2011年05月28日
全仏オープン、前半戦あれこれ・・・
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全仏オープン2011の前半戦で起きた、あんなことこんなことを綴ってみたいと思います。
男子シングルス1回戦で、第22シードのミカエル・ロドラが地元の期待の中、予選勝者のスティーブ・ダルシに7ー6(7ー5)、3ー6、3ー6、3ー6で敗退しちゃった試合中の出来事。
第2セット途中でプレーが始っているにも関わらず、動くのを止めなかった女性警備員にロドラがボールを投げたことに、主審が警告を与えたの。主審のモハメド・エル・ジャナッティ氏としばらく口論になってしまったんだって。
ロドラの意見は、なかなか着席しない観客やスタンドにいる警備員などがプレーが開始する際に動きを止めなかった場合、主審がその人達を着席させたり、動かないように注意を促すのが普通で、どうして選手が警告を受けなければならないんだって言うものなの。
主審は選手がスタンドの動きが気になる態度を取ると、だいたい注意を促すアナウンスをしてますよね。それがなかったってロドラは言いたかったんじゃないでしょうか。
でも、スタンドにいた警備員へ向かってボールを投げ込んではいけないわよね。その行為自体は警告にあたるのではってPinkyは思ってしまいました。第1セットを取りながらも、その後の流れを引き寄せることができないイライラをぶつけたって思われても仕方ないわね。
ちなみに、ロドラと主審のジャナッティ氏は実は長年親しい間柄なんだとか。その後両者はちゃんと和解したってロドラのコーチが語っていました。とりあえず一安心ですね。
女子シングルス1回戦で、第3セットで5ー0とリードして勝利目前から敗退しちゃったのはアメリカ期待の18歳、クリスティナ・マッケール。マッケールはイタリアのサラ・エラーニに7ー6(7ー4)、2ー6、7ー9で敗れちゃったの。
マッケールはこんなことはジュニア時代にもなかったって。第3セット、徐々に自分のものだった試合が離れて行くのを感じたけど、何も出来なかったって、試合後のインタビューで泣きながら語っていたわ。
途中で足に違和感を感じたから、早く試合を終わりにしたいって思いが焦りに変わり、途中からは何がなんだか分からなくなってしまったみたい。記者会見で思わず涙してしまったマッケール。本人曰く、もうこんな経験はしないって、敗戦から学んだものは大きかったんじゃない?
大会2日目に起きた大番狂わせは、第6シードのトマス・ベルディフの身に降りかかったの。しかも相手は予選を勝ち上がった31歳のステファン・ロベールだったからびっくり。ロベールは3ー6、3ー6、6ー2、6ー2、9ー7でベルディフを下したの。
第3セットでベルディフはマッチポイントを握るもそれをしのいだロベールは、その後も次々と走りながらのフォアハンドからもバックハンドからもウィナーを量産し、リターン・エースを叩き出したり、おまけにセカンドサーブでさえエースを取るしまつ。
ベルディフと言えば、去年の全仏ではベスト4入りを果たし、その後のウィンブルドンでは準優勝を飾る活躍を見せた選手。その選手相手にロベールの勢いは全く止まらなかったの。
今月31歳になったロベールは去年2月、29歳にして初めてトップ100入りを果たした遅咲きの選手。30歳を目前にしてキャリア・ベストの成績を上げて、今年の全仏ではトップ10選手からまさかの勝利だなんて。諦めずに続けてきた努力が報われてますね。
そして女子シングルスでは、優勝候補筆頭のキム・クレイステルスが何と、2回戦敗退を喫してしまいました。その波乱を演じたのは、ジュニア時代から期待されていたオランダのオランダのアランチャ・ルス。
現在20歳のルスは、2008年にはジュニア・ランキング1位になって祖国オランダの期待を寄せられていたの。なのにシニア大会ではなかなか成績が残せなくてトップ100入りも今年2月にやっと98位になったばかり。そんな彼女が大番狂わせを演じてくれました。
まあ、キムも万全な状態じゃなかったのもあるけど、これをステップにジュニア時代に築いた好成績をWTAツアーでも上げるきっかけになるでしょうか。
そして昨日は何と何と、自身初のグランドスラム優勝を狙っていた世界ランク1位のカロリーン・ウォズニアキと、去年の全仏で準優勝だったサマンサ・ストザーと上位シードが敗退しちゃいました。
ウォズニアキを下したのはダニエラ・ハンチュコバ、28歳、ストザーを破ったのはヒセラ・ドゥルコ、26歳と、いずれもキャリア組が頑張りましたね。
ウォズニアキはヨーロッパのクレー大会では、ユリア・ゲルゲスに2度、マリア・シャラポワにも敗れていて、それほど圧倒的な強さと言う印象ではなかったから、優勝できなくても納得かなとは思っていたけど、3回戦と言う早いラウンドでの敗退はビックリでした。
そしてWTAツアーで自身のサービスゲーム・キープ率1位のストザーが世界ランク51位のドゥルコに負けるとは・・・これまた驚きでした。
アルゼンチン出身のドゥルコはクレーを得意としていて、今年もすでにクレー大会で優勝を飾っていて、4大大会でも全仏が一番成績が良いんだけど、ヨーロッパのクレーシーズンに入ってからは1勝3敗とそれほど調子が良かったわけじゃないから、なおさら驚きでしたね。
こうなると女子の優勝争いは更に混沌としてきますね。本当に今年のチャンピオンは去年に続き驚きの選手になるかも知れないわね・・・。
