2010年05月05日
チャンピオンズ・シリーズ第2戦

一日一回クリックしてねん


男子シニアツアーの『チャンピオンズ・シリーズ』第2戦が4月29日から5月2日までマサチューセッツ州ボストンで行われました。


8選手のトーナメントによるこの大会は、ボルグの当時のライバルでもあるジョン・マッケンローも出場していて、両者が1回戦を勝ち上がると準決勝での対決になるって注目が集まっていたわ。

その期待通り、ボルグは初日の29日にミカエル・パーンフォースをフルセットで下したの。


1日に行われた準決勝では、マッケンローがボルグを6-4、7-6(7-3)で倒して決勝進出を果たしました。

ドローのもう1つの山では29日に、マーク・フィリプーシスがウェイン・フェレイラをストレートで破り、30日にジム・クーリアがジミー・アライアスをストレートで下しました。


2日に行われた決勝戦では、フィリプーシスがマッケンローを6-3、4-6、10-5(チャンピオンズ・タイブレーク)のフルセットで退け見事、このシリーズでの初優勝を飾りました。

決勝戦は、フィリプーシスがいきなり5-0とリードしたけど、そこからマッケンローにエンジンがかかったの。

「良いプレーをしなければならないのは分かっていた。何よりも自分自身のためにもね。出だしは良くて、いきなり5-0とリードできたけど、ジョンのプレーが段々良くなって行ったんだ。彼にスイッチが入るととても危険な相手さ。」ってフィリプーシスは振り返ってました。

ボルグは同じ日にクーリアと3位決定戦を行ったんだけど、クーリアがストレートでボルグを下してました。クーリアは「コートの反対側にボルグを見るのは本当に素晴らしいことだった。とても品のある姿だったよ。こうして彼と対戦できたことは大変光栄なこと。」って感想を語っていたわ。

ボルグも「アメリカでプレーするのは大好きなんだ。スケジュールとストックホルムでの家族との時間の調整さえ付けば、喜んでまたここへ戻ってプレーしたいね。」って久々の“本気テニス(?)”にも十分楽しんだみたいね。


恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

男子ではエクアドルで行われた3万5千ドルのチャレンジャーで、伊藤竜馬選手は1回戦敗退だったけど、第5シードの添田豪選手は見事優勝を果たしました。おめでと~~~。

オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズでは、第2シードの小野澤新、佐藤文平選手が1回戦で、仁木拓人選手が2回戦敗退でした。松尾友貴選手はベスト8入りを果たしました。

今週はアメリカの5万ドルのチャレンジャーに錦織圭選手は始めてクレーでの大会に出場します。



ランキングでは、添田豪選手が189位から155位へジャンプしましたね。

女子では国内は岐阜で行われた5万ドルのサーキットで、ベスト8に第4シードの土居美咲、第6シードの米村知子、第7シードの不田涼子、手塚玲美選手が入りました。


オーストラリアの2万5千ドル大会では第4シードの浜村夏美、井上万里、川床萌選手が初戦敗退するなか、宮村美紀選手がベスト8入りでした。


韓国の2万5千ドルでは、前川綾香選手が初戦敗退でした。スペインの1万ドルでは高山千尋選手が2回戦敗退でした。

今週も国内は福岡で5万ドルのフューチャーズが行われて、第3シードで波形純理、第4シードで土居美咲、第6シードで不田涼子、第7シードで米村知子、第8シードで藤原里華選手らが出場してます。

オーストラリアの2万5千ドルには第1シードで瀬間友里加、第6シードで浜村夏美、宮村美紀、川床萌、井上万里、予選を勝ち上がって涌井真耶選手が出場してます。スペインの1万ドルには高山千尋選手が、インドネシアの1万ドルには田中真梨、久見香奈恵選手が出場してます。

WTAツアーでは、イタリアはローマで行われている『BNLイタリア国際女子』には予選を勝ち上がって森田あゆみ選手が出場してます。『エストリル・オープン女子』の予選に奈良くるみ選手が出場したけど、予選2回戦で敗退。本戦にはクルム伊達公子選手が出場してます。

ランキングでは手塚玲美選手が351位から320位へ、石津幸恵選手が420位から368位へ、秋田史帆選手が390位から372位へ、高雄恵利加選手が456位から435位へ、清水咲子選手が500位から486位へ、田中真梨選手が512位から495位へと上昇しました。
