2013年08月12日
コーチの助言で好成績のキルステア
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先週カナダはトロントで行われたロジャーズ・カップ女子で、次々とシード選手を下して決勝進出を果たしたソラーナ・キルステアが、その快進撃には名コーチであるダレン・ケイヒル氏の力が大きいって語っていたの。
キルステアは2回戦で第9シードのカロリーン・ウォズニアキを、3回戦で第15シードのイェーレナ・ヤンコビッチを、準々決勝では第6シードのペトラ・クヴィトバを、準決勝では第4シードのリー・ナを下して決勝へ駒を進めたの。
決勝戦では第1シードのセリーナ・ウィリアムズに負けちゃったけど、ノーシードながら見事な準優勝を飾ったのよね。
その準々決勝のクヴィトバ戦に勝った後のインタビューでキルステアは、試合中のコーチからの助言があったお陰で勝利を飾れたってコーチを称賛していたの。しかもその助言は、全くテニスに関係ないものだったんだって。
それは第1セットを先取されたキルステアが、第2セットでもクヴィトバにリードを許して、冷静さを失いかけた苦しい展開の時に、コーチの一人でこれまでも名選手を育てた実績を持つケイヒル氏をオンコート・コーチング・システムを利用して呼んだ時に交わされた会話だったの。
「彼を呼んだのは3ー4とリードされた所だったの。そしたら彼は、観客席にいた一人の少女を指差してこう言ったの。“彼女はどこへ行きたいと思う?”そして私はこう答えたわ。“今、私がいる所でテニスをしたいと思う”ってね。すると彼は“OK、そのために君はここにいるんだ。ここへ立つために今まで多くの努力をして来たんだろう。この瞬間のために、これまでも多くの事を犠牲にして来たはずさ。この場所以外に君が立ちたいって思っている舞台はないはずさ。”って。」
「彼の話は全くテニスには関係なかったの。それはモチベーションへ繋がるものだった。そしてそこから私は“そうだ!”って思えるようになって、重荷やブレッシャーが肩から落ちて行ったの。私はここにテニスをしに来ていて、エンジョイするためにいるんだって。ベストを尽くすためにいるんだって思えたの。彼女(クヴィトバ)は自分より良い選手だし、今彼女は私を倒そうとしている。でもそう簡単にはさせない。最後のポイントまで戦ってやるってね。今日の勝利は全くもってダレンのお陰よ。彼は信じられないコーチだわ!」って、キルステアは語ってました。
ケイヒル氏は自身のプロテニス選手としての人生に幕を閉じてから世界でも有名なコーチになって、これまでも同じオーストラリア出身のレイトン・ヒューイットやアンドレ・アガシ、フェルナンド・ベルダスコ、ダニエラ・ハンチュコバ、アーネスト・ガルビスなどなど多くの選手をコーチとして指導している人なの。
だけど誰にでもこんな話をしている訳ではないとも思うの。選手の性格や、試合の状況などを見ながら、その時々に合ったアドバイスをしていると思うんだけど、その時はキルステアにはプレーについての技術的なアドバイスより、気持ちを上げる事が必要だって感じたんじゃないかしら?