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全仏オープン2011の前半戦で起きた、あんなことこんなことを綴ってみたいと思います。
男子シングルス1回戦で、第22シードのミカエル・ロドラが地元の期待の中、予選勝者のスティーブ・ダルシに7ー6(7ー5)、3ー6、3ー6、3ー6で敗退しちゃった試合中の出来事。
第2セット途中でプレーが始っているにも関わらず、動くのを止めなかった女性警備員にロドラがボールを投げたことに、主審が警告を与えたの。主審のモハメド・エル・ジャナッティ氏としばらく口論になってしまったんだって。
ロドラの意見は、なかなか着席しない観客やスタンドにいる警備員などがプレーが開始する際に動きを止めなかった場合、主審がその人達を着席させたり、動かないように注意を促すのが普通で、どうして選手が警告を受けなければならないんだって言うものなの。
主審は選手がスタンドの動きが気になる態度を取ると、だいたい注意を促すアナウンスをしてますよね。それがなかったってロドラは言いたかったんじゃないでしょうか。
でも、スタンドにいた警備員へ向かってボールを投げ込んではいけないわよね。その行為自体は警告にあたるのではってPinkyは思ってしまいました。第1セットを取りながらも、その後の流れを引き寄せることができないイライラをぶつけたって思われても仕方ないわね。
ちなみに、ロドラと主審のジャナッティ氏は実は長年親しい間柄なんだとか。その後両者はちゃんと和解したってロドラのコーチが語っていました。とりあえず一安心ですね。
女子シングルス1回戦で、第3セットで5ー0とリードして勝利目前から敗退しちゃったのはアメリカ期待の18歳、クリスティナ・マッケール。マッケールはイタリアのサラ・エラーニに7ー6(7ー4)、2ー6、7ー9で敗れちゃったの。
マッケールはこんなことはジュニア時代にもなかったって。第3セット、徐々に自分のものだった試合が離れて行くのを感じたけど、何も出来なかったって、試合後のインタビューで泣きながら語っていたわ。
途中で足に違和感を感じたから、早く試合を終わりにしたいって思いが焦りに変わり、途中からは何がなんだか分からなくなってしまったみたい。記者会見で思わず涙してしまったマッケール。本人曰く、もうこんな経験はしないって、敗戦から学んだものは大きかったんじゃない?
大会2日目に起きた大番狂わせは、第6シードのトマス・ベルディフの身に降りかかったの。しかも相手は予選を勝ち上がった31歳のステファン・ロベールだったからびっくり。ロベールは3ー6、3ー6、6ー2、6ー2、9ー7でベルディフを下したの。
第3セットでベルディフはマッチポイントを握るもそれをしのいだロベールは、その後も次々と走りながらのフォアハンドからもバックハンドからもウィナーを量産し、リターン・エースを叩き出したり、おまけにセカンドサーブでさえエースを取るしまつ。
ベルディフと言えば、去年の全仏ではベスト4入りを果たし、その後のウィンブルドンでは準優勝を飾る活躍を見せた選手。その選手相手にロベールの勢いは全く止まらなかったの。
今月31歳になったロベールは去年2月、29歳にして初めてトップ100入りを果たした遅咲きの選手。30歳を目前にしてキャリア・ベストの成績を上げて、今年の全仏ではトップ10選手からまさかの勝利だなんて。諦めずに続けてきた努力が報われてますね。
そして女子シングルスでは、優勝候補筆頭のキム・クレイステルスが何と、2回戦敗退を喫してしまいました。その波乱を演じたのは、ジュニア時代から期待されていたオランダのオランダのアランチャ・ルス。
現在20歳のルスは、2008年にはジュニア・ランキング1位になって祖国オランダの期待を寄せられていたの。なのにシニア大会ではなかなか成績が残せなくてトップ100入りも今年2月にやっと98位になったばかり。そんな彼女が大番狂わせを演じてくれました。
まあ、キムも万全な状態じゃなかったのもあるけど、これをステップにジュニア時代に築いた好成績をWTAツアーでも上げるきっかけになるでしょうか。
そして昨日は何と何と、自身初のグランドスラム優勝を狙っていた世界ランク1位のカロリーン・ウォズニアキと、去年の全仏で準優勝だったサマンサ・ストザーと上位シードが敗退しちゃいました。
ウォズニアキを下したのはダニエラ・ハンチュコバ、28歳、ストザーを破ったのはヒセラ・ドゥルコ、26歳と、いずれもキャリア組が頑張りましたね。
ウォズニアキはヨーロッパのクレー大会では、ユリア・ゲルゲスに2度、マリア・シャラポワにも敗れていて、それほど圧倒的な強さと言う印象ではなかったから、優勝できなくても納得かなとは思っていたけど、3回戦と言う早いラウンドでの敗退はビックリでした。
そしてWTAツアーで自身のサービスゲーム・キープ率1位のストザーが世界ランク51位のドゥルコに負けるとは・・・これまた驚きでした。
アルゼンチン出身のドゥルコはクレーを得意としていて、今年もすでにクレー大会で優勝を飾っていて、4大大会でも全仏が一番成績が良いんだけど、ヨーロッパのクレーシーズンに入ってからは1勝3敗とそれほど調子が良かったわけじゃないから、なおさら驚きでしたね。
こうなると女子の優勝争いは更に混沌としてきますね。本当に今年のチャンピオンは去年に続き驚きの選手になるかも知れないわね・・・。