2010年12月10日
ロディックのチャリティ&フランス監督への批判

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アンディ・ロディックが彼のチャリティー基金として立ち上げている『アンディ・ロディック・ファンデーション』の毎年恒例のチャリティー・ディナーが先週の土曜日に、彼の地元であるテキサスはオースチンで行われたんだって。

第5回目となったこのチャリティー・ディナーは、数々の品が出品されたオークションから始まりました。そのオークションでは72万5千ドル(約6千万円)が集められたそうよ。

その後行われたパーティーには、ロディックの奥さんで水着モデルのブルックリン・デッカーさんももちろん登場したの。


こうしてロディックのオフ・シーズンはスタートしたって感じね。


先週末行われた男子国別対抗戦(デビス・カップ)の決勝戦で、最終日までもつれた勝敗でシングルスで2敗を喫して敗れたフランス監督のギ・フォルジェ氏へ、祖国フランスで彼の最終日の選手起用に対して批判の声が上がっているんだって。

初日のシングルスにはガエル・モンフィスとジル・シモンを起用して1勝1敗としたフランスは、2日目のダブルスで勝利して、優勝まであと1勝と迫ったの。

そして迎えた最終日には、エースのモンフィスがセルビアのエース、ノヴァーク・ジョコビッチに敗れ、続くシングルスにはシモンに代えてミカエル・ロドラをフォルジェ氏は起用したの。


過去の対戦成績でシモンはトロイキに4勝0敗と相性が良かっただけに、フォルジェ氏の戦略が間違いだったのでは何て批判を受けてしまったらしいんだけど、彼はこんな風にコメントしてました。

「ジル(シモン)はこれまでデビスカップで3試合に出場し、1勝も上げられずにいた。比べてミカエル(ロドラ)はシングルスでもダブルスでも勝利を飾りフランスの決勝進出に大きく貢献していた。2日目のダブルスでも勝利を飾ってくれた彼の勢いを買っての起用で、間違いだとは思っていない。今でもミカエルは我々にとってとても貢献してくれたと思っているよ。」
選手達のこのフォルジェ氏への批判に対してのコメントは載っていなかったけど、シモンもフォルジェ氏が語る通り、このデビスカップで結果を残せていなかったから、交代させられても仕方なかったって思っているんじゃないかしら。

それにロドラのフランス・チームへのここまでの貢献度を考えたら、シモンだってロドラが選ばれたことに不満なんて行ったら失礼よね。

監督って、勝つと称えられるけど、こうして負けてしまうと色々言われてしまう嫌な役柄なのよね。


このデビスカップの決勝戦前に、ツォンガを欠いたフランスが、モンフィスに加えて誰をもう一人のシングルスに起用するかは話題になっていましたね。
大方の見方でも好調のロドラの声は上がってましたから、最終日に彼を起用したのは何となく納得しました。
ただ、結果は負けてしまってフランスの敗戦も決まってしまった結果から、こんな批判が出てしまって、もちろん勝っていたら逆に監督の采配が称賛されたわけですから、それは仕方ないことですよね。
それにしてもセルビアの監督はそんな発言をしていたんですか?
それってラインパーソンに公平なジャッジをせずセルビアの見方をしろってことだって取られても仕方ない発言ですよね。
それはプロとして戦っている選手も納得しないのでは・・・。でもまあ、世界では自国の選手に有利になるようなジャッジがあるのは普通だって聞いたこともありますからね(笑)正々堂々と試合はして欲しいですね。