2011年09月05日
USオープンでの新記録&過酷な状況
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土曜日に行われたUSオープンで、あまり嬉しくない新記録が作られたの。それは、男子シングルの3回戦で、トマス・ベルディフとマルセル・グラノジェルスが試合途中で棄権しちゃって、この2人の棄権で今大会での途中棄権の数が14にも登り、これまでのグランドスラム大会中に記録した最高の数になったんだって。
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これまでの最高は2008年のウィンブルドンでの12回だったらしく、土曜日の試合前にはその記録に並んでいたってことなのよね。
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考えてみたら、初日に登場した日本人選手も3人が途中棄権で敗退していたからね。ベルディフはヤンコ・ティプサレビッチとの試合中に、右肩を負傷して4ー6、0ー5の所で、グラノジェルスはファン・カルロス・フェレーロと対戦中、1ー6、3ー4の所で突然、棄権を申し入れたんだって。
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その日は他に、試合開始前に選手が棄権して行われなかった試合が2試合あったの。ここまで選手が万全な体調でないのは、各選手の調整不足と言うよりは、ツアースケジュールの厳しさを物語ってるんじゃないかしら?
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そして昨日の男子シングル3回戦で、ダビド・ナルバンディアンをストレートで下した前年度覇者のラファエル・ナダルも試合後の記者会見中に、右足太ももに激しい痙攣が襲い、会見中に椅子から滑り落ち、トレーナーを呼ぶ騒ぎになったくらい、今年のUSオープンのコンディションが過酷でもあるってことみたい。
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右足太ももの前も後ろも痙攣を起こしてしまったナダルは集まっていた記者に「トレーナーを呼んでもらえませんか?」って顔をしかめて、左手を上げながら要求したんだって。
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その場でトレーナーから治療を受けたナダルは、右太ももにアイシングを受けて、水とゲータレードを与えられて何とかまた会見を再開したんだって。
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「ロッカールームじゃなくて、ここでこんなことが起きてしまったことは、運が悪かったね。」って、冗談混じりに語ったナダルどけど、同じようなことは選手だったらいつでもどこでも起こり得ることよね。この日の会場は、気温が30度近くまで上がり、高い湿度もあった厳しい状況だったようね。
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女子シングルに登場した、フラビア・ペネッタも、ポン・シュアイとの試合中に痙攣に襲われたらしいわ。ペネッタは3回戦でマリア・シャラポワを下す金星を飾るなど好調で、この日もそんな状態におちいりながらも、しっかりポンを下して、ベスト8進出を決めてました。
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この日は試合をサポートしているボールパーソンにも、痙攣を起こしてしまった人がいたって噂だし、それくらい過酷な状況だってことね。これからが後半戦だけど、みんな大丈夫かしら、心配だわ!
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そして不振が続いているアメリカ男子が好調ですね!現在アメリカ男子ナンバー1のマディ・フィッシュ始め、元世界ランク1位のアンディ・ロディック、ジョン・イズナー、加えて主催者推薦で出場しているドナルド・ヤングの4人が4回戦まで勝ち上がりましたね。
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想定外だったのはヤングの勝ち上がりじゃない?9月3日のブログでも紹介したヤングだけど、ジュニア時代から期待されるも、なかなか伸び悩んでしまって世界の舞台での活躍が出来ずにいたのよね。ここへ来て「台風の目」的な存在になれるかしら。
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各選手はベスト8進出を懸けて、フィッシュはジョー・ウィルフリー・ツォンガと、ロディックはダビド・フェレールと、イズナーはジル・シモンと、ヤングはアンディ・マレーとそれぞれ対戦です。さすがにここまで来ると、メジャー・ネームばかりね。誰が8強入りできるかしらね?
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