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5年前、2004年の全仏オープンの決勝を争った二人が、全く別の道へ進んでしまったわね。

優勝したガストン・
ガウディオは、復活のノロシを上げ始め、一方準優勝のギエルモ・
コリアは、ツアー生活にピリオドを打ちました。

先々週のスペインはバルセロナでの大会で、1年以上ぶりにATPレベルでの勝利を飾ったガウディオは、先週チュニジアで行われたツアー下部大会のチャレンジャーで、見事優勝を果たしたの。

12万5千ドル+のその大会は、チャレンジャーの中でも最高レベル。

今週行われているエストリル・オープンも主催者推薦で出場してるわ。

一方のコリアは、175cmと小柄ながらクレーコートを得意とし、5年前は自身初のグランドスラム決勝の舞台に立ったの。

当時世界ランク3位で第3シードのコリアとノーシードのガウディオの一戦は誰もがクレーで実績の高いコリア優勢だと思っていたわ。

その通り第1セットは何と6ー0の圧勝で幕を明け、セットカウントも2ー0とタイトルまであと一歩に迫ったの。

でもそこから壮絶なドラマが待っていたの。

勝ちを意識し始めたコリアのプレーが狂い始めると同時に、彼の体にも変化が起きて足には痙攣が始まり、思うように動けなくなってきてしまったの。

それでも、どうしてもタイトルが欲しかったコリアは、棄権することなく戦い続けたんだけど、ファイナルセットは8ー6でガウディオがまさかの優勝を飾ったのよね。

その後、プロ選手としては下降線の一途をたどったコリアは、復活することなく27歳の若さで引退を表明してしまいました。

全仏優勝後しばらくは活躍していたガウディオも、ここ数年は大会に出場することもなく、ランキングもほとんど持っていない状態だったのよね。

そんなガウディオは、ランキング上は予選にも出場できないくらいだから、主催者推薦枠で出場するしかないの。

そうしてバルセロナでは見事初戦を突破。

先週のチャレンジャーでも、第3シードのビヨン・パウ、第1シードのヤルコ・ニエミネンの棄権などもあり、優勝を飾ったのよね。

タイトルを争った二人が、5年後にこんな明暗が別れるなんて、誰が想像できたでしょう!

ガウディオはまだまだ元気な姿をコートで見せてもらいたいですね。

コリアは第2の人生を、綺麗な奥さんと一緒に幸せに歩んでもらいたいわ。
