かっているし、これをしたいと思えるようになったんだ。」
選挙の結果が出る前に、ATPチャンピオンズ・ツアーで、立候補に至った自分の考えを語っていました。31歳の彼は、新しい議員としての生活は、これまで送って来たプロテニス選手としてのかつての生活に類似する点があるとも語ってました。
「全く新しい靴を履いている感じ。全く新しい生活。スポーツやテニスには全く関係のない考え方や物事の仕方。でも、この2つの違う生活で1つだけ同じものがあるんだ。自分自身の個性を持つ事。強くなければならないし、どこへ向かっているか、何がしたいかをしっかり把握する必要があるし、犠牲も払わなければならない。」
「これから先の5年間は、オフィスに座ってスーツを来て毎日仕事をしなければならない。良い日もあれば悪い日もあるだろうし、これまでコートで戦って来たように、また戦わなければならない。きっと簡単なことじゃないだろうね。」
今までとは全く違う世界へ飛び込んだサフィン。でも、ロシアを代表するアスリートで政治の世界へ飛び込んだのは彼が初めてではないの。器械体操スベトラーナ・コルキナやフィギュアスケーターのアントン・シハルリドゼ、ヘビー級ボクサーのニコライ・ワルーエフなどがいる。
第2の人生のスタートを切ったサフィン。政治家としての活躍も見たいものね!
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元世界ランク5位のアンナ・チャクエタゼは、そのブレーク・シーズンとなった2007年以来、低迷が続いていたんだけど、それにはこんな事件があったなんて・・・。それは自己最高位を記録した2007年のシーズンが終わった12月のこと。
モスクワにある彼女の自宅に数人の強盗が押し入ったの。チャクエタゼのお父さんのドゥジャマール氏はその強盗に襲われて、激しい暴力を振るわれたんだって。そしてその後、2度の手術をようする大怪我を負ってしまったの。
チャクエタゼは今でも悪夢にうなされることがあるらしくい、その事件が起きた早朝の3時頃になると、いつも悪夢に飛び起きてしまうんだって。
6人の強盗は、現金や貴金属など26万ドル(約2千万円)にも及ぶ盗みを働き、加えてチャクエタゼが身に付けていたロレックスの腕時計を奪い取るために、彼女にも暴力を加えたんだって。その時に受けた暴力で、手首に怪我を負ってその後の彼女のテニス人生に影響を与えることになってしまったらしいわ。
そのロレックスの腕時計は、強盗が襲った前日にベルギーで行われたエキシビションに出場した時に、彼女へ贈られたものなの。
そして恐ろしいことにその強盗は、「このままテニスを続けたら、また来るからな!」と言い放って去って行ったんだって!!!
当時20歳のチャクエタゼはその年は、シンシナティとスタンフォードで優勝し、サンディエゴではヴィーナス・ウィリアムズも下し、その後のUSオープンではベスト4入りする活躍を見せたの。
翌年もそこそこの成績は残して、世界ランク18位でシーズンを終えたけど、その後は怪我や病気に悩まされて満足にツアーを回ることが出来ずにいたの。そして彼女のお父さんは、チャクエタゼは未だに強盗に襲われた被害者としてのトラウマに悩まされているって語ってます。
9月27日のブログで紹介したけど、チャクエタゼはロシア下院の選挙に立候補していたの。でも、彼女は当選することは出来なかったらしいわ。
今季はウィンブルドン以降、大会に出場していない彼女。体調不良からのめまいに襲われているって言うのがツアー離脱の理由だったんだけど、それもその時の強盗に襲われたことからのPTSD(心的外傷後ストレス障害)のようなものが原因かも知れないわね。
今年は8大会、14試合しか出場していない彼女は、現在は世界ランク229位にまで下がってしまったけど、今は2012年へ向けてツアー復帰を考えているんだって。
怪我や病気でツアー離脱した選手に取られる特別措置としてのスペシャル・ランキングを使って、全豪オープンの前哨戦であるモーリラ・ホバート国際に出場する意向を明らかにしてます。心の怪我が癒えて、再び世界のトップへ返り咲いて欲しいですね。
そしてロシアの選挙と言えば、10月28日のブログでお伝えした元世界ランク1位のマラット・サフィンも、チャクエタゼ同様、ロシア下院へ立候補していたの。先日行われた選挙で彼は、ロシア連邦議会の下院議員に当選したんだって。
サフィンは、モスクワから約500キロ離れたロシア第5の都市であるニージニー・ノブゴロドがあるニージニー・ノブゴロド地区を代表して選出されそうよ。
「この2年間で自分の生活は一変したんだ。ある日突然、真剣な決断を下さなければならない状況になった。とても小さい事から始まったけど、それがとても大きな物になっていったんだ。」
「宣伝をしに右へ左へと飛び回ることも出来たし、セレブの一人として装うことだって出来た。でも、それは本当の自分じゃない。だからそんなことはしなかったし、好きじゃなかった。数ヶ月するべきかするべきじゃないのか考えたけど、今自分がやっていることがはっきりと分かっているし、これをしたいと思えるようになったんだ。」
選挙の結果が出る前に、ATPチャンピオンズ・ツアーで、立候補に至った自分の考えを語っていました。31歳の彼は、新しい議員としての生活は、これまで送って来たプロテニス選手としてのかつての生活に類似する点があるとも語ってました。
「全く新しい靴を履いている感じ。全く新しい生活。スポーツやテニスには全く関係のない考え方や物事の仕方。でも、この2つの違う生活で1つだけ同じものがあるんだ。自分自身の個性を持つ事。強くなければならないし、どこへ向かっているか、何がしたいかをしっかり把握する必要があるし、犠牲も払わなければならない。」
「これから先の5年間は、オフィスに座ってスーツを来て毎日仕事をしなければならない。良い日もあれば悪い日もあるだろうし、これまでコートで戦って来たように、また戦わなければならない。きっと簡単なことじゃないだろうね。」
今までとは全く違う世界へ飛び込んだサフィン。でも、ロシアを代表するアスリートで政治の世界へ飛び込んだのは彼が初めてではないの。器械体操スベトラーナ・コルキナやフィギュアスケーターのアントン・シハルリドゼ、ヘビー級ボクサーのニコライ・ワルーエフなどがいる。
第2の人生のスタートを切ったサフィン。政治家としての活躍も見たいものね!
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