2006年10月31日
ツアー改革?!?!
今週開催される男子レギュラー・ツアー最終戦のマスター・シリーズ・パリは、やっぱりロジャー・フェデラーが欠場を申し入れたわね。疲労が理由らしいけど、最終戦のマスターズ・カップへ2週間の休養を選んだの。「ロジャーは月曜日の朝、電話をかけてきたんだ。疲労が溜まっているから欠場したいって。あまり無理をしたくないし、危険を犯すようなことは避けたいってね。ヨーロッパでの長いシーズンのあとに、上海に行かなければならないのは、選手にとってかなりの負担だろう。彼の欠場は大会にとってはとても痛手で、大会の質自体が下がってしまう。ファンの期待にも沿うことができなくなってしまって残念だ。」って言うのは、大会主催者側のコメント。これでフェデラーは3年連続でこの大会に欠場することになったのよね。上海のマスターズ・カップへ重きを置くのは今の時期では当然だし、出場権を獲得した選手は休養を優先にしたいけど、今年のジャパン・オープンでも分かったように、フェデラーが来るのと来ないのでは、大会の“ハク”って言うか、盛り上がりも違ってくるし(事実、ジャパン・オープンは観客動員数の記録を塗り替えたし)、もちろんファンもかなりの期待を持っているはずだしね!
では、フェデラーの弁です。「今年は90試合以上こなしてきて、肉体的にはもちろん、精神的にもかなりの疲労を感じているんだ。だからパリの大会への出場は見送らざるを得なかった。出場してこれ以上健康に害をきたす危険は犯したくなかったんだ。地元スイスのバーゼルの大会は本当に素晴らしいものだった。しかし、体力を使い切るような1週間でもあったんだ。それが今回の欠場につながったのは事実。本当に残念でならないし、大会関係者やファンの皆様にも心から謝りたい。上海での好プレーを期待していて欲しい。」だって。まあ、彼は出場する大会ではほとんど優勝か準優勝なわけだから、試合数が同じ数の大会に出場している選手よりはるかに多くなるのは、仕方のないこと。ツアー終盤ではありがちなことよね。
そんな状況をロイター通信はこう伝えている。「男子プロ・テニス協会会長は、ツアーのカレンダーを考え直したりして、メジャー大会から選手が欠場することを防ぐ措置を考えなければならないと認識したと言う。月曜日に世界ナンバー1のフェデラーはパリのマスター・シリーズを疲労を理由に欠場したことから、より一層その思いが強まったようだ。これまでの2年間もその大会に出場していないフェデラーの欠場で、今年はランキング上位6人の選手中5人が欠場する寂しい結果になってしまった。協会会長はこう語っている。“今回のことは非常に落胆しているし、男子ツアーの中でも誇り高い大会の1つであるこの大会に多くのトップ選手が欠場する事実を重く受け止めなければならない。こうした欠場や選手の怪我などは、大会そのものの価値を下げることになるし、スター選手に会えると言うファンの夢さえも奪うものになる。それが3年も続いているんだ。この事実は私の決断を強く動かすものになった。健康でやるき溢れるトップ選手達を素晴らしい大会に名を連ねさせるため、大会スケジュールやツアー構成の変更や改革を行うことが重要であると強く思う。”と、力説していた。」だって。Pinkyはこればっかりは仕方ないと思うんだけどな~。でも、大会側としてはトップ選手の欠場は避けたいのは当然だから・・・。現在もグランドスラムとマスター・シリーズにはトップ選手は出場が義務付けられているけど、それでも起こってしまう現象だもんね。でも、どんなスケジュール改革をするのか、ちょっと楽しみかもね!
ちなみに、女子も同じような現象は当然起きていて、今週のベルギーはハセットの大会に欠場を申し入れた選手は以下の通り。アンナ・チャクエタゼ、ステファニー・フォルツ、マリア・キリレンコ、エレーナ・リフォフツェーワ、アナスタシア・ミスキナ、フラビア・ペネッタ、ナディア・ペトロワ、メアリー・ピアス、ディナラ・サフィーナ、パティ・シュニーダー、カタリーナ・シュレボトニック、ニコル・バイディソバ、以上12名。全32ドローの大会の実に3分の1以上にも及ぶ欠場者数!これはかつてない欠場者数の記録なんじゃないかしら???
では、フェデラーの弁です。「今年は90試合以上こなしてきて、肉体的にはもちろん、精神的にもかなりの疲労を感じているんだ。だからパリの大会への出場は見送らざるを得なかった。出場してこれ以上健康に害をきたす危険は犯したくなかったんだ。地元スイスのバーゼルの大会は本当に素晴らしいものだった。しかし、体力を使い切るような1週間でもあったんだ。それが今回の欠場につながったのは事実。本当に残念でならないし、大会関係者やファンの皆様にも心から謝りたい。上海での好プレーを期待していて欲しい。」だって。まあ、彼は出場する大会ではほとんど優勝か準優勝なわけだから、試合数が同じ数の大会に出場している選手よりはるかに多くなるのは、仕方のないこと。ツアー終盤ではありがちなことよね。
そんな状況をロイター通信はこう伝えている。「男子プロ・テニス協会会長は、ツアーのカレンダーを考え直したりして、メジャー大会から選手が欠場することを防ぐ措置を考えなければならないと認識したと言う。月曜日に世界ナンバー1のフェデラーはパリのマスター・シリーズを疲労を理由に欠場したことから、より一層その思いが強まったようだ。これまでの2年間もその大会に出場していないフェデラーの欠場で、今年はランキング上位6人の選手中5人が欠場する寂しい結果になってしまった。協会会長はこう語っている。“今回のことは非常に落胆しているし、男子ツアーの中でも誇り高い大会の1つであるこの大会に多くのトップ選手が欠場する事実を重く受け止めなければならない。こうした欠場や選手の怪我などは、大会そのものの価値を下げることになるし、スター選手に会えると言うファンの夢さえも奪うものになる。それが3年も続いているんだ。この事実は私の決断を強く動かすものになった。健康でやるき溢れるトップ選手達を素晴らしい大会に名を連ねさせるため、大会スケジュールやツアー構成の変更や改革を行うことが重要であると強く思う。”と、力説していた。」だって。Pinkyはこればっかりは仕方ないと思うんだけどな~。でも、大会側としてはトップ選手の欠場は避けたいのは当然だから・・・。現在もグランドスラムとマスター・シリーズにはトップ選手は出場が義務付けられているけど、それでも起こってしまう現象だもんね。でも、どんなスケジュール改革をするのか、ちょっと楽しみかもね!
ちなみに、女子も同じような現象は当然起きていて、今週のベルギーはハセットの大会に欠場を申し入れた選手は以下の通り。アンナ・チャクエタゼ、ステファニー・フォルツ、マリア・キリレンコ、エレーナ・リフォフツェーワ、アナスタシア・ミスキナ、フラビア・ペネッタ、ナディア・ペトロワ、メアリー・ピアス、ディナラ・サフィーナ、パティ・シュニーダー、カタリーナ・シュレボトニック、ニコル・バイディソバ、以上12名。全32ドローの大会の実に3分の1以上にも及ぶ欠場者数!これはかつてない欠場者数の記録なんじゃないかしら???