ピンキーズ・リマークス 毒舌ライター・ピンキーによるテニスニュース、コラム、その他諸々。

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この時期、どうしても話題は全豪オープンのことになってしまいますが・・・。その前に昨日のブログでちょっと訂正が。クルム伊達公子選手が４回戦で第１シードのセリーナ・ウィリアムズと対戦と書いたんですけご、セリーナとは準々決勝での対戦ですね。

４回戦では順当に行くと、第９シードのヴェラ・ズヴォナレーワか第２０シードのアナ・イバノビッチになる可能性が高いですね。正直今のクルム伊達選手だったら、トップ１０の下の方の選手でも、「もしかして・・・」って思ってしまうのは、Pinkyだけかしら？？？

そして彼女のブログを見る限り、何とダブルスにも出場とのこと。そしてパートナーは、同い年のヤユク・バスキ。２００９年１１月２５日のブログに豊田での７万５千ドルのサーキットでクルム伊達選手と組んでダブルスで出場したのをご紹介した選手。３９歳ペアーなんて、本当に楽しみね。





そうそう、ＡＴＰが男子トッププロのシーズン序盤でのエキシビションへの出場が目立つことに懸念を示しているの。エキシビションの良いところは、選手に与えられる高額な賞金。もちろんレギュラーツアーじゃないからポイントは付かないけど、ビッグ・スポンサーによる高額な賞金で、トップ選手を招いて行うの。

年明けから、ドバイでのエキシビションや毎年恒例のホップマン・カップに加えて、全豪前週に行われている香港でのクーヨン・クラシックなど、他の時期ではありえないくらいレギュラー大会と平行してエキシビションが行われているの。

もちろん、そのエキシビションで観客を集めるためにはトップ選手の出場が必須で、そのためにも高額な賞金を与えて選手を呼んでいるのよね。アンディ・マレーなどは今年はＡＴＰ大会に１つも出場することなく全豪へ臨むのよね。

逆にそのために、レギュラー大会では魅力のあるトップ選手が出場していないことから、観客動員に陰りが見えてしまって、ＡＴＰとしては頭を抱えている状態なの。来年は何とか上手い解決策が見つかるといいんだけど・・・。