2012年04月10日
クズネツォワのコーチ交代&ブラジルで大会開催

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2004年のUSオープンと2009年の全仏オープンの2度のグランドスラム優勝を持つスベトラーナ・クズネツォワだけど、2010年からちょっと調子を落としちゃっていて、その年は世界ランク3位でスタートしつつも年末には27位へ後退。

翌年2011年はちょっと盛り返したけど、19位でシーズンを終えるなど、元世界ランク2位の選手としてはスランプとも取れるシーズンが続いているの。

今季も、開幕戦のオークランドではベスト4とまあまあなスタートを切ったものの、その後現在まで初戦敗退が2大会、2回戦敗退が3大会など、ベスト8以上へ勝ち上がった大会は1つもない状態で、現在は27位まで落としているの。

そんな26歳の彼女は、調子を取り戻すべく試行錯誤をしている最中だと思うんだけど、その1つとして現在コーチに雇っていたオルガ・モロゾワさんを解任する事にしたんだって。モロゾワさんとの関係は、わずか4ヶ月でピリオドを打たれたってわけ。

これでモロゾワさんとの2度目のコンビ解消となったクズネツォワは、自身のホームページでこう伝えていました。

「オルガ・モロゾワさんとの関係を終わりにする事を、公式に発表したいと思いました。けれど、彼女から授かった多くの物に加えて、彼女がしてくれた努力と前向きなエネルギーがどれほどの物だったかは、言い表す事が出来ないほどです。そして数日前にお孫さんが生まれた事に対しては、祝福をしたいと思います。」
新しいコーチとしては、元世界ランク18位のイスラエル出身で46歳のアモス・マンスドルフ氏と契約を結んだみたい。

現在は来週末に行われる女子国別対抗戦のフェドカップへ向けて、スペインはバルセロナで練習中のクズネツォワ。マンスドルフ氏とフィジカル・トレーナーのアリスター・マッカウ氏と共に練習に励んで、セルビアとのフェドカップへ調整しているんだって。今後この交代劇が良い方向へ向くと良いですね。

毎年2月にアメリカはテネシー州メンフィスで行われている男女共同開催の『リージョンズ・モーガン・キーガン選手権大会』だけど、その大会がスポーツ・エージェンシーのIMGに売却されてブラジルはリオデジャネイロで開催される方向で話が進んでいるんだって。

その大会は、その直前に開催されているカリフォルニア州サンノゼでの『SAPオープン』と一緒にサンノゼ・シャークス・スポーツ・アンド・エンターテインメント・グループがこれまで所有していた大会だったの。

男子大会はATPワールドツアー500大会とちょっとレベルの高い大会だけど、女子は2万2千ドルとWTA大会の中では一番下の大会で開催されてたのよね。実は今年の女子大会はスポンサーが付かずに開催されていたんだって。

ブラジルと言えば、2014年にはサッカーワールドカップが開催されるし、2016年にはリオデジャネイロでオリンピックが開催される事もあって、スポーツに更に力を入れようと、今回のトーナメント買収の動きが起きたって事かしらね。

今現在では、男子の大会だけはまだATPからの了承を得ていないらしいんだけど、来年からはメンフィスに代わってリオデジャネイロで開催される事が濃厚のようね。
