2006年10月12日
サフィンのブログと日本人




「カリブの島じゃ30度もあって、晴天の青空のもと横になってカイピリャ-ナ(ブラジルから発祥してヨーロッパやアメリカで人気のカクテル)なんか飲んでいるんだろうな。朝目が覚めてまず初めに、そんなことを考えたんだ。ここ、懐かしの地モスクワでは、やっと秋が訪れた感じで、太陽は影を潜め雨模様の朝だ。起きたのは11時半。自分的にはちょうどいい時間かな。この仕事のいいところは、好きな時間に起きられることさ。両親と妹とコーヒーを飲んで、お母さんが家族の近況なんかを話してくれた。パスタを食べながら、両親や友人達とおしゃべりを楽しんだんだ。みんなに、ペポ・クラベットの生涯を教えてあげたんだ。彼はマドリッドと言う街に生まれ、モスクワのような大都会へやってきたやつなんだ。その日の僕の試合の前は、キリレンコとスキアボーネ戦で、その第1セットが終わると足にテーピングを施し、温めて、サーシャ・ボルコフに催眠術のようなものをかけてもらったんだ。“あなたは今試合をしています。こうプレーをして、ああプレーをして・・・”などなど。そんな彼の言葉を聞きなが、有効なイメージ・トレーニングをしているんだ。ジュニアの子達がロッカールームにいて話をしたんだけど、まったく話が噛み合わなくて、自分が年を取ったんだなって思い知らされたよ。彼らは14歳なんだから仕方ないか。試合のあとは必ず記者インタビューがあり、それも問題なくすませ、くだらない冗談なんか言ってたら、なんかお笑い芸人扱いだったさ。誰もが次の試合での健闘を祈ってくれたよ。それからシャワーを浴びて、このブログを書いている場所からマッサージ・ルームへ行ってマッサージを受けるんだ。僕のブログがつまらないものじゃありませんように!!!」
なんて、彼らしいブログよね。


そうそう。その妹のサフィーナなんだけど、なんと1回戦で、各下のA・チャクエタゼにあっさり負けちゃったのよね。







って言っても、ほとんどの選手が男子も女子もジャパン・オープンに出場しちゃってたからね~。









今週は男子はちょっとお休みで、女子は中村、高雄恵利加、不田亮子選手がバンコク・オープンに出場してますね。試合に出場している選手は、みんな上位進出目指してがんばってね~~~!


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