ピンキーズ・リマークス 毒舌ライター・ピンキーによるテニスニュース、コラム、その他諸々。

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先週行われたローマでのマスターズ１０００シリーズは、ディフェンディング・チャンピオンで世界ランク３位のノヴァーク・ジョコビッチをストレートで下して、同１位でクレー王の名を欲しいままにしているラファエル・ナダルが優勝して幕を閉じました。

その表彰式で、ジョコビッチはお茶目な一面を見せてくれたの。それはナダルの目の前で、彼の物まねを披露したのでした。アディダスのブルーのＴシャツを着ていたジョコビッチは、その腕を捲り上げ、両足を広げて姿勢を低くし、ラケットをくるくる回しながらリターンに構えるナダルの様子を再現して見せたの。

ほんのちょっとだったけど、その後は照れ笑いを浮かべて表彰式に戻った姿は、２１歳の青年の姿でした。左の写真が現在お付き合いしているガールフレンドのイェレーナ・リスティッチさん。去年の夏はレリン・フランコさんと言うやり投げの選手と噂になったけど、長く続かず、今の彼女であるリスティッチさんとはその後からずっとお付き合いをしているそうよ。

こんな可愛らしい彼女の応援があったら、それは頑張る力も出てくるってものよね！

そうそう。優勝したナダルはこれが１５個目となるマスターズ・シリーズのタイトル。これまではアンドレ・アガシが記録した１７個が過去最高記録なんだけど、それにあと２つと迫ったます。ちなみにロジャー・フェデラーはこれまで、１４個のマスターズ・シリーズ優勝を飾っているの。

アガシは１９９０年のマイアミ大会が初めてのマスターズ・シリーズ優勝で、引退した２００５年のカナダ大会まで１５年かかって１７タイトル獲得したんだけど、ナダルは２００５年のモンテカルロから先週のローマとわずか４年で１５個のタイトル獲得に成功したの。

この調子だとアガシの記録した１７個は、早ければ今年、少なくとも来年には更新しちゃいそうよね。“フェデラー・エクスプレス”から“ナダル・エクスプレス”になったＡＴＰは、益々加速度が付いちゃいそうね。





先月アンディ・ロディックと結婚式を挙げたばかりの、モデルのブルックリン・デッカーさんが挙式後、初めて公の場に現れたの。マンハッタンで行われたドレス会社主催のイベントに、デザイナーのドレック・ラム氏と登場したらしく、ご主人のロディックの姿は見えなかったんだって。

二人の結婚式は、ロディックの故郷であるテキサス州はオースチンで家族と親しい友人だけを招いて、上品ながら形式ばらないスタイルで、小規模に執り行われたんだって。その後は、コスタリカへハネムーンに行っていたらしいわ。

マンハッタンでのイベントでデッカーさんが一番楽しみにしていたのが、Ｕ２のヴォーカルのボノさんとカニエ・ウェストのコラボだったんだって。その様子を彼女は興奮気味にこう語っておりました。

「ボノがステージに登場してスピーチを行って、その後にカニエ・ウェストを紹介したの。誰よりも最高だったわ。彼のステージも最高で、１つの場所であれだけ色々な業界の人達が一緒に踊ったり飛び上がったり、歌ったりしたのを見たことがないわ。今をときめくトップモデル達やデザイナー、カメラマン、そしてタレントの卵などなど。会場は興奮のルツボだったの。」

新婚ホヤホヤのデッカーさんだけど、御主人であるロディックそっちのけでマンハッタンの夜をエンジョイしたみたいね。

結婚式では、エルトン・ジョンやジェームズ・ブレーク、マディ・フィッシュ、ジャスティン・ギメルストブ、ビリー・ジーン・キング夫人、パトリック・マッケンローなども出席していたんだって。