2012年11月05日
ヤノビッチと言う選手は???
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先週、フランスはパリで行われた男子レギュラーツアーの最後の大会だったBNPパリバ・マスターズで、予選を勝ち上がってあれよあれよと決勝進出を果たしたイェルジー・ヤノビッチ。いったい彼はどんな選手なの???
世界ランク69位で臨んだその大会は、予選1回戦では元世界ランク20位のドミトリー・ツルスノフを、予選最終ラウンドでも元世界ランク36位のフローレン・セラを、いずれもストレートで下してマスターズ1000大会の本戦デビューを果たしたの。
その本戦では、更にすごい事をやってのけてしまったのよね!!!
1回戦では世界ランク19位のフィリップ・コールシュライバーをストレートで下すと、2回戦では同ランク15位で第13シードのマーリン・チリッチを、3回戦では何と同ランク3位で第3シードのアンディ・マレーにマッチポイントを握られてからの逆転勝利。
この勝利はかなり世間をあっと言わせましたね。だって今の男子テニスはトップ4が抜きに出てるって言われているけど、その一人を予選勝者が下してしまったんですもの。
そして準々決勝では世界ランク9位のヤンコ・ティプサレビッチの途中棄権での勝利だったけど、試合内容はヤノビッチがかなり優勢な展開でしたね。そして準決勝は同ランク20位のジル・シモンを下して決勝進出を果たしたの。
つまり、本戦では今のトップ20の選手ばかりを下すと言う、信じられないような勝ち上がりを見せたのよね。決勝戦はダビド・フェレールの前に力尽きてしまったけど、これで今週発表の世界ランクも26位へと一気にジャンプしたわね。
そんな彼、今年の初めは世界ランク221位でスタート。全豪オープンの予選にも出られるランキングだったけど、イギリスのフューチャーズ大会からシーズンをスタートさせたの。その時の事を記者会見中にこう語っていました。
「今年は全豪オープンに行かなかった。それは単にお金がなかったからさ。きっとこの勝利で、もっと大きなスポンサーが付くと思う。」とティプサレビッチ戦の後に語っていました。だって彼はマレーに勝ってからは祖国ポーランドでは毎日のようにテレビで彼の試合が流されていたんだって。
そんな彼は2月のドイツのチャレンジャー大会で準優勝、そして3月のボスニア・ヘルツェゴヴィナのチャレンジャー大会でベスト8入りしてトップ200入り。5月のイタリアのチャレンジャーで優勝するなど調子を上げ、ウィンブルドンでは予選を勝ち上がり3回戦進出。
7月にはオランダのチャレンジャーで優勝してトップ100入り。直後の地元ポーランドのチャレンジャーでも優勝を飾ると更にランキングを上げて、USオープンではグランドスラムの本戦デビューを果たしたの。その時は初戦敗退だったんだけどね。
先週のパリ大会の2週間前のロシアはモスクワ大会に出場していた彼は、自身初となるATPツアーでのベスト8入りして当時自己最高位の64位を記録していたの。そして今週発表の世界ランクではその自己最高位を大きく更新する事となりました。
彼はパリ大会の期間中に自身の事をこんな風に語っていたの。
「子供の頃は本当に悪い子供だったんだ。高校の頃はいつもケンカをしていた。色んな友達ともケンカをしたり、先生ともそうだった。本当に悪い生徒だったんだ。でも、たとえばマレー戦と時のように、どうしてあんなにプレッシャーを感じずに試合が出来るような人間になったのかは、自分でもよく分からないよ。」
203cmの彼は、両親はバレーボールのプロ選手だったんだって。特にお母さんは国を代表する選手だったスポーツ一家。そんな彼をテニスに導いたのはお父さんで、お父さんが現役を引退した後で始めたテニスを5歳の時にお兄さんと一緒に始めたんだって。
