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去年から何度かトライしてきた、ジャッジのビデオ判定。

今年の全豪オープンでも、メイン・コートである「ロッド・レイバー・アリーナ」の試合のみ、その“ホークアイ”と呼ばれるビデオ判定が行われているの。それに対してテニス界の王者、ロジャー・
フェデラーのご意見は・・・。

「僕は(ホークアイの)大ファンじゃないんだ。第一、ナンセンスだと思う。審判達が彼らのジャッジをもっとはっきりさせなくなるじゃないか。もちろん、目で見ているのはきわどいボールの判断が非常に大変なのは分かる。でも、もっと審判の判定も信用する必要があるよね。ホークアイを使う2回のチャレンジは、基本的に選手達を困惑させることだってある。」
って、あんまり賛成じゃないみたいね。

新しい試みには賛否両論あるのはいつもだけど、このビデオ判定は、それをチャレンジする2回の権利が与えられているシステムだから、フェデラーのようにあまり賛成じゃない選手は、ただ使わなければいいってことなんだけどね。

その新しい試みなんだけど、
12月30日のブログでも紹介したけど、2007年から男子ツアーの数大会でラウンドロビン方式を採用するの。

年明け最初のアデレードの大会でも採用されていたんだけど、それについてもフェデラーはこんなことを言っておりました。

「僕自身は、ラウンドロビン式な人間じゃないね。きっとラウンドロビンの大会には出場しないと思う。2008年にはそのシステムが無くなっていることを願うよ。でも、ツアーを回っているプロ選手は僕だけじゃないんだ。そのシステムを歓迎している選手だってたくさんいるはず。だからこれからツアーが、どんな形になって行くのかとても楽しみさ。」
だって。つまりは、元々の形式のツアーがフェデラー様はお好みだってことなのよね。

もちろん彼一人の意見でツアーは動かないと思うけど、新しいシステムをトライする姿勢は良い事なんじゃないかしら?

さ~、これからのテニス・ツアーはどうなって行くのかしらね!

昨日、実力がどれほど戻っているか・・・って注目されたセリーナ・ウィリアムズ。

多くの意見とは裏腹に、ナディア・
ペトロワを逆転で下して、「これで、どう?!?!」くらいのガッツポーズを見せてたわよね。

これで一気に株が上がったんじゃない?

そうなると、この大会でどこまで勝ち上がれるか&ランキングをどこまで戻せるかに注目が集まるところよね。

そんな彼女の2007年は、予定としては12大会に出場することを目標に置いているんだって。

正直ちょっと少ないかな~とは思うけど、怪我とか体調を管理しつつ大会を選びたいってことだと思うわ。

去年、ジュスティーヌ・
エナン=アルデンヌが12大会に出場して見事ランキング1位に返り咲いたのは、自分の体とツアーのバランスを自分自身で把握して大会に出場して、その出場した大会で常に上位へ進出できた結果だったのよね。

彼女のように上手く行けば、セリーナもトップ10からトップ5、もしかしたら1位になるのも可能かもしれないわね!
