2012年05月10日
ブルークレーは大不評
今週スペインはマドリッドで開催されている『ムチョア・マドリッド・オープン』。この大会、今年からブルークレーと呼ばれる青い砂のコートを使用してるんだけど、これがあまり好評じゃないみたいなの!5月7日のブログでは、クレー・キングと呼ばれるラファエル・ナダルのクレーム(?)を紹介したけど、他の選手からもこんなコメントが出ているの!まずは世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチは・・・
「選手としての立場からちょっとがっかりさせられた唯一の事を言うと、選手からの賛成の意見もないままこの変化を決められてしまったと言う事。特にトップ選手がこのコートを試した訳でもなく、変える事を了承した訳でもないまま行われた事は大きな意味を持つ。選手達の発言にはそれなりの意味があるはずなんだ!」ってお怒りなの!
「残念ながら今回はそうではなかった。男子プロテニス協会のATPは、選手の権利を表す事に、より良い方法を取るべきだったね!」ってATPを批判しているの。そして、実際そのコートで練習や試合をした今、そのコートへの感想も出ているの。
「普通のレッドクレーより滑るから、怪我をしない事を祈るし、ここでしっかりとしたテニスで一週間を過ごせたらと願っているよ。どんなことが起きるか、とても興味があるよ。本当に違うんだ。出来る限りの準備はしているつもりさ。」
そして実際、火曜日に初戦となる2回戦にセンターコートに登場したジョコビッチ。世界ランク137位のダニエル・ヒメノ=トラバーにフルセットにもつれながらも勝利した彼は、練習コートとセンターコートの違いなども語ってます。
「テニスにならないよ。センターコートは動く事が不可能さ。とにかく相手コートにボールを入れる事で精一杯だった。」って、そのコートのやりずらさを語っていました。
そしてナダルと同じスペイン出身でクレーを得意としているニコラス・アルマグロも、現地7日の1回戦に予選を勝ち上がったサンティアゴ・ヒラルドを第1セットを落としてからの逆転で勝利し、昨日の2回戦も何とか勝利したけど、初戦を終えてからそのブルークレーについてこう語ってました。
「いつも気持ちをはっきりさせているんだ。マスターズ1000大会はローランギャロスへ準備する大会だって。でもそれが出来ないんだ。コートはすごく滑るし、他の大会とはかなり違うし、他に例がないようなコートなんだ。」
「ローランギャロスも間近に迫っているし、同じレッドクレーで試合がしたいよ。コートの状態も最高とは言えないし、滑り過ぎるから怪我をしないようにするのが精一杯さ。コートで正しい姿勢でいるためには、本当に労力が必要さ。でも大会主催者はブルークレーにしたがって、彼等がこのコートでやりたがったのさ。そしてそれが決行された。選手は従うしかないんだ。」
って、なかば諦めにも似たコメントを出していました。
そしてもちろん女子選手からもこのブルークレーに対して、意見が出されてます。まずは世界ランク1位のヴィクトリア・アザレンカ。彼女もあまり好印象を持っていないようなの!
「全く違う物。大会が単に注目を集めたいだけなのでは。一体誰の注目を集めたいのかは分からないけど、とにかく本当に違うのです。これが改革なのか何なのか分からないけど、大会主催者はもっと他の事に集中するべきでは?どう判断するかは、私が決める事ではないけど、とにかく違うのです。それは明確な事、もうこの話は止めましょう。」
ってちょっと大会側への厳しい意見を出してましたね。そして世界ランク2位のマリア・シャラポワもこんな発言をしていました。
「私達はずっとレッドクレーでプレーして来ました。このブルークレーはとても違っているし、コートの場所によっては砂が他より多い所もあります。選手達は沢山の事に対応しなければなりません。そしてその多くが一定の物ではないのです。ある意味、もっと安定した状態でいて欲しいものです。」
「私が思うには、ブルークレーは観客やテレビ、そして注目を集めたいための物で、選手達のためと言うよりは、催し物的に感じてしまいます。」ってやっぱり批判的な思いを持っているみたいね。
そして最近の話では、ナダルがATPにこのマドリッド大会が滑り過ぎるため、芝のコート用のシューズを履きたいってリクエストを出したんだとか。もちろんそれは却下されたらしいんだけど、それはルール上禁止されているからだとか!
クレーで芝のシューズを履いてはいけないなんて決まりがあるなんて、Pinkyも知りませんでした。聞いた所によると、2003年からローランギャロスでは芝用のシューズが禁止されたんだって・・・ってツイッターで語っていたのがベテランの名コーチであるダレン・ケイヒル氏。恐らくそれに伴って、クレーで芝用のシューズを履く事は禁止されたんじゃないかしらね?いずれにせよ、それくらい滑ってやりずらいって事なのね!
