2011年05月25日
全仏3日目『森田選手何とか勝利』
人気blogランキングに参加してます。
一日一回クリックしてねんよろしくお願いしま~~~っす
全仏オープン大会3日の火曜日、日本から今季好調の森田あゆみ選手が登場。地元フランスから主催者推薦で出場のクリスティナ・ムラデノビッチと対戦して、2-6、6-4、7-5で勝利しました。最後は何とも両者しっくりしない展開で、ムラデノビッチのエネルギー切れで勝利が転がり込んだ形でしたね。
クルム伊達公子選手とは対照的に、今季はドロー運に恵まれた森田選手。現在世界ランク268位のムラデノビッチはこれで3回目となる主催者推薦で全仏に出場しているけど、この全仏は元よりWTA大会でも去年5月のストラスブールの1回戦に勝っただけ。
そんなムラデノビッチからなかなかリズムを奪えなかった森田選手。第3セットも先にリードしてそのまま勢いに乗り切れず逆転を許し・・・まあ、そこからの粘りでムラデノビッチが息切れしてしまったのはフィジカルの勝利でしたね。
ムラデノビッチは自己最高ランキングは去年4月に171位で、元ジュニア・ナンバー1だけど、ちょっと伸び悩んでいる感じ。出だしは硬さの見える森田選手は0-3とリードを許しながら、第5ゲームでブレークバックして徐々にリズムに乗るかと思ったけど、ムラデノビッチが踏ん張ってリズムを渡さず先取。
ムラデノビッチにフォアハンドでウィナーを取られるケースが多かったのに、なぜか森田選手はフォアへボールを打っていて、どうして???って途中から思っていました。そう言う作戦だったのかもだけど、あれだけフォアで打ち込まれたら・・・。森田選手の一番の課題の『頭を使う』がやっぱり出来ていない印象でした。
第2セットは森田選手が終始試合の主導権を握るも、突き放せる展開に持っていけない森田選手。第3セットも3-1とリードから4ゲーム連取されるなど、終盤での詰めも課題になりそうですね。トップ選手はフィジカルももっとタフだし、息切れ勝利は望めないですからね。
森田選手の他の今後の課題としては、もっとダブルスに積極的に出て、ボレーを磨くとシングルスにも役立つのでは?第1セットでは主導権を握ったラリーからネットについて、そこからお粗末なボレーで切り返される場面が・・・。
それから、良いショットを打ってループでしのがれた時に、ボールを落とさず前へ詰めてドライブボレーなどを取り入れないと、良いラリーで主導権を握っても相手にしのぎ切られてしまっていたし、トップ選手はそう言う時はすかさず前へ出て決めていますからね。
これからトップ30、トップ20を狙うのなら、ストロークの積極性に加えてチャンスの時はもっと前で決め切れるようにならねば・・・。特にこれからはサーフェースの早いウィンブルドンが待ってます。ネット際でポイントをもっと取れるようにすると、どんなサーフェースでも有利になるのではないでしょううか。
ムラデノビッチのお父さんは旧ユーゴスラビアのハンドボールの選手で、1984年のロサンゼルスオリンピックの金メダリストだそうです。運動神経はお父さん譲りなのね。
そうそう、ムラデノビッチの胸に黒いリボンが付いていましたね。大会初日に登場した同じフランスのアリーゼ・コルネも同じリボンをしていました。
それは5月19日のブログで紹介した同じフランスのヴィルジニー・ラッツァーノの元コーチでフィアンセのステファン・ヴィダルが先週月曜日に脳腫瘍で亡くなって彼への追悼の思いをフランス人選手達がこのリボンで表しているんだって。フランス人選手はみんなこのリボンを付けて出場しているみたいね。素晴らしいですね。
そのラッツァーノは森田選手と同じ時間に1回戦を行っていて、ジャーミラ・ガイドソバにストレートで敗れてしまいましたね。色々ある中での試合は、ちょっと勝利を掴むには厳しい状況だったのではないでしょうか。
そうそう、ミックスダブルスのドローが発表になって見ていると、こんな名前を発見。元世界ランク1位のアメリ・モウレスモがミカエル・ロドラとのペアでエントリーしているではありませんか!
