2007年03月15日
波乱、波乱、波乱
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本日2回目のブログは、今週開催中のパシフィック・ライフ・オープンをちょっと見てみましょう。
準グランドスラム大会と言われるパシフィック・ライフ・オープンは波乱だらけで、ある意味優勝の行方は混沌としてきたわよね。男子は何と言っても、王者ロジャー・フェデラーの2回戦敗退だけど、女子はトップシードのマリア・シャラポワ始め、第3シードのマルチナ・ヒンギス、第4シードのナディア・ペトロワが敗れ(第5シードで出場予定だったエレナ・デメンティエワは直前に出場を止めてる)上位5人のシード選手で、ベスト8入りしたのは、第2シードのスベトラーナ・クズネツォワのみ!これは女子テニスにしては正に大波乱よね。
トップシードのシャラポワは、この大会の前に出場した東レでもサーブの調子がいまひとつだったけど、今回もこのヴェラ・ズヴォナレーワ戦も2本のエースに対して13本ものダブルフォルトを犯す乱調ぶりで、本人曰く怪我の治療に時間を割いてあまり練習ができなかったみたい。
「あまり練習ができずに大きな大会に出場するのは、かなり難しいことだったわ。試合ごとに調子を取り戻さなければならなかった。今回の様な技術も経験もある選手と、そんな状態で大戦したら、当然の結果よ!」
この敗戦で、週明け発表のランキングで1位の座から落ちてしまうのが確実になっちゃったわね!2位のジュスティーヌ・エナンはこの大会には出場してなくて、去年優勝しているシャラポワは、そのポイントを失うから、準決勝以上の成績がないと、1位の座を守ることはできない計算だったの。「そのことはあまり重要じゃないわ!」って彼女は語るけど、今は調子を戻すことが先決のようね。
ヒンギスは先週のカタールの準々決勝でも敗れたダニエラ・ハンチュコバに2大会連続で敗れると言う、彼女らしからぬ結果を招いてしまったの。ハンチュコバはかつてトップ10選手だった頃に唯一手にしたタイトルが、2002年のこのパシフィック・ライフ・オープンで、その時も決勝でヒンギスを敗っていた過去があるの。ハンチュコバはその時の思い出が込み上げてきたんだって。
「あの時の事をずいぶん思い出したわ。この大会でコートに立っているのが本当に喜び以外の何物でもないの。すごく楽しんでプレーしていたし、どれだけの思い出がよみがえって来たことか。コートにヒンギスと立っているあの瞬間!本当に特別なものだわ。」
その他にも下位シード選手が格上の選手を敗ることが多かったわ。第8シードのアンナ・チャクエタゼが第11シードのシャハール・ペアに、第10シードのアンナ・イバノビッチが第33シードのシビル・バンマーに敗れたり・・・。女子テニスはこれからもっと混戦模様になってくるのかしらね?!?!
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準グランドスラム大会と言われるパシフィック・ライフ・オープンは波乱だらけで、ある意味優勝の行方は混沌としてきたわよね。男子は何と言っても、王者ロジャー・フェデラーの2回戦敗退だけど、女子はトップシードのマリア・シャラポワ始め、第3シードのマルチナ・ヒンギス、第4シードのナディア・ペトロワが敗れ(第5シードで出場予定だったエレナ・デメンティエワは直前に出場を止めてる)上位5人のシード選手で、ベスト8入りしたのは、第2シードのスベトラーナ・クズネツォワのみ!これは女子テニスにしては正に大波乱よね。
トップシードのシャラポワは、この大会の前に出場した東レでもサーブの調子がいまひとつだったけど、今回もこのヴェラ・ズヴォナレーワ戦も2本のエースに対して13本ものダブルフォルトを犯す乱調ぶりで、本人曰く怪我の治療に時間を割いてあまり練習ができなかったみたい。
「あまり練習ができずに大きな大会に出場するのは、かなり難しいことだったわ。試合ごとに調子を取り戻さなければならなかった。今回の様な技術も経験もある選手と、そんな状態で大戦したら、当然の結果よ!」
この敗戦で、週明け発表のランキングで1位の座から落ちてしまうのが確実になっちゃったわね!2位のジュスティーヌ・エナンはこの大会には出場してなくて、去年優勝しているシャラポワは、そのポイントを失うから、準決勝以上の成績がないと、1位の座を守ることはできない計算だったの。「そのことはあまり重要じゃないわ!」って彼女は語るけど、今は調子を戻すことが先決のようね。
ヒンギスは先週のカタールの準々決勝でも敗れたダニエラ・ハンチュコバに2大会連続で敗れると言う、彼女らしからぬ結果を招いてしまったの。ハンチュコバはかつてトップ10選手だった頃に唯一手にしたタイトルが、2002年のこのパシフィック・ライフ・オープンで、その時も決勝でヒンギスを敗っていた過去があるの。ハンチュコバはその時の思い出が込み上げてきたんだって。
「あの時の事をずいぶん思い出したわ。この大会でコートに立っているのが本当に喜び以外の何物でもないの。すごく楽しんでプレーしていたし、どれだけの思い出がよみがえって来たことか。コートにヒンギスと立っているあの瞬間!本当に特別なものだわ。」
その他にも下位シード選手が格上の選手を敗ることが多かったわ。第8シードのアンナ・チャクエタゼが第11シードのシャハール・ペアに、第10シードのアンナ・イバノビッチが第33シードのシビル・バンマーに敗れたり・・・。女子テニスはこれからもっと混戦模様になってくるのかしらね?!?!