マレーに勝って、ティプサレビッチにも勝ってベスト4入りした時には「今、自分の人生にいったい何が起きているのはを理解していないんだ。マジックのような事をしてしまった。必死にボールを相手コートに反していたら、準決勝へ進んでしまったんだ。両親は昨日の試合の後も、今日の試合の後も泣いていたよ。」って、家族揃ってこの快進撃を喜んでいたみたいね。
今のランキングでは、来年全豪オープンではもちろんシード選手として出場する事がほぼ決まり。スポンサーが無くても行かなきゃならないわよね。でも、こんなに世間を賑わせた彼にスポンサーが付かない訳がないんじゃない。
だって彼は203cmの長身から繰り出すビッグサーブが武器の21歳。オフシーズンとなった来週に22歳になるまだまだこれからの選手。
先週の勝ち上がりを見ると、来年にはトップ10入りもしちゃうんじゃないかしらって思うくらいだものね。スポンサーもほうってはおかないでしょう。
決勝戦の対戦相手のフェレールは175cmと小柄な選手で、決勝戦後の表彰式で二人が並ぶと約30cmもの身長差がある凸凹状態だったけど、それでも勝ったのは175cmのフェレールですからね。体の小さい日本人にも勇気を与えてくれる勝利ですね。
175cmのフェレールはトップ10選手ではもちろんだけど、トップ100選手中でも168cmのオリビエ・ロクスに次ぐ小ささ。リカルダス・ベランキスやビヨン・パウらも175cmで、みんな小柄な体をフットワークや技術でカバーしながら世界の舞台で戦っているのよね。
ヤノビッチの今後にも期待だけど、小柄な日本人としては同じような体格の選手が世界で戦っているのは心強いわね。ついつい応援したくなっちゃいますね。
フェレールは今週行われるツアー最終戦での結果次第だと、現在4位で膝の怪我のためにツアー離脱しているラファエル・ナダルを抜いて4位でシーズンを終える可能性があるから、自身初のマスターズ1000大会での優勝が、更に気合いが入る原動力になるかも知れないわね。
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先週、フランスはパリで行われた男子レギュラーツアーの最後の大会だったBNPパリバ・マスターズで、予選を勝ち上がってあれよあれよと決勝進出を果たしたイェルジー・ヤノビッチ。いったい彼はどんな選手なの???
世界ランク69位で臨んだその大会は、予選1回戦では元世界ランク20位のドミトリー・ツルスノフを、予選最終ラウンドでも元世界ランク36位のフローレン・セラを、いずれもストレートで下してマスターズ1000大会の本戦デビューを果たしたの。
その本戦では、更にすごい事をやってのけてしまったのよね!!!
1回戦では世界ランク19位のフィリップ・コールシュライバーをストレートで下すと、2回戦では同ランク15位で第13シードのマーリン・チリッチを、3回戦では何と同ランク3位で第3シードのアンディ・マレーにマッチポイントを握られてからの逆転勝利。
この勝利はかなり世間をあっと言わせましたね。だって今の男子テニスはトップ4が抜きに出てるって言われているけど、その一人を予選勝者が下してしまったんですもの。
そして準々決勝では世界ランク9位のヤンコ・ティプサレビッチの途中棄権での勝利だったけど、試合内容はヤノビッチがかなり優勢な展開でしたね。そして準決勝は同ランク20位のジル・シモンを下して決勝進出を果たしたの。
つまり、本戦では今のトップ20の選手ばかりを下すと言う、信じられないような勝ち上がりを見せたのよね。決勝戦はダビド・フェレールの前に力尽きてしまったけど、これで今週発表の世界ランクも26位へと一気にジャンプしたわね。
そんな彼、今年の初めは世界ランク221位でスタート。全豪オープンの予選にも出られるランキングだったけど、イギリスのフューチャーズ大会からシーズンをスタートさせたの。その時の事を記者会見中にこう語っていました。