これは地元のファンにはたまらない顔合わせですね。初戦は第6シードのリーゼル・フーバー&ウェスレイ・ムーディー組との対戦です。頑張ってもらいましょう。もしかしたらシングルスでの復帰もあるのかも・・・ないかな・・・。
恒例の先週の日本人選手の結果で~っす。
女子では、韓国の2万5千ドルのサーキットでは第4シードの瀬間友里加選手がベスト4でした。スペインの1万ドルでは大西香先取、主催者推薦でダニエル可奈選手共に1回戦敗退でした。ダブルスではスペイン人選手と組んだ大西ペアーがベスト4でした。
国内は軽井沢で行われた2万5千ドルのサーキットでは、ベスト8に大前綾希子選手、中野佑美選手、久見香奈恵選手、井上万里選手、越野由梨奈選手、今西美晴選手、澤柳璃子選手、鮎川真奈選手が、ベスト4には第2シード浜村夏美選手が入りました。決勝戦は第3シードの藤原里華選手とノーシードから勝ち上がった江口実沙選手の対戦で、江口選手が見事優勝しました。
ダブルスではベスト4には久見&井上ペアー、手塚&米村ペアーが入りました。決勝戦は第1シードの青山&藤原ペアーと第3シードの浜村&岡ペアーの対戦となって、青山&藤原ペアーが優勝しました。
今週はイタリアの2万5千ドルのサーキットに第2シードの奈良くるみ選手が、韓国の2万5千ドルには第8シードで瀬間友里加選手が、タイの2万5千ドルには中村藍子選手が、スペインの万ドルにはダニエル可奈選手が、インドネシアの1万ドルには川床萌選手が出場してます。
今週も国内新潟で2万5千ドルのサーキットが行われていて、第1シードで瀬間詠里花、第2シードで飯島久美子、第3シードで石津幸恵、第4シードで秋田史帆、第7シードで米村明子、第8シードに岡田上千晶選手ら多くの日本人選手が出場してます。
ランキングでは森田あゆみ選手が57位から47位と自己最高位を更新しましたね。
男子ではウズベキスタンの3万5千ドルのチャレンジャー大会では、近藤大生選手が1回戦で、松井俊英選手が2回戦敗退でした。第2シードの杉田祐一選手はべすと4でした。ダブルスでは台湾人選手と組んだ近藤ペアーがベスト4でした。
中国の1万5千ドルのフューチャーズ大会では第5シードで三の橋淳選手、第8シードの竹内研人選手共にベスト4でした。この二人で組んだダブルスもベスト4でした。
イタリアの1万ドルでは第4シードの守屋宏紀選手、内山靖崇選手が初戦敗退で、関口周一選手がベスト8でした。ダブルスでは決勝戦で第2シードの守屋&関口ペアーと第3シードのモルドバ人選手と組んだ関口ペアーの対決となり関口ペアーが優勝しました。
今週はスペインの1万ドルのフューチャーズには第6シードでダニエル太郎選手が、インドの1万ドルでは第3シードで仁木拓人、第7シードで松永浩気選手が、インドネシアの1万ドルには第3シードで小野澤新、第5シードで井藤祐一、竹内研人、ラッキールーザーで磯辺孝太郎選手が、韓国の1万ドルには第7シードで近藤大生選手が出場してます。
一日一回クリックしてねんよろしくお願いしま~~~っす
全仏オープン大会3日の火曜日、日本から今季好調の森田あゆみ選手が登場。地元フランスから主催者推薦で出場のクリスティナ・ムラデノビッチと対戦して、2-6、6-4、7-5で勝利しました。最後は何とも両者しっくりしない展開で、ムラデノビッチのエネルギー切れで勝利が転がり込んだ形でしたね。
クルム伊達公子選手とは対照的に、今季はドロー運に恵まれた森田選手。現在世界ランク268位のムラデノビッチはこれで3回目となる主催者推薦で全仏に出場しているけど、この全仏は元よりWTA大会でも去年5月のストラスブールの1回戦に勝っただけ。
そんなムラデノビッチからなかなかリズムを奪えなかった森田選手。第3セットも先にリードしてそのまま勢いに乗り切れず逆転を許し・・・まあ、そこからの粘りでムラデノビッチが息切れしてしまったのはフィジカルの勝利でしたね。
ムラデノビッチは自己最高ランキングは去年4月に171位で、元ジュニア・ナンバー1だけど、ちょっと伸び悩んでいる感じ。出だしは硬さの見える森田選手は0-3とリードを許しながら、第5ゲームでブレークバックして徐々にリズムに乗るかと思ったけど、ムラデノビッチが踏ん張ってリズムを渡さず先取。
ムラデノビッチにフォアハンドでウィナーを取られるケースが多かったのに、なぜか森田選手はフォアへボールを打っていて、どうして???って途中から思っていました。そう言う作戦だったのかもだけど、あれだけフォアで打ち込まれたら・・・。森田選手の一番の課題の『頭を使う』がやっぱり出来ていない印象でした。
第2セットは森田選手が終始試合の主導権を握るも、突き放せる展開に持っていけない森田選手。第3セットも3-1とリードから4ゲーム連取されるなど、終盤での詰めも課題になりそうですね。トップ選手はフィジカルももっとタフだし、息切れ勝利は望めないですからね。
