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ピンキーズ・リマークス 毒舌ライター・ピンキーによるテニスニュース、コラム、その他諸々。

アメリカ・テニスの衰退。

今年の9月まで全米テニス協会の役員の1人だったエリオット・テルスチャー氏は、今年のアメリカ人テニス選手の不信についてこう語っているわ。不満
「ちょっと大げさに騒ぎすぎるところもあるかなとは思うが、この状況を真剣に受け止め、言い訳などしてはいけないと思う。全仏オープンとウィンブルドンでは不甲斐ない結果だったからね。でも、パニックに陥ってもいけない。一歩譲って考えてみても、男子のトップ10には二人のアメリカ人がいるし、女子でも良いプレーをしている選手がたくさんいる。」って、アメリカ・テニス界の低迷に対して、考えなきゃいけないって思いつつも、十分素晴らしい人材もいるって楽観的に考えているみたいね。へへへ
一方、専門家はその兆しがこんなところにあるって言うの。あれー?「アメリカ女子テニスの衰退の前兆は2005年の1月に現れていた。ジェニファー・カプリアティが肩の手術を受けた時だ。その年の年末にはトップ10にわずか二人しかランキングされておらず、それはこれまでのアメリカ・テニス史上最低人数と同じだった。今年はどう考えてもゼロ。」つまり、今年の年末ランキングはテニス史始まって以来アメリカ人の名前がない年になるってことよね。やっちゃったぁ
現在ランキング1位のアメリ・モレスモは「彼らにとってはかなり厳しい状況よね。きっと何かが間違っているんじゃない?次のヒーローやヒロインになるジュニアを探すのに全米テニス協会が何を行っているかは分からないけどね。でも、アメリカはバスケットボールや野球、その他色んなスポーツでトップアスリートを抱えているけど、テニスに関してだいぶ苦しんでいるのは事実よね。数年前、ヨーロッパで同じような状況があったわ。でも、今はかなり改善されているでしょ。何十年もチャンピオンを育て続けるのは並大抵のことじゃないはず。アメリカはここ30~40年間は、ラッキーだったのよ!」そうよね。ピースこれまでのアメリカの独壇場自体が不思議だったのかもしれないわよね。カンタンキャリア終盤に来ているリンゼイ・ダベンポート(ランキング18位)やジル・クレイバス(70位)、エイミー・フレージャー(75位)なんかも頑張ってはいるけど、若手の発掘が重要課題よね。ピカシェネイ・ペリー(46位)、ジャメア・ジャクソン(47位)、ヴァニア・キング(55位)とかはメキメキ力を付けている選手だけど、トップ10までたどり着けるかしら?クエスチョン・マークって疑問も抱いちゃうわよね。急げジュニアを見てもジュニア・ランキング9位にジュリア・コーヘン、26位にレカ・ジリンスカ(いずれも17歳)、29位にマジソン・ブレングル(16歳)とトップ30にわずか3人。撃沈しかもそれほど上位にいるわけでもなし・・・。下ま、男子はロディックとブレークがトップ10にいるし、ジュニアでも去年1位になったドナルド・ヤングが今後のアメリカ男子テニス界の期待を担っているけど、それでも、かつての全盛期と比べちゃうとかなり寂しいのが現状よね。雨わが国、日本は大丈夫かしら?冷や汗
選手情報 | 投稿者 ピンキー 06:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
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ピンキー・プロフィール
子供の頃は器械体操に明け暮れ、将来はオリンピック!なる夢を抱いていたが、怪我に泣かされ断念!社会人になって始めたテニスにハマる。プロ選手や大会の情報収集にも熱中し、熱くなると止まらないPinkyなのです。
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