2010年04月24日
ナダルがバルセロナに&エナンの骨折

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スペイン男子テニス界のエースで現在世界ランク3位のラファエル・ナダルは、今週行われているバルセロナ・オープンを欠場しているけど、21日に心不全で亡くなった国際オリンピック委員会の前会長だったファン・アントニオ・サマランチ氏の葬儀に出席するために、バルセロナを訪れたの。

生前サマランチ氏はナダルと親交があったことから、ナダルが敬意を表す意味も込めて棺側付添人(棺を持つ人達)の一人として、木曜日に行われた葬儀に出席して、故人を偲んでいました。

サマランチ氏はテニスへの関心も高く、亡くなる数日前はモンテカルロ・マスターズの決勝戦をテレビで観戦していたほど。


ナダルは「スポーツ競技の世界にとって、とても悲しい1日となりました。彼自身がスポーツそのもので、世界中のスポーツ界はもとより、スペインのスポーツ界でも最も重要な人物の1人だったからです。」とのコメントを出していました。

加えて「全てのアスリートにとってとても特別な存在でした。自分個人としては、生前彼はとても親しくしてくれていました。彼はいつも共感と応援を示してくれた優しい人物でした。彼の死は非常に惜しまれるし悲しいことだと感じています。」と彼への思いを語ってました。

AP通信によるとサマランチ氏は、モンテカルロの決勝戦を観戦した直後に体調が悪化して、すぐに病院へ送られて処置を施したんだけど、回復することはなく永遠の旅に発たれたとのことです。

今週末に行われる、女子国別対抗戦『フェドカップ』のワールドグループ1への入れ替え戦に、地元にエストニアを招いて対戦する予定のベルギーは、かつてない程の豪華メンバーを揃えていたけど、とんだアクシデントが起きたの。

元世界ランク1位で今季から復帰を果たしたジュスティーヌ・エナンが、チームメートのキルステン・フリッペンスとの練習中に、左手小指を骨折してしまったの。

ボレーの練習をしていたエナンは、ネット際でフリッペンスが打ったボールを左手でキャッチ。その時に小指を骨折してしまったんだって。


そう言えば、杉山愛選手もかつてボールをキャッチして左手小指を骨折しちゃって、テーピングを巻いて試合をしていたのを思い出しました。


特にエナンは、バックハンドもシングル・ハンドなので、左手を使うことはほとんとないから、きっと今回の決断は大事を取ってのことだと思われます。


もちろん全仏オープンを控えたこの時期だから、各選手は無理をしたくないって感じるだろうし、エナンもその頃にはきっと治っていることでしょう。

それにキム・クレイステルスとヤニーナ・ウィックマイヤーの二人のシングルスだけでも、十分エストニアを下す勝算はあるし、もちろん地元での試合は有利に働くからベルギーが勝利するだろうって大方の見方なのよね。

当のエストニアの監督だって「サッカーで例えると、エストニアがワールドカップの決勝でブラジルと戦うようなもの。」って表現しているくらいだからね。とりあえず、エナンは怪我を早く治してもらいましょう。

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