2011年06月03日
女子シングルス決勝戦が決まる
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全仏オープン2011の女子シングルスの決勝戦のカードが決まりましたね。今年の全豪オープンで中国人選手として初めて4大大会の決勝の舞台に立ったリー・ナと、昨年のチャンピオンのフランチェスカ・スキアボーネの対戦となりました。
昨日の準決勝第1試合にはマリア・シャラポワと対戦したリー。出だしから得意のフォアでウィナーを決めて、持ち味のフットワークでシャラポワの強打を拾いまくりました。
それにしてもリーの安定感は抜群でしたね。シャラポワを始め、多くの選手がかなりの強打を持ち、攻めてくるプレーヤーが多くなったけど、そんなプレーヤーの難点は、拾われまくると徐々にリズムが崩れ、攻めるボールが段々ミスに繋がってしまうことです。勝つまで攻め抜く難しさをシャラポワは実感したんじゃないかしら?
そして肩の怪我から復活したシャラポワは、サーブに問題を抱えていたけど、最近はそれも感じないプレーで好成績を上げて来てました。昨日はかなりの強風もあり、リーのディフェンス力もあり、すっかりリズムを崩されてしまいましたね。ダブルフォルトから、ブレークされるゲームが増え、最後もダブルフォルトで勝利を献上しちゃいましたね。
リーの試合展開の速さは抜群でした。シャラポワより先に先にとコースを変えて、短くなったボールは前へ詰めて高い打点からウィナーを取りに行くスタイルに徹してました。あの展開力とフットワークの良さはさすがでした。
次の準決勝でスキアボーネは地元の声援を受けるマリオン・バルトリと対戦。かなりスピンの強いスキアボーネのショットを上からフラットに強打して来るバルトリ。きっとそんな作戦だったのでしょう。
そこで凄かったのがやっぱりスキアボーネのディフェンス力。165cmと小柄な体で、コート狭しと走り回って、甘いボールはダウンザラインへのカウンターを仕掛けてました。
ラインぎりぎりじゃなくても、バルトリのフットワークでは十分にウィナーが取れましたね。バルトリも以前よりフットワークが良くなったとは言われてますけど、昨日の4選手の試合を見ていると、かなり遅く感じてしまいましたね。
リーが優勝すると中国人選手として初のグランドスラム・チャンピオンになると同時に、週明けの世界ランクで自己最高位の4位となり、アジア人女子選手として、クルム伊達公子選手が記録した最高ランクに並びます。
スキアボーネが優勝すると、大会2連覇達成となり、30歳以上でのグランドスラムでのチャンピオンは、1990年のウィンブルドンでマルチナ・ナブラチロワが33歳で優勝して以来のことで、全仏では1986年に31歳で優勝したクリス・エバート以来となります。
29歳のリーと30歳のスキアボーネは、二人合わせて60歳と79日で、これは1998年のヤナ・ノボトナとナタリー・トージア以来となる最年長決勝戦となります。
数年間までは若手の台頭が目立っていた女子テニス界だったけど、ここ数年はベテランの活躍が目立ちますね。フィジカル面でも最近のスポーツ医学の進歩もあって、20代後半から30代の体作りが改善されたことも大きな要因でしょうね。そこに経験値も加わると好成績に繋がるんじゃないかしら?
明日の決勝戦は、二人の世界最高のフットワークで見応えあるラリー戦が繰り広げられるに違いないわ!勝利の女神は一体どちらに微笑むのかしら?
その試合の後に、ミックスダブルスの決勝戦が行われました。優勝したのは、ノーシードから勝ち上がったケイシー・デラクア&スコット・リプスキー組で、第1シードのカテリナ・シュレボトニック&ネナド・ジモンイッチ組をフルセットのスーパータイブレークで下しての優勝でした。
シードダウンが続く中、デラクア&リプスキー組はシード勢と対戦することなく決勝戦まで勝ち上がり、初めてシード・ペアとの対戦が決勝戦での第1シードだったの。それでも臆することなく戦い抜いたデラクア&リプスキー組は、両者揃って初のグランドスラム・タイトル獲得となりました。おめでとう~!
