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今週イギリスはノッティンガムで行われているATPツアーの『スラセンジャー・オープン』で、こんな珍事が勃発したの。

それは、シングルスとダブルスに出場しているドミトリー・ツルスノフの振る舞いへの制裁。

南アフリカのクリス・ハッガードと組んだダブルスで、アンドレアス・セッピとシモネ・ボレッリ組との1回戦で、6-4、3-1と相手にリードされたところで、ライン・ジャッジに不満だったツルスノフは、抗議したけど受け入れられなかったの。

すると彼は、怒り心頭でコートを立ち去ってしまったんだって!

もちろんその試合は、セッピとボレッリ組が不戦勝で勝利を得たの。

そのツルスノフは、第6シードでシングルスにも出場していて、1回戦ではルー・イェンスンを下して2回戦進出を決めていたわ。

でも、大会側が彼の行動を審議した結果、シングルスでの試合も出場禁止する罰を下したの。

2回戦でツルスノフと対戦する予定だったのは、1回戦で錦織圭選手のリタイアで勝ち上がったトーマス・ヨハンソン。

つまり、ヨハンソンは、この2回戦も戦わずして勝利を獲得し、労せずベスト8進出を決めちゃったのでした。

ヨハンソンは、錦織君と第1セットを戦っただけで、あっと言う間に8強入りしちゃう、ラッキーな大会となりましたとさ。

ライン・ジャッジに対しての抗議は、どんな試合でも見られる光景だけど、それに憤慨してコートから出てっちゃいけないわよね!

ツルスノフはよっぽど自信があったのかも知れないわね。

でも、大人として、そしてプロとして、ちょっとやってはいけない行動でしたね。

ツルスノフと言えば、ATPの公式ブログで一躍ファンの心をつかんだ、ユーモア溢れる選手。

Pinkyもかつて、何度か彼のブログを紹介したけど、Pinkyだってそれ以来彼のファンになってしまっただけに、こんな結果になってしまったのは、本当に残念ですね。
