ピンキーズ・リマークス 毒舌ライター・ピンキーによるテニスニュース、コラム、その他諸々。

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日本のエース杉山愛選手の持つ、グランドスラム連続出場記録の６１回の後を追っていた現役選手が、杉山選手より４つ下のナタリー・デシーで、これまで５４大会連続出場中だったの。そんな彼女が現役引退を表明しましたね。

現在３０歳で世界ランク８８位のデシーは２００４年９月に結婚していて、今回の引退は妊娠が判明したからなの。おめでたいニュースでの引退で、彼女は今後の人生を家族への時間として費やして行きたいってことらしいわ。

２００５年の全豪オープンでベスト４入りしたのが、グランドスラムでの最高成績で、２００６年の１月に自己最高位の世界ランク１１位についたの。ツアー優勝は２００３年のゴールドコーストの１回だけだけだったのよね。

ダブルスでは２００６年、２００７年とＵＳオープンを制し、２００７年の全仏オープンではアンディ・ラムと組んでミックス・ダブルスでも優勝を飾って、２００７年５月にダブルス・ランキング最高８位になったの。

今年７月で３４歳になった杉山選手は、まだまだ現役を続ける意向を語ってるから、グランドスラムの連続出場記録はまだまだ伸びそうよね。

やっぱり大先輩であるクルム伊達公子選手が復帰して、世界の舞台まで登場して来ちゃうと、杉山選手もなかなか辞められなくなっちゃったって感じなんじゃないかしら。お互い良い意味で刺激し合って、日本女子テニス界をベテランが盛り上げてくれると、若手も奮起してくれるんじゃないかしら。





恒例の先週の日本人で～～～っす。
ベルギーの２万５千ドルに第２シードで出場した瀬間友里加選手は、順当に決勝まで勝ち進んで、第１シードのＫ・フリッペンスにストレートで敗れ準優勝でした。フランス人選手と組んだダブルスでも決勝へ進んだけど、こちらも惜しくも負けちゃって、シングルスと共に準優勝でした。

アメリカの１万ドルでは高山千尋選手は２回戦敗退だったけど、第３シードの瀬間詠里花選手はベスト８入りしました。

国内は宮崎の１万ドルのサーキットでは、ベスト８に第７シードに越野由梨奈、宮崎優実、樋口由佳、渡辺華奈選手が、ベスト４には第２シードの岡あゆみ、第４シードに山外涼月選手が入りました。決勝戦は第１シードの波形純理選手対第３シードの秋田史帆選手の戦いとなり、波形選手がストレートで勝利して優勝を飾りました。

ダブルスではベスト４に越野＆新井ペアーと、岡＆井上ペアーが入りました。優勝は、東＆川床ペアーを下した第４シードの萩本＆宮崎ペアーでした。おめでと～。

今週はアメリカの５万ドルに第８シードで中村藍子、不田涼子、瀬間（詠）選手が出場してます。フランスの２万５千ドルには第１シードで瀬間（友）選手が単身出場してます。




男子はアメリカはカリフォルニアの７万５千ドルのチャレンジャー大会で、添田豪選手は初戦敗退だったけど、予選を勝ち上がった鈴木貴男選手は１回戦で第１シードを下したんだけど、２回戦で惜しくも敗れてしまいました。同じく予選突破した杉田祐一選手も２回戦負けでした。

韓国の１万５千ドルのフューチャーズ大会では、ベスト８に第１シードの伊藤竜馬選手が入りました。その他の選手は上位進出できませんでした。ダブルスではベスト４に岩見＆守屋ペアーが入り、決勝で惜しくも負けてしまった岩渕＆本村ペアーは準優勝でした。

今週はアメリカの５万ドルのチャレンジャーに鈴木、杉田選手が、ロシアの５万ドルのチャレンジャーには三橋淳選手が、エクアドルの３万５千ドルのチャレンジャーには松井俊英選手が、それぞれ単身出場してます。

韓国の１万５千ドルのフューチャーズ大会には、第１シードで伊藤、第４シードで竹内研人、第６シードで守屋宏紀、第８シードで井藤祐一、小野澤新、予選を勝ち上がって畠中将人選手が出場してます。