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全仏オープン2011の女子シングルスの決勝戦のカードが決まりましたね。今年の全豪オープンで中国人選手として初めて4大大会の決勝の舞台に立ったリー・ナと、昨年のチャンピオンのフランチェスカ・スキアボーネの対戦となりました。
昨日の準決勝第1試合にはマリア・シャラポワと対戦したリー。出だしから得意のフォアでウィナーを決めて、持ち味のフットワークでシャラポワの強打を拾いまくりました。
それにしてもリーの安定感は抜群でしたね。シャラポワを始め、多くの選手がかなりの強打を持ち、攻めてくるプレーヤーが多くなったけど、そんなプレーヤーの難点は、拾われまくると徐々にリズムが崩れ、攻めるボールが段々ミスに繋がってしまうことです。勝つまで攻め抜く難しさをシャラポワは実感したんじゃないかしら?
そして肩の怪我から復活したシャラポワは、サーブに問題を抱えていたけど、最近はそれも感じないプレーで好成績を上げて来てました。昨日はかなりの強風もあり、リーのディフェンス力もあり、すっかりリズムを崩されてしまいましたね。ダブルフォルトから、ブレークされるゲームが増え、最後もダブルフォルトで勝利を献上しちゃいましたね。
リーの試合展開の速さは抜群でした。シャラポワより先に先にとコースを変えて、短くなったボールは前へ詰めて高い打点からウィナーを取りに行くスタイルに徹してました。あの展開力とフットワークの良さはさすがでした。
次の準決勝でスキアボーネは地元の声援を受けるマリオン・バルトリと対戦。かなりスピンの強いスキアボーネのショットを上からフラットに強打して来るバルトリ。きっとそんな作戦だったのでしょう。
そこで凄かったのがやっぱりスキアボーネのディフェンス力。165cmと小柄な体で、コート狭しと走り回って、甘いボールはダウンザラインへのカウンターを仕掛けてました。
ラインぎりぎりじゃなくても、バルトリのフットワークでは十分にウィナーが取れましたね。バルトリも以前よりフットワークが良くなったとは言われてますけど、昨日の4選手の試合を見ていると、かなり遅く感じてしまいましたね。
リーが優勝すると中国人選手として初のグランドスラム・チャンピオンになると同時に、週明けの世界ランクで自己最高位の4位となり、アジア人女子選手として、クルム伊達公子選手が記録した最高ランクに並びます。
スキアボーネが優勝すると、大会2連覇達成となり、30歳以上でのグランドスラムでのチャンピオンは、1990年のウィンブルドンでマルチナ・ナブラチロワが33歳で優勝して以来のことで、全仏では1986年に31歳で優勝したクリス・エバート以来となります。
29歳のリーと30歳のスキアボーネは、二人合わせて60歳と79日で、これは1998年のヤナ・ノボトナとナタリー・トージア以来となる最年長決勝戦となります。
数年間までは若手の台頭が目立っていた女子テニス界だったけど、ここ数年はベテランの活躍が目立ちますね。フィジカル面でも最近のスポーツ医学の進歩もあって、20代後半から30代の体作りが改善されたことも大きな要因でしょうね。そこに経験値も加わると好成績に繋がるんじゃないかしら?
明日の決勝戦は、二人の世界最高のフットワークで見応えあるラリー戦が繰り広げられるに違いないわ!勝利の女神は一体どちらに微笑むのかしら?
その試合の後に、ミックスダブルスの決勝戦が行われました。優勝したのは、ノーシードから勝ち上がったケイシー・デラクア&スコット・リプスキー組で、第1シードのカテリナ・シュレボトニック&ネナド・ジモンイッチ組をフルセットのスーパータイブレークで下しての優勝でした。
シードダウンが続く中、デラクア&リプスキー組はシード勢と対戦することなく決勝戦まで勝ち上がり、初めてシード・ペアとの対戦が決勝戦での第1シードだったの。それでも臆することなく戦い抜いたデラクア&リプスキー組は、両者揃って初のグランドスラム・タイトル獲得となりました。おめでとう~!