2011年05月19日
錦織選手全仏へ&ラッツァーノ辛い思いを抱えて
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全仏オープンもいよいよ今週の日曜日から開幕します。先週のイタリア・オープンの予選を勝ち上がったものの、激しい腹痛で1回戦を前に棄権していた錦織圭選手。その後、帰国して東京で検査と治療を受けたら、大事には至らずまた練習を再開したそうよ。
彼の公式ホームページによると、全仏へ向けて元気に18日にパリへ向けて出発したんだって。検査の結果、腎結石も見つかったけど、それは治療するほどでもなく、むしろ胃酸過多からの急性胃痙攣の症状が大きかったみたい。
それから2009年のUSオープン・チャンピオンのファン・マルティン・デル=ポトロも、スペインはマドリッド大会中に、左太ももからお尻にかけて8ミリほど筋断裂を起こしてしまって全仏の出場が危ぶまれていたの。
自身のツイッターで「色々大変だっだけど、でも行くことにしたよ。みんな、パリで会おう!」って呟いていました。怪我に泣かされ続けてるけど、やっと復調し始めた彼だし、全仏でも台風の目になってくれることでしょう。
5月16日のブログでもちょっと書いたけど、右肩に怪我を負ってしまったアンディ・ロディックは、今週出場予定だったフランスはニース大会をやっぱり欠場しちゃったの。そのことから、全仏は大丈夫か?って心配されてるのよね。
「ローランギャロスを目前に控えて、すぐ後にはウィンブルドンがある状況の今、リスクが高すぎるから、ニースは欠場することにしたよ。ローランギャロスへは完璧な状態じゃないけど、まだ数日あるから、良くなることを祈るよ。」
って状況の厳しさを語ってました。クレーを苦手とするロディックは、万全の状態じゃない限り出場も見送るかもとも語ってました。全仏では4回戦の壁を越えたことのないロディック。回復に至るかしらね!
2008年の全仏で優勝を飾って、世界ランク1位の座に着くものの、その後はスランプに見舞われて苦しい時期を過ごしたアナ・イバノビッチも、左手首の怪我で今週のフランスはストラスブール大会を欠場。全仏へは出場意欲があるものの、練習不足の不安を抱えてるの。
去年から徐々に復調し始めたイバノビッチ。昨シーズン終わりにあった第2のツアー最終戦のバリ大会で優勝を飾り、復活をかけた今季だっだけど、年初のホップマン・カップで腹筋を痛め、回復したら今度は左手首。
医者からはとにかく安静にすることだと言われているイバノビッチ。利き腕じゃないから、フォアハンドだけの練習はできても、バックハンドは全く打てず。そんな状態で臨む全仏に不安がないはずがないわね。出場の意志は強いけど、悪化させないようにね。
それからこんな思いで全仏オープンを迎える選手もいるの。それは地元フランス出身のヴィルジニー・ラッツァーノ。彼女の元コーチでもあったステファン・ヴィダルは今週の月曜日に脳腫瘍のため32歳と言う若さでこの世を去ってしまったの。
3月までラッツァーノのコーチとして登録されていた彼は、コーチでありながらラッツァーノの婚約者でもあったんだって。彼が脳腫瘍と診断されたのは実は9年も前のことだったんだとか・・・。
「先週彼に“ロランギャロスに行ってプレーして欲しい?”って聞いたら、彼の答えは“もちろん、出場するべきさ”って。彼の意思は私自身の生活を続けて欲しい、彼のためにもテニスをして欲しい、強く戦い続けて欲しいって言うものだから。」
ラッツァーノは2007年のジャパン・オープンでは決勝戦でヴィーナス・ウィリアムズを下して優勝するなど、日本のファンにもお馴染みの選手。
そんなラッツァーノがヴィダルと知り合ったのは11年も前のこと。彼の両親が経営するテニスクラブで彼女が練習をしている頃だったの。
「彼は最初お兄さんのよう存在だったけど、多くの時間を共にするようになって、徐々に恋に落ちて行ったの。」と思いを語る彼女。そしてその2年後に脳腫瘍と診断されて手術を受けて、その後半身に麻痺が残ってしまったの。
今年の3月にはとうとう彼は彼女と一緒にツアーを回れない体になってしまって、アメリカの準グランドスラム大会にラッツァーノは彼のお母さんと一緒に出場し、彼は南フランスの病院にラッツァーノの父に付き添われ入院生活を送っていたんだって。
「彼の状況を教えてくれなかったの。それはステファンが隠すようにって望んだから。マイアミで良いプレーをして欲しかったから。彼は脳腫瘍が大きくなり過ぎて、死期も近いと知っていたの。私がプレーすることで彼はエネルギーを得ていたの。」
彼女は彼と出会ってから、人生が変わったんだって。それまでは辛い日々ばかりだったそうよ。「私達が人生で達成したことは試合なんかじゃない。二人が一つになれたこと。今はとても辛いけど、彼が私をこんな強い人間にしてくれたお陰で、まだ生きていられるわ。」地元フランスのル・キップ紙に彼女はそう語っていました。彼のご冥福をお祈りしつつ、彼女の全仏での好成績を願ってやみません。