森田選手の他の今後の課題としては、もっとダブルスに積極的に出て、ボレーを磨くとシングルスにも役立つのでは?第1セットでは主導権を握ったラリーからネットについて、そこからお粗末なボレーで切り返される場面が・・・。
それから、良いショットを打ってループでしのがれた時に、ボールを落とさず前へ詰めてドライブボレーなどを取り入れないと、良いラリーで主導権を握っても相手にしのぎ切られてしまっていたし、トップ選手はそう言う時はすかさず前へ出て決めていますからね。
これからトップ30、トップ20を狙うのなら、ストロークの積極性に加えてチャンスの時はもっと前で決め切れるようにならねば・・・。特にこれからはサーフェースの早いウィンブルドンが待ってます。ネット際でポイントをもっと取れるようにすると、どんなサーフェースでも有利になるのではないでしょううか。
ムラデノビッチのお父さんは旧ユーゴスラビアのハンドボールの選手で、1984年のロサンゼルスオリンピックの金メダリストだそうです。運動神経はお父さん譲りなのね。
そうそう、ムラデノビッチの胸に黒いリボンが付いていましたね。大会初日に登場した同じフランスのアリーゼ・コルネも同じリボンをしていました。
それは5月19日のブログで紹介した同じフランスのヴィルジニー・ラッツァーノの元コーチでフィアンセのステファン・ヴィダルが先週月曜日に脳腫瘍で亡くなって彼への追悼の思いをフランス人選手達がこのリボンで表しているんだって。フランス人選手はみんなこのリボンを付けて出場しているみたいね。素晴らしいですね。
そのラッツァーノは森田選手と同じ時間に1回戦を行っていて、ジャーミラ・ガイドソバにストレートで敗れてしまいましたね。色々ある中での試合は、ちょっと勝利を掴むには厳しい状況だったのではないでしょうか。
そうそう、ミックスダブルスのドローが発表になって見ていると、こんな名前を発見。元世界ランク1位のアメリ・モウレスモがミカエル・ロドラとのペアでエントリーしているではありませんか!
これは地元のファンにはたまらない顔合わせですね。初戦は第6シードのリーゼル・フーバー&ウェスレイ・ムーディー組との対戦です。頑張ってもらいましょう。もしかしたらシングルスでの復帰もあるのかも・・・ないかな・・・。
恒例の先週の日本人選手の結果で~っす。
女子では、韓国の2万5千ドルのサーキットでは第4シードの瀬間友里加選手がベスト4でした。スペインの1万ドルでは大西香先取、主催者推薦でダニエル可奈選手共に1回戦敗退でした。ダブルスではスペイン人選手と組んだ大西ペアーがベスト4でした。
国内は軽井沢で行われた2万5千ドルのサーキットでは、ベスト8に大前綾希子選手、中野佑美選手、久見香奈恵選手、井上万里選手、越野由梨奈選手、今西美晴選手、澤柳璃子選手、鮎川真奈選手が、ベスト4には第2シード浜村夏美選手が入りました。決勝戦は第3シードの藤原里華選手とノーシードから勝ち上がった江口実沙選手の対戦で、江口選手が見事優勝しました。
ダブルスではベスト4には久見&井上ペアー、手塚&米村ペアーが入りました。決勝戦は第1シードの青山&藤原ペアーと第3シードの浜村&岡ペアーの対戦となって、青山&藤原ペアーが優勝しました。
今週はイタリアの2万5千ドルのサーキットに第2シードの奈良くるみ選手が、韓国の2万5千ドルには第8シードで瀬間友里加選手が、タイの2万5千ドルには中村藍子選手が、スペインの万ドルにはダニエル可奈選手が、インドネシアの1万ドルには川床萌選手が出場してます。
今週も国内新潟で2万5千ドルのサーキットが行われていて、第1シードで瀬間詠里花、第2シードで飯島久美子、第3シードで石津幸恵、第4シードで秋田史帆、第7シードで米村明子、第8シードに岡田上千晶選手ら多くの日本人選手が出場してます。
ランキングでは森田あゆみ選手が57位から47位と自己最高位を更新しましたね。
男子ではウズベキスタンの3万5千ドルのチャレンジャー大会では、近藤大生選手が1回戦で、松井俊英選手が2回戦敗退でした。第2シードの杉田祐一選手はべすと4でした。ダブルスでは台湾人選手と組んだ近藤ペアーがベスト4でした。
中国の1万5千ドルのフューチャーズ大会では第5シードで三の橋淳選手、第8シードの竹内研人選手共にベスト4でした。この二人で組んだダブルスもベスト4でした。
イタリアの1万ドルでは第4シードの守屋宏紀選手、内山靖崇選手が初戦敗退で、関口周一選手がベスト8でした。ダブルスでは決勝戦で第2シードの守屋&関口ペアーと第3シードのモルドバ人選手と組んだ関口ペアーの対決となり関口ペアーが優勝しました。
今週はスペインの1万ドルのフューチャーズには第6シードでダニエル太郎選手が、インドの1万ドルでは第3シードで仁木拓人、第7シードで松永浩気選手が、インドネシアの1万ドルには第3シードで小野澤新、第5シードで井藤祐一、竹内研人、ラッキールーザーで磯辺孝太郎選手が、韓国の1万ドルには第7シードで近藤大生選手が出場してます。