2011年10月25日
クルム伊達選手がトップ100入りするには

一日一回クリックしてねん


クルム伊達公子選手、今週発表の世界ランクでは、去年のバリでのベスト4のポイントの180ポイントが失われたために、113位から144位まで大きく後退してしまいましたね。

そんな彼女は来年の全豪オープンへのストレートインを目指して、今週はツアー下部大会であるフランスの10万ドルのサーキットにエントリーしてます。そして予定では来週台湾で行なわれる10万ドルのサーキットにも出場する予定でいますね。

クルム伊達選手が全豪などのグランドスラムで本戦入りを確実にするにはトップ100入りすることが必要です。

もちろん、105~110位くらいにいても、上位選手のエントリー状況によっては可能ですけど、もっと下にいる選手でも怪我などでツアー離脱している選手はプロテクト・ランキング・システムを使ってエントリーすると、100位前後にいても予選からになる可能性だってあえるけどね・・・

それじゃあとのトップ100入りに必要なものは・・・?

今のクルム伊達選手のポイントは425ポイント。100位の選手が678ポイントなので単純計算で250ポイントは必要ってこと。そなると、今週と来週で達成するには、いずれも決勝へ進む必要があって、加えてどちらかで優勝する必要があります。

今週の大会は、彼女自身のブログでも書いていましたが、トップ100以内の選手も多くエントリーしていて、第1シードには大阪のHpオープンの1回戦で対戦した世界ランク30位のペトラ・チェトコフスカ、第8シードだって世界ランク73位のアルベルタ・ブリアンティとWTAツアーに匹敵するレベル。

その2つの大会で達成できない場合の可能性としては、11月21日から国内は豊田で行なわれる7万5千ドルのサーキットがあります。そしてその後には、翌週にドバイで7万5千ドルのサーキットが行なわれます。

Pinkyの記憶が正しければ、グランドスラムなどの大会のエントリーは6週間前のランキングで決まったはず。来年の全豪オープンは1月16日から開幕する予定。つまりその6週間前となると12月5日時点のランキングと言うことになるから、ドバイ大会のポイントがラストチャンス。

つまりその全てにエントリーすると、残るチャンスはあと4大会。もちろん、クルム伊達選手がどこまでエントリーするか、どこまで今年中にチャレンジするかは、現時点では本人しか分かりません。

でも、今週も来週もツアー下部大会であるサーキットにエントリーしていると言う事は、当然来年もツアーを回るつもりだろうし、そうなれば全豪での本戦入りは狙っているはずです。

今週の1回戦は世界ランク112位のヴェスナ・ドロンツで、火曜日の現地時間火曜日の11時スタート。つまり日本時間の午後6時から・・・もう始まってますね。ライブスコアーもないので状況は分かりませんけど、何とか頑張って欲しいですね。

それでも、まだチャンスが今週含め4大会あるのは希望が持てるのではないでしょうか。まずは今週、行けるところまで行って、来週の台湾に臨んで欲しいですね。気温差と時差には苦しむと思うけど、現状ではそんな事は言ってられませんね!日本から応援しましょう!!!