名コーチはきっと、そんな状況判断や適切なアドバイスが出来るからこそ名コーチなのではって思わされてしまう会話だな~って感じてしまいました。
かつてテニスは、コーチからのアドバイスを試合中に受ける事は禁止されていて、たった一人で最後まで戦うスポーツだったの。それが近年、こうしたオンコート・コーチングと言うシステムが採用されて、コーチをベンチへ読んでその時だけアドバイスを受ける事が可能になったの。
導入当初は賛否両論あったけど、今はこうしてそのシステムを大いに活用している選手も多いわよね。
クルム伊達公子選手も以前の現役時代ではなかったこのシステムを今はしばしば利用しているわよね。ルールで認められている事は多いに生かす・・・それが勝利に繋がるのであれば、やっぱり活用するべきよね。そしてキルステアもこうして勝利を手に入れていたのね。
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先週カナダはトロントで行われたロジャーズ・カップ女子で、次々とシード選手を下して決勝進出を果たしたソラーナ・キルステアが、その快進撃には名コーチであるダレン・ケイヒル氏の力が大きいって語っていたの。
キルステアは2回戦で第9シードのカロリーン・ウォズニアキを、3回戦で第15シードのイェーレナ・ヤンコビッチを、準々決勝では第6シードのペトラ・クヴィトバを、準決勝では第4シードのリー・ナを下して決勝へ駒を進めたの。
決勝戦では第1シードのセリーナ・ウィリアムズに負けちゃったけど、ノーシードながら見事な準優勝を飾ったのよね。
その準々決勝のクヴィトバ戦に勝った後のインタビューでキルステアは、試合中のコーチからの助言があったお陰で勝利を飾れたってコーチを称賛していたの。しかもその助言は、全くテニスに関係ないものだったんだって。
それは第1セットを先取されたキルステアが、第2セットでもクヴィトバにリードを許して、冷静さを失いかけた苦しい展開の時に、コーチの一人でこれまでも名選手を育てた実績を持つケイヒル氏をオンコート・コーチング・システムを利用して呼んだ時に交わされた会話だったの。
「彼を呼んだのは3ー4とリードされた所だったの。そしたら彼は、観客席にいた一人の少女を指差してこう言ったの。“彼女はどこへ行きたいと思う?”そして私はこう答えたわ。“今、私がいる所でテニスをしたいと思う”ってね。すると彼は“OK、そのために君はここにいるんだ。ここへ立つために今まで多くの努力をして来たんだろう。この瞬間のために、これまでも多くの事を犠牲にして来たはずさ。この場所以外に君が立ちたいって思っている舞台はないはずさ。”って。」
「彼の話は全くテニスには関係なかったの。それはモチベーションへ繋がるものだった。そしてそこから私は“そうだ!”って思えるようになって、重荷やブレッシャーが肩から落ちて行ったの。私はここにテニスをしに来ていて、エンジョイするためにいるんだって。ベストを尽くすためにいるんだって思えたの。彼女(クヴィトバ)は自分より良い選手だし、今彼女は私を倒そうとしている。でもそう簡単にはさせない。最後のポイントまで戦ってやるってね。今日の勝利は全くもってダレンのお陰よ。彼は信じられないコーチだわ!」って、キルステアは語ってました。
ケイヒル氏は自身のプロテニス選手としての人生に幕を閉じてから世界でも有名なコーチになって、これまでも同じオーストラリア出身のレイトン・ヒューイットやアンドレ・アガシ、フェルナンド・ベルダスコ、ダニエラ・ハンチュコバ、アーネスト・ガルビスなどなど多くの選手をコーチとして指導している人なの。
だけど誰にでもこんな話をしている訳ではないとも思うの。選手の性格や、試合の状況などを見ながら、その時々に合ったアドバイスをしていると思うんだけど、その時はキルステアにはプレーについての技術的なアドバイスより、気持ちを上げる事が必要だって感じたんじゃないかしら?
名コーチはきっと、そんな状況判断や適切なアドバイスが出来るからこそ名コーチなのではって思わされてしまう会話だな~って感じてしまいました。
かつてテニスは、コーチからのアドバイスを試合中に受ける事は禁止されていて、たった一人で最後まで戦うスポーツだったの。それが近年、こうしたオンコート・コーチングと言うシステムが採用されて、コーチをベンチへ読んでその時だけアドバイスを受ける事が可能になったの。
導入当初は賛否両論あったけど、今はこうしてそのシステムを大いに活用している選手も多いわよね。
クルム伊達公子選手も以前の現役時代ではなかったこのシステムを今はしばしば利用しているわよね。ルールで認められている事は多いに生かす・・・それが勝利に繋がるのであれば、やっぱり活用するべきよね。そしてキルステアもこうして勝利を手に入れていたのね。
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