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全仏オープンもいよいよ今週の日曜日から開幕します。先週のイタリア・オープンの予選を勝ち上がったものの、激しい腹痛で1回戦を前に棄権していた錦織圭選手。その後、帰国して東京で検査と治療を受けたら、大事には至らずまた練習を再開したそうよ。
彼の公式ホームページによると、全仏へ向けて元気に18日にパリへ向けて出発したんだって。検査の結果、腎結石も見つかったけど、それは治療するほどでもなく、むしろ胃酸過多からの急性胃痙攣の症状が大きかったみたい。
それから2009年のUSオープン・チャンピオンのファン・マルティン・デル=ポトロも、スペインはマドリッド大会中に、左太ももからお尻にかけて8ミリほど筋断裂を起こしてしまって全仏の出場が危ぶまれていたの。
自身のツイッターで「色々大変だっだけど、でも行くことにしたよ。みんな、パリで会おう!」って呟いていました。怪我に泣かされ続けてるけど、やっと復調し始めた彼だし、全仏でも台風の目になってくれることでしょう。
5月16日のブログでもちょっと書いたけど、右肩に怪我を負ってしまったアンディ・ロディックは、今週出場予定だったフランスはニース大会をやっぱり欠場しちゃったの。そのことから、全仏は大丈夫か?って心配されてるのよね。
「ローランギャロスを目前に控えて、すぐ後にはウィンブルドンがある状況の今、リスクが高すぎるから、ニースは欠場することにしたよ。ローランギャロスへは完璧な状態じゃないけど、まだ数日あるから、良くなることを祈るよ。」
って状況の厳しさを語ってました。クレーを苦手とするロディックは、万全の状態じゃない限り出場も見送るかもとも語ってました。全仏では4回戦の壁を越えたことのないロディック。回復に至るかしらね!
2008年の全仏で優勝を飾って、世界ランク1位の座に着くものの、その後はスランプに見舞われて苦しい時期を過ごしたアナ・イバノビッチも、左手首の怪我で今週のフランスはストラスブール大会を欠場。全仏へは出場意欲があるものの、練習不足の不安を抱えてるの。
去年から徐々に復調し始めたイバノビッチ。昨シーズン終わりにあった第2のツアー最終戦のバリ大会で優勝を飾り、復活をかけた今季だっだけど、年初のホップマン・カップで腹筋を痛め、回復したら今度は左手首。
医者からはとにかく安静にすることだと言われているイバノビッチ。利き腕じゃないから、フォアハンドだけの練習はできても、バックハンドは全く打てず。そんな状態で臨む全仏に不安がないはずがないわね。出場の意志は強いけど、悪化させないようにね。
それからこんな思いで全仏オープンを迎える選手もいるの。それは地元フランス出身のヴィルジニー・ラッツァーノ。彼女の元コーチでもあったステファン・ヴィダルは今週の月曜日に脳腫瘍のため32歳と言う若さでこの世を去ってしまったの。
3月までラッツァーノのコーチとして登録されていた彼は、コーチでありながらラッツァーノの婚約者でもあったんだって。彼が脳腫瘍と診断されたのは実は9年も前のことだったんだとか・・・。
「先週彼に“ロランギャロスに行ってプレーして欲しい?”って聞いたら、彼の答えは“もちろん、出場するべきさ”って。彼の意思は私自身の生活を続けて欲しい、彼のためにもテニスをして欲しい、強く戦い続けて欲しいって言うものだから。」
ラッツァーノは2007年のジャパン・オープンでは決勝戦でヴィーナス・ウィリアムズを下して優勝するなど、日本のファンにもお馴染みの選手。
そんなラッツァーノがヴィダルと知り合ったのは11年も前のこと。彼の両親が経営するテニスクラブで彼女が練習をしている頃だったの。
「彼は最初お兄さんのよう存在だったけど、多くの時間を共にするようになって、徐々に恋に落ちて行ったの。」と思いを語る彼女。そしてその2年後に脳腫瘍と診断されて手術を受けて、その後半身に麻痺が残ってしまったの。
今年の3月にはとうとう彼は彼女と一緒にツアーを回れない体になってしまって、アメリカの準グランドスラム大会にラッツァーノは彼のお母さんと一緒に出場し、彼は南フランスの病院にラッツァーノの父に付き添われ入院生活を送っていたんだって。
「彼の状況を教えてくれなかったの。それはステファンが隠すようにって望んだから。マイアミで良いプレーをして欲しかったから。彼は脳腫瘍が大きくなり過ぎて、死期も近いと知っていたの。私がプレーすることで彼はエネルギーを得ていたの。」
彼女は彼と出会ってから、人生が変わったんだって。それまでは辛い日々ばかりだったそうよ。「私達が人生で達成したことは試合なんかじゃない。二人が一つになれたこと。今はとても辛いけど、彼が私をこんな強い人間にしてくれたお陰で、まだ生きていられるわ。」地元フランスのル・キップ紙に彼女はそう語っていました。彼のご冥福をお祈りしつつ、彼女の全仏での好成績を願ってやみません。