2010年09月14日
ナダル、生涯グランドスラム達成

一日一回クリックしてねん


USオープンは男子決勝は何と、3年連続で雨に見舞われちゃって、予定していた日曜日に試合が開始できず、月曜日へと順延になりました。

その決勝では、第1シードのラファエル・ナダルが第2セットで今大会初めてセットを奪われたけど、その後は第3シードのノヴァーク・ジョコビッチを圧倒。


この日も第2セット途中で降雨にあい、しばらくの中断を余儀なくされたけど、第3、第4セットでは終始試合の主導権を握ったナダルが、後半疲れの見えたジョコビッチを6-4、5-7、6-4、6-2で下しての優勝でした。

ジョコビッチは準決勝のロジャー・フェデラー戦で、かなりの疲労を負っているのは当然。


そのフェデラー戦では、フェデラーに2本のマッチポイントを握られながらも逆転勝利。


24歳で生涯グランドスラムを達成したナダル、同じ年に全仏オープン、ウィンブルドン、USオープンと連続優勝をしたのは1969年にロッド・レーバーが年間グランドスラムを達成して以来なんだとか。

それに、ハード、クレー、芝と3つの違うサーフェースのグランドスラムを、どれも2度以上ずつ優勝したのはマッツ・ビランデル以来、2人目の快挙なんだそうよ。

今年の楽天ジャパン・オープンにも出場予定のナダルだけど、直前でキャンセル・・・なんてことにならず、ちゃんと初来日して日本のファンの前で、その華麗なるフットワークを披露して欲しいですね。

同じ日に行われた女子ダブルス決勝戦だけど、日曜日に開始したその試合は、第2シードのリーゼル・フーバー&ナディア・ペトロワ組が第6シードのヴァニア・キング&ヤロスラバ・シュウェドワ組を6-2、4-6、5-4とリードしたところで順延。

月曜日は、キングのサービス・ゲームで0-15とポイントもリードされたところから再会して、その後、フーバー&ペトロワ組がマッチポイントを握るシーンもありながら、キングが何とかサーブをキープして、その後のタイブレークを制してウィンブルドンに続く優勝を飾りました。

キング&シュウェドワ組は、ウィンブルドン直前でペアーを組み、そして臨んだウィンブルドンで見事に優勝。


この二人、ツアーレベルの大会では今季トータルで6勝5敗といま一つだけど、優勝している大会がいずれもグランドスラムで、グランドスラムだけだと12勝0敗と言う・・・二人の相性が良いのか、運が良いのか、ビッグイベントに強いのか・・・。

今後もこの二人でペアーを組んでツアー大会に出場するのかしらね。今日発表のダブルスランキングもキングは15位から一気に4位へ、シュウェドワは21位から14位へとジャンプしました。

今年もグランドスラムが終わってしまいましたね。




男子は9月27日の週からタイのバンコクとマレーシアのクアラルンプールで、翌週は東京で楽天ジャパン・オープンと中国は北京大会、最後は10月10日から上海での大会でアジア・シーズン終了です。

近くで世界のトップの選手のプレーが見られるので、近場の人、遠くから観戦に来る人も、目に焼き付けましょうね。