「今年は全豪オープンに行かなかった。それは単にお金がなかったからさ。きっとこの勝利で、もっと大きなスポンサーが付くと思う。」とティプサレビッチ戦の後に語っていました。だって彼はマレーに勝ってからは祖国ポーランドでは毎日のようにテレビで彼の試合が流されていたんだって。
そんな彼は2月のドイツのチャレンジャー大会で準優勝、そして3月のボスニア・ヘルツェゴヴィナのチャレンジャー大会でベスト8入りしてトップ200入り。5月のイタリアのチャレンジャーで優勝するなど調子を上げ、ウィンブルドンでは予選を勝ち上がり3回戦進出。
7月にはオランダのチャレンジャーで優勝してトップ100入り。直後の地元ポーランドのチャレンジャーでも優勝を飾ると更にランキングを上げて、USオープンではグランドスラムの本戦デビューを果たしたの。その時は初戦敗退だったんだけどね。
先週のパリ大会の2週間前のロシアはモスクワ大会に出場していた彼は、自身初となるATPツアーでのベスト8入りして当時自己最高位の64位を記録していたの。そして今週発表の世界ランクではその自己最高位を大きく更新する事となりました。
彼はパリ大会の期間中に自身の事をこんな風に語っていたの。
「子供の頃は本当に悪い子供だったんだ。高校の頃はいつもケンカをしていた。色んな友達ともケンカをしたり、先生ともそうだった。本当に悪い生徒だったんだ。でも、たとえばマレー戦と時のように、どうしてあんなにプレッシャーを感じずに試合が出来るような人間になったのかは、自分でもよく分からないよ。」
203cmの彼は、両親はバレーボールのプロ選手だったんだって。特にお母さんは国を代表する選手だったスポーツ一家。そんな彼をテニスに導いたのはお父さんで、お父さんが現役を引退した後で始めたテニスを5歳の時にお兄さんと一緒に始めたんだって。
マレーに勝って、ティプサレビッチにも勝ってベスト4入りした時には「今、自分の人生にいったい何が起きているのはを理解していないんだ。マジックのような事をしてしまった。必死にボールを相手コートに反していたら、準決勝へ進んでしまったんだ。両親は昨日の試合の後も、今日の試合の後も泣いていたよ。」って、家族揃ってこの快進撃を喜んでいたみたいね。
今のランキングでは、来年全豪オープンではもちろんシード選手として出場する事がほぼ決まり。スポンサーが無くても行かなきゃならないわよね。でも、こんなに世間を賑わせた彼にスポンサーが付かない訳がないんじゃない。
だって彼は203cmの長身から繰り出すビッグサーブが武器の21歳。オフシーズンとなった来週に22歳になるまだまだこれからの選手。
先週の勝ち上がりを見ると、来年にはトップ10入りもしちゃうんじゃないかしらって思うくらいだものね。スポンサーもほうってはおかないでしょう。
決勝戦の対戦相手のフェレールは175cmと小柄な選手で、決勝戦後の表彰式で二人が並ぶと約30cmもの身長差がある凸凹状態だったけど、それでも勝ったのは175cmのフェレールですからね。体の小さい日本人にも勇気を与えてくれる勝利ですね。
175cmのフェレールはトップ10選手ではもちろんだけど、トップ100選手中でも168cmのオリビエ・ロクスに次ぐ小ささ。リカルダス・ベランキスやビヨン・パウらも175cmで、みんな小柄な体をフットワークや技術でカバーしながら世界の舞台で戦っているのよね。
ヤノビッチの今後にも期待だけど、小柄な日本人としては同じような体格の選手が世界で戦っているのは心強いわね。ついつい応援したくなっちゃいますね。
フェレールは今週行われるツアー最終戦での結果次第だと、現在4位で膝の怪我のためにツアー離脱しているラファエル・ナダルを抜いて4位でシーズンを終える可能性があるから、自身初のマスターズ1000大会での優勝が、更に気合いが入る原動力になるかも知れないわね。