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姉の
ヴィーナスとともに、怪我に泣かされたセリーナ・ウィリアムズ。

でもこの二人、貧しい環境からトッププロになって、最初はそのハングリー精神から強気な発言をしたりトラブルも多かったけど、二人ともランキング1位に上り詰めるなど、その実力を証明したの。

そうするうちに、アメリカ国内での人気も高まり、テニス以外でメディアに出る機会も増えて、ちょっとテニスがおろそかになって、怪我を理由にツアーを離れたけど、復帰に対してはかつてのエネルギーが見られないって指摘されていたわ。

そんな批判を否定し続けてきた妹のセリーナは今シーズンはすでに大会へ出場して、徐々に復活を目指しているかのようだけど、トレイシー・オースチンが今週から始まった全豪オープンに出場しているセリーナについてこうコメントしてるの。

「素晴らしいプレーヤーが下手くそな選手になることはないけど、練習不足からたるんだ体になったりなまったりすることは往々にしてあること。今年の全豪での彼女はそんな感じ。トレーニングを十分している体とは思えないわ。彼女がトップにいた頃は、ショットを打つ時の動きが素早かったし、とてもバランスのとれた動きをしていたの。今の彼女は、その時と比べて半歩遅いの。そのために時々バランスを崩すことがあるでしょ。そんなバランスを崩した状態で、今まで通りのハードヒットをしていたら、ミスの数ばかり増えてしまうわ。」って分析してました。

そうね、復帰戦として先週出場した大会(ティア4)でも彼女はベスト8止まり。ランキング42位のシビル・バンマーにフルセットで敗れていたの。

全豪ではノーシードで出場して3回戦へ進出してるけど、次は第5シードのナディア・
ペトロワ。この試合でどんなプレーを見せてくれるかが楽しみね!

長い間オーストラリア男子テニスを引っ張って、特にダブルスではそのテクニシャン振りを発揮して多くの優勝を重ね、2005年のウィンブルドンを最後に引退したトッド・ウッドブリッジが最近のレイトン・
ヒューイットについてこう話してるわ。

「レイトンはちょっとかんしゃく持ちの子供のようだ。彼がもっと若かった頃はそのエネルギーをコートで発散して勝利を勝ち取っていた。でも今は、そのエネルギーをコート外の生活にぶつけていて、コートではかつての気迫のようなものが感じられない。」プロ
テニス選手として父親から離れてもっと自分で決断をして、もっと大人になるべきって思っているんだって。

いつまでもお父さんに色々決めてもらってないで一人立ちしなさいって言うのがウッドブリッジの考えらしいわ。

ヒューイットの元コーチのロジャー・ラシード氏は、今ではいつでもヒューイットのチームに復帰してもいいって柔軟な姿勢を見せているんだって。
クレイステルスとの破局からテニス選手やモデルと浮名を流していたヒューイット。そんなプライベートな生活に好感が持てなかったPinkyは、“自業自得”と言いたいわ。
