2009年12月03日
チャンがアジア男子テニスを語る

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元世界ランク2位で全仏オープン覇者のマイケル・チャンが、来年1月6日から中国は香港で行われるエキシビションに出場するために、香港で行われた記者会見で現在のアジア男子テニス界にについて意見を述べてました。

彼によると、今のアジア人男子テニス選手に最も必要なのは、優秀なコーチだって言うの。


女子のアジア勢では最も多いのが中国勢だけど、男子に至っては、現在303位が最高で、次は546位と世界の舞台には程遠いのが現状。

「世界のトップ選手へチャレンジして世界でブレークさせる男子選手を輩出することは、より難しい問題だと思う。中国人男子選手に彼らが望むようなコーチをつけることはそれほど簡単なことではない。世界で成功している中国人女子選手のほとんどが海外から優秀なコーチを向かいいれている。男子選手もハードな練習やトレーニングを行っているけど、それが正しい方法でなければ、世界の舞台で戦って行ける選手の育成には繋がらない。」
チャンはかつて中国のポン・シュアイ選手のコーチを引き受けていたこともあるし、昨年の北京五輪へ向けて中国テニス界の向上へ向けて、中国人の血を引く彼が招かれていたことから、そんな印象を強く持つようになったんじゃなかしら?

かつてアジア人男子で世界のトップ選手の仲間入りしたのは、タイのパラドン・スリチャパンで、5度のシングルス優勝を飾り、世界ランク最高9位まで上ったの。



日本期待の錦織圭選手も考えてみると、若くしてアメリカへ渡り、名門のニック・ボロテリー・テニス・アカデミーでトレーニングを受けているのよね。


日本でもテニスは他のスポーツと比べても、お金がかかるものの1つ。



この状況を打破するためにも、圭君始め他の日本人選手も一人でも多くトップ100入りして、グランドスラムを始めとする世界の舞台で活躍して欲しいですね。


ちなにみそのチャンが出場するエキシビションは、引退した男子選手と現役の女子選手によるものらしく、他の出場選手は、スリチャパン、マラット・サフィン、ステファン・エドバーグ、ヴィーナス・ウィリアムズ、マリア・シャラポワ、キャロライン・ウォズニアキ、ヴィクトリア・アザレンカ、ヴェラ・ズヴォナレーワなどの豪華なものです。

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