「選手としての立場からちょっとがっかりさせられた唯一の事を言うと、選手からの賛成の意見もないままこの変化を決められてしまったと言う事。特にトップ選手がこのコートを試した訳でもなく、変える事を了承した訳でもないまま行われた事は大きな意味を持つ。選手達の発言にはそれなりの意味があるはずなんだ!」ってお怒りなの!
「残念ながら今回はそうではなかった。男子プロテニス協会のATPは、選手の権利を表す事に、より良い方法を取るべきだったね!」ってATPを批判しているの。そして、実際そのコートで練習や試合をした今、そのコートへの感想も出ているの。
「普通のレッドクレーより滑るから、怪我をしない事を祈るし、ここでしっかりとしたテニスで一週間を過ごせたらと願っているよ。どんなことが起きるか、とても興味があるよ。本当に違うんだ。出来る限りの準備はしているつもりさ。」
そして実際、火曜日に初戦となる2回戦にセンターコートに登場したジョコビッチ。世界ランク137位のダニエル・ヒメノ=トラバーにフルセットにもつれながらも勝利した彼は、練習コートとセンターコートの違いなども語ってます。
「テニスにならないよ。センターコートは動く事が不可能さ。とにかく相手コートにボールを入れる事で精一杯だった。」って、そのコートのやりずらさを語っていました。
そしてナダルと同じスペイン出身でクレーを得意としているニコラス・アルマグロも、現地7日の1回戦に予選を勝ち上がったサンティアゴ・ヒラルドを第1セットを落としてからの逆転で勝利し、昨日の2回戦も何とか勝利したけど、初戦を終えてからそのブルークレーについてこう語ってました。
「いつも気持ちをはっきりさせているんだ。マスターズ1000大会はローランギャロスへ準備する大会だって。でもそれが出来ないんだ。コートはすごく滑るし、他の大会とはかなり違うし、他に例がないようなコートなんだ。」
「ローランギャロスも間近に迫っているし、同じレッドクレーで試合がしたいよ。コートの状態も最高とは言えないし、滑り過ぎるから怪我をしないようにするのが精一杯さ。コートで正しい姿勢でいるためには、本当に労力が必要さ。でも大会主催者はブルークレーにしたがって、彼等がこのコートでやりたがったのさ。そしてそれが決行された。選手は従うしかないんだ。」
って、なかば諦めにも似たコメントを出していました。
そしてもちろん女子選手からもこのブルークレーに対して、意見が出されてます。まずは世界ランク1位のヴィクトリア・アザレンカ。彼女もあまり好印象を持っていないようなの!
「全く違う物。大会が単に注目を集めたいだけなのでは。一体誰の注目を集めたいのかは分からないけど、とにかく本当に違うのです。これが改革なのか何なのか分からないけど、大会主催者はもっと他の事に集中するべきでは?どう判断するかは、私が決める事ではないけど、とにかく違うのです。それは明確な事、もうこの話は止めましょう。」
ってちょっと大会側への厳しい意見を出してましたね。そして世界ランク2位のマリア・シャラポワもこんな発言をしていました。
「私達はずっとレッドクレーでプレーして来ました。このブルークレーはとても違っているし、コートの場所によっては砂が他より多い所もあります。選手達は沢山の事に対応しなければなりません。そしてその多くが一定の物ではないのです。ある意味、もっと安定した状態でいて欲しいものです。」
「私が思うには、ブルークレーは観客やテレビ、そして注目を集めたいための物で、選手達のためと言うよりは、催し物的に感じてしまいます。」ってやっぱり批判的な思いを持っているみたいね。
そして最近の話では、ナダルがATPにこのマドリッド大会が滑り過ぎるため、芝のコート用のシューズを履きたいってリクエストを出したんだとか。もちろんそれは却下されたらしいんだけど、それはルール上禁止されているからだとか!
クレーで芝のシューズを履いてはいけないなんて決まりがあるなんて、Pinkyも知りませんでした。聞いた所によると、2003年からローランギャロスでは芝用のシューズが禁止されたんだって・・・ってツイッターで語っていたのがベテランの名コーチであるダレン・ケイヒル氏。恐らくそれに伴って、クレーで芝用のシューズを履く事は禁止されたんじゃないかしらね?いずれにせよ、それくらい滑ってやりずらいって事なのね!