2008年02月11日
大学テニス事情も・・・

一日一回クリックしてねん


かつてアメリカはテニス王国として君臨していた。


これはアメリカでの大学テニス界でも、同じような状況が出てきているの。


依然アメリカは、若い選手達がテニス留学をしにくる場所。トレーニングやテニスへの環境も整っているから当然のこと。ないしは、プロとして多少の国際経験がある選手が、学歴のことも考えてアメリカの大学へテニスの奨学金をもらって進学してくるのも、何となく分かる気がするわよね。

17~18歳で高校を卒業したばかりの未熟なアメリカ人選手は、大学生活をエンジョイもしたいし、テニスへどいれくらい集中できるかは各自まちまち。比べて、20代になって(中には20代半ばでも)ある程度精神的にも大人になって、国際経験も積んだ選手が留学して来れば、選手を扱うコーチ側としても留学生の方が扱いやすいわけで・・・。

かつてはアメリカ人選手もテニスで奨学金をもらっていたから、テニスへ対する気持ちの持ち方も高かったの。今ではそれぞれの家庭がある程度裕福だと、奨学金をもらわずに進学してくる選手も多い。


つまり、留学生の方がアメリカでのテニスをする環境へのありがたみも感じて練習するし、モチベーションも高いのは当然よね。コーチも、一生懸命テニスに打ち込む姿勢の高い選手を使いたいって思うのは当然のことよね。

もちろん、アメリカ人がみんなそうだと言うわけではないけど、そう言う傾向がどうしてもあるがゆえに、大学テニス界でもアメリカ人選手より留学生の方が多くなって来ちゃったってことらしいのよね。

アメリカの大学を卒業してブレーク中なアメリカ人選手もいるわ。それは、ジョン・アイズナー。


それが7月下旬のワシントンでのグランプリ大会で見事決勝戦まで進出し、アンディ・ロディックに敗れはしたものの、準優勝を上げて一気にトップ200位入り。


もちろん、そんな素晴らしい大卒のアメリカ人選手もいるけど、世界のテニス事情は変わってきているのが現状。

