2013年08月02日
プチュコワに襲った悲劇

一日一回クリックしてねん


現地7月31日にアメリカはワシントンDCで行われたシティ・オープン女子の2回戦で、試合途中で審判から試合続行を認められず敗退しちゃった選手がいたの。それは世界ランク88位のオルガ・プチュコワなの。

プチュコワはパウラ・アルマチェアと対戦していてたんだけど、6ー3、3ー6、1ー4とリードされていた次のゲームで、ポイントを失って立腹したプチュコワが、その怒りをボールにぶつけたんだけど、そのボールがラインパーソンの方へ飛んでいって、膝に思いっきり当たってしまったんだって。

プチュコワから出された声明では、それは全くのアクシデントで、ラインパーソンには本当に申し訳なく思っているとのこと。

「あの時、ボールが行った方には顔を向けていなかったの。わざとやったんじゃなかった。」って、それが本当にアクシデントだったって語っていたの。

女子プロテニス協会役員のメラニー・タッブさんも、それはアクシデントだったようだけど、プチュコワが行った行為は現実のもので、女子ツアーのルール上、試合を続けさせる訳には行かなかったって説明しているの。

「私は100%彼女の言っている事を信用しています。彼女がわざとやってはいないと言う事を。彼女はボールが飛んで行った方向さえ見ていなかったのです。ただ、フラストレーションからボールを打っただけなのです。」
「それでも今回の事は、わざとかそうじゃないかの問題ではないのです。彼女が行った行動の結果がどうだったかなのです。彼女が打ったボールは、確実にラインパーソンに当たり、彼は膝にアザが出来てしまいました。かなりの強さでボールが当たったからです。」
ボールがラインパーソンに当たった直後に主審は、プチュコワへコードバイオレーションを言い渡したんだけど、それからタッブさんを呼び寄せたの。そしてタッブさんは主審、プチュコワ、ラインパーソンと話をしてから、この決断を下したんだって。

「彼女はもちろんわざとやった訳ではないけれど、それでも実際起きてしまったのです。明らかに彼女が放ったボールが人に当たってしまったのです。その事実は、試合を棄権させるに十分な要因です。」
プチュコワはちょっと不運だったかも知れないけど、ボールが実際にラインパーソンに当たってしまったのは、変えられない事実だからね!

今大会プチュコワは、1回戦で第2シードのスローン・スティーブンスを下す金星を飾っていただけに、ちょっともったいない敗戦だったわね!

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