2010年12月09日
サンプラスの被害&ソデルリングの新コーチ

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元世界ランク1位のピート・サンプラスが盗難の被害にあっちゃったんだって。


彼は西ロサンゼルスにある公共の倉庫を借りて、数多くの優勝トロフィーやデビスカップの優勝カップ、オリンピックのメダルなどを保管していて、今回はその倉庫からそんな思い出の品々が盗まれてしまったの。

彼は14回優勝したグランドスラムでのトロフィーは、そのうちの1994年の全豪オープンのトロフィーが盗まれてしまって、その他13個は盗まれずに残っていたらしいわ。

でも、ツアー最終戦で手にした5個のトロフィーに加え、デビスカップの2回の優勝で獲得した優勝カップに11回のマスターズ大会の優勝トロフィーなど、64個もの思い出の品が盗まれてしまったそうよ。

今回サンプラスは、警察からこの事件を公にするように勧められてロサンゼルス・タイムズ紙に報告したみたい。


「自分は、トロフィーなどを眺めて満足したり誰かに自慢したりする人間じゃない。そんなことはしたことはない。ただ子供達に見せたいためだけに持っていたかったんだ。子供達は僕がプレーしていた姿を見ていないから、その素晴らしい思い出の品々を見せたかったんだ。今回はそんな自分のテニスの歴史を盗まれてしまった気分さ。」ってサンプラスは失意を語ってました。

同時にサンプラスは、パールジャムのボーカルのエディー・ヴェダーのサイン入りのプログラムや、エルトン・ジョンのサイン入りのピアノ椅子、カルロス・サンタナのサイン入りギターなども盗まれていたんだって。

サンプラスは1993年から1998年まで年末ランキングを1位で終えるなど一時代を築き、2003年に引退したの。


いったい誰がこんなことをしたのかしらね。


世界ランク5位で今シーズンを終了したロビン・ソデルリングだけど、長年コーチをして彼を世界のトップ5入りさせたマグナス・ノーマンとの関係に終止符を打って、今月から新たにイタリア人のクラウディオ・ピストレッシ氏を新なコーチとして雇ったんだって。

ピストレッシ氏はこれまで、モニカ・セレスを始め、元奥さんのアンナ・スマシュノバ、ダビデ・サングイネッティ、シモネ・ボレッリ、ミカエル・ベレーなどのコーチをした経験があるの。

それから杉山愛さんや鈴木貴男選手にもコーチをしたことがあって、日本人にも馴染みがあるコーチかも知れないわね。

ソデルリングは同じスウェーデン人のコーチを希望していたらしいんだけど、彼がコーチとしてお願いしたフレデリック・ロゼングレン氏は、ツアーコーチを今後する意思がないって断られてしまったらしいの。

それから現在スタニスラス・ワウリンカのコーチであるペーター・ランドグレン氏や、マリア・シャラポワのサブ・コーチのトマス・ホグステッドなどにもオファーを出したみたいなんだけど、みんなから断られてしまったみたい。

彼の元コーチのノーマンや親交のあるトマス・ヨハンソンからピストレッシ氏を薦められて、今回の決断に至ったんだって。


トップ200の選手をトップ100に送り込む「トップ100請負人」みたいな仕事が
上手い方だな~と思ってたので、ソデルリングのようなトップ10選手のコーチ就任はちょっと驚きですね。
このケミストリーがどう働くのか楽しみですね。
そうですね、ピストレッシ氏はセレスのコーチをした経験もあるけど、彼女とはほんのわずかの時期だったみたいで、その多くはトップ10選手とかじゃない選手ばかりについていましたね。
ソデルリングは来年は、グランドスラムの優勝に加えてトップ3入りを目指すはずだから、それを踏まえてのコーチ選びをしていたはず。
その思いにピストレッシはどこまで答えられるか、彼の腕前が試される年にもなりそうですね。