2007年03月15日
思うようには行かないわ!
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去年の11月5日のブログで書いた、イェレーナ・ドキッチ。出身のセルビアから、またテニスでお世話になったオーストラリアへと国籍を移して、去年、マルチナ・ヒンギスの復帰と共に年明けから主催者推薦をもらって復帰を試みたことを伝えたわ。でも、ヒンギスとは違って全く勝てず、結局去年の年末ランキングは621位と自己最悪のランキングでシーズンを終えたの。
そんな彼女が脚光を浴びたのが、16歳で臨んだウィンブルドンよね。年明けは300位台だったランキングもその頃は129位とウィンブルドンの予選にはシード選手として出場するくらいの勢いだったの。その勢いで予選を見事突破した彼女は、1回戦でなんと前年度覇者で世界ランキング1位、もちろん第1シードのヒンギスと対戦したの。誰もが予想し得ない6-2,6-0の圧勝でヒンギスを下して、そのままベスト8まで勝ち上がっちゃったの。ランキングは一気にトップ50入りして、年末は43位でシーズンを終えたわ。
その勢いはまだまだ続いて、翌年はそのウィンブルドンでベスト4入りするなど、トップ選手の仲間入りを果たし、2002年8月には自己最高位の4位まで上り詰めたの。
でも、お父さんとオーストラリア・テニス協会とのもめ事が発端で、彼女のテニス人生もあまりパッとしなくなっちゃって、2004年にはトップ100圏外へと落ち、その後はランキングが上がることがなかったの。
今年はこれまでまだ試合には出場してなかったんだけど、今週開催されているイタリアでの1万ドルのサーキットに予選から出場したわ。でも、予選の最終ラウンドで16歳のイタリア人選手に4-6,4-6で敗れて、本戦出場には至らなかった。かつてティア1大会でも2度の優勝経験のある彼女とは思えない結果よね。
サーキットの中でも一番下の1万ドルの大会では、本戦でも1回戦を突破してやっと1ポイントもらえるレベル。優勝しても6ポイント(だったかな?)しかもらえない大会でも、上位進出ができない状況なの。当時と今とではポイント・システムが違うけど、2001年に優勝したティア1大会では、イタリアで373ポイント、モスクワで339ポイント(ちなみに今年の東レの優勝ポイントは430、今週のインディアン・ウェルズでは465ポイントになってます。)も稼いでいた彼女からすると・・・。いったいどうなっちゃったのかしらね?!?!
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そんな彼女が脚光を浴びたのが、16歳で臨んだウィンブルドンよね。年明けは300位台だったランキングもその頃は129位とウィンブルドンの予選にはシード選手として出場するくらいの勢いだったの。その勢いで予選を見事突破した彼女は、1回戦でなんと前年度覇者で世界ランキング1位、もちろん第1シードのヒンギスと対戦したの。誰もが予想し得ない6-2,6-0の圧勝でヒンギスを下して、そのままベスト8まで勝ち上がっちゃったの。ランキングは一気にトップ50入りして、年末は43位でシーズンを終えたわ。
その勢いはまだまだ続いて、翌年はそのウィンブルドンでベスト4入りするなど、トップ選手の仲間入りを果たし、2002年8月には自己最高位の4位まで上り詰めたの。
でも、お父さんとオーストラリア・テニス協会とのもめ事が発端で、彼女のテニス人生もあまりパッとしなくなっちゃって、2004年にはトップ100圏外へと落ち、その後はランキングが上がることがなかったの。
今年はこれまでまだ試合には出場してなかったんだけど、今週開催されているイタリアでの1万ドルのサーキットに予選から出場したわ。でも、予選の最終ラウンドで16歳のイタリア人選手に4-6,4-6で敗れて、本戦出場には至らなかった。かつてティア1大会でも2度の優勝経験のある彼女とは思えない結果よね。
サーキットの中でも一番下の1万ドルの大会では、本戦でも1回戦を突破してやっと1ポイントもらえるレベル。優勝しても6ポイント(だったかな?)しかもらえない大会でも、上位進出ができない状況なの。当時と今とではポイント・システムが違うけど、2001年に優勝したティア1大会では、イタリアで373ポイント、モスクワで339ポイント(ちなみに今年の東レの優勝ポイントは430、今週のインディアン・ウェルズでは465ポイントになってます。)も稼いでいた彼女からすると・・・。いったいどうなっちゃったのかしらね?!?!