2011年05月24日
全仏2日目『日本勢全敗』かなり辛口ブログ
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全仏オープン大会2日目は日本人選手3人が登場しましたね。残念ながら勝利を掴んだ選手はいませんでした。その試合に対してですが、Pinkyのかなり辛口コメントを今回は書かせてもらいました。もちろんこれは、今後の各選手の活躍に期待を添えてですよ!!!
まず登場したのは自身初めて本戦ストレートインを果たした添田豪選手。先月には自己最高位の90位と、念願のトップ100入りを果たしての全仏オープン登場でした。がしかし、対戦相手は第13シードのミカエル・ヨージニで、去年のUSオープンではベスト4入りしている強敵。
それでも第1セットは互角のストローク力を見せる場面もあったほど、攻撃的なストロークを見せてくれました。第2セットもその勢いで・・・って思ったけど、2-2からブレークされると一気にリズムを奪われてセットカウント0-2。第3セットも踏ん張るものの逃げ切られる形で敗退でした。
それでも去年のウィンブルドンに出場した時の試合と比べると、さすがにトップ100入りも果たしただけあってか、より攻撃的になっていて、それがポイントに結び付くようになっているなって印象でした。
ウィンブルドンの時は、攻めてはいるけど何とか返されて攻め続けているうちにミスが出て結局相手のポイントに・・・って、攻め切れてなかった印象でした。それがトップ選手とストローク戦だけを見ると、それほど引けを取っていなかったと思います。
ただやっぱり大事なポイントって言うか、要所要所の締めなければならないところでのポイントとか、加えてもったいないミスの数で差が出ていると思いましたね。それでも互角のストローク戦を展開したりしたことは、本人も自信に繋がった部分も大きかったのではないでしょうか。
ただ・・・直前に韓国で行われたハードコートでのチャレンジャー大会に出ていたことにはかなりがっかりしましたね。そこまでランキング上げたのなら、ヨーロッパのクレーでのATP大会に、例え予選でも出場して調整するべき・・・と言うか、上の大会に出れるランキングになったら上にチャレンジしなければ。
しかも時差もあるアジアで、しかもサーフェースも違う下部大会に出場していた意図はいったいなんだったのか、コーチ始めチームの意向が分かりません(おそらく何らかの理由はあるのだと思いますが・・・)。
ATP大会より大きいグランドスラムに挑戦するのに、直前にそれって・・・ちょっとがっかりで、初戦敗退も納得してしまいます、と言うのが正直な感想です。もったいない!ウィンブルドンは予選からになってしまうだろうけど、でもあのテニスが出来ればきっと本戦入りも可能性が大きいのではないでしょうか。次のステップは上を目指して頑張って欲しいですね。
そして次に登場したのは波形純理選手。全豪オープンに続いての本戦ストレートイン。グランドスラムの大舞台の1回戦とかなり緊張したとは思いますが・・・ちょっと精彩を欠いた試合でしたね。
相手は予選を勝ち上がったアレクサンドラ・ウズニアッキだけど、元世界ランク21位で肩や手首の怪我で、ここ2年ほどフルに戦えていなくて、ランキングを下げている選手だから、元々実力はある選手。
それにしても、フットワークはどこに???動けなさ過ぎの一言。170cmは日本人では長身だけど、世界では小柄。その小柄な選手があれだけ動けないと・・・。
とにかく腰の位置が高いな~って全体的な印象。緊張していても、あんなに膝が曲がらなくて、おまけにスタンスも狭く、棒立ちと見える姿では、追えるボールも追えませんよね。とにかく腰の位置が高過ぎ&両足が狭い!!!
キム・クレイステルスや他のトップ選手のように、開脚してでもボールに喰らい付く姿はゼロでした。「ウズニアッキのウィナーの数が波形選手より・・・」ってアナウンサーが言ってましたけど、波形選手以外の選手じゃあそこまで決まってないショットもかなり多数見受けられました。
短いボールはウズニアッキ選手はすぐにコートの中に入って攻めてきたけど、波形選手はそんなボールもベースラインで待って返すだけ。動けないなら逆に、もっとコートの中へ入って、先に攻めなければ。よく105位までランキングが行ったな~って感想でした。
ただ強いボールを打っているだけじゃ、世界の舞台ではミスはしてくれないし、もっとコースも攻めて、何よりもっとボールに喰らい付かなければ・・・。ボールを立ったまま見送る場面が多過ぎです。他の試合を見てから見たので、ただその姿に驚きでしかありませんでした。
そして最後に登場したのがクルム伊達公子選手。何と世界ランク1位で第1シードのカロリーン・ウォズニアキとの対戦。正直、今季ここまで今一つ調子に乗れないクルム伊達選手には、タフ過ぎる相手でした。
でも、でも・・・5月18日のブログで、マリオン・バルトリ戦の感想を書きましたが、印象的にはかなり良い打ち合いをしていて、第1セット途中でもこれはもしや・・・って思って見てました。第1セットで1ゲームも取れず落としても、第2セットでの巻き返しがありそうな気がして・・・。本当に良いボール打ってたんです。
第2セットでは、何とかゲームを取れるようにはなるものの、第1セットよりギアを上げたウォズニアキのサービスゲームでなかなかポイントが取れなくなってしまったの。第1セットでは何度かブレークポイントを握っていたけど、第2セットではポイントを取ることが思うように出来なくて、リズムに乗り切れ無かった感じですね。
ただ、5月18日のブログにも書いた『気迫』がやっぱり感じられない。特に第2セットは良い形でポイントを取るケースが何度かあって「そこで『カモン!!!』でしょ」って思うポイントが何度かあったけど、ただもくもくとガッツポーズを取るだけ。たんたんとして時間が流れて行くんです。
去年は1試合で何度『カモン!!!』って言っていたか。昨夜の試合ではゼロでした。
ポイントを取ってもうつむき加減で次のポジションへ動いて行く。逆に考え過ぎなんではないかなって思ってしまいました。無心でぶつかる・・・去年見せてくれたそんな姿勢ではなくなってしまって、ポイントを取っても考え込んでいるようで・・・。
クルム伊達選手がこのブログを見ているとは思えないけど、とにかくウィンブルドンでは、もっともっと意識的に『カモン!!!』を言って欲しいです。そうやってリズムを掴んでいたじゃないですか。何でここまで『カモン!!!』が無くなってしまったの???良いポイントがあっても続かないのはその『気迫』が相手にも伝わってないからでは???
かなり偉そうに思いの長けを語らせてもらいました。だって、もっともっと各選手に頑張ってもらいたいんですもの~~~!!!好成績を上げて、日本の復興への明るい材料になってもらいたいんですもの!!!
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全仏オープン大会2日目は日本人選手3人が登場しましたね。残念ながら勝利を掴んだ選手はいませんでした。その試合に対してですが、Pinkyのかなり辛口コメントを今回は書かせてもらいました。もちろんこれは、今後の各選手の活躍に期待を添えてですよ!!!
まず登場したのは自身初めて本戦ストレートインを果たした添田豪選手。先月には自己最高位の90位と、念願のトップ100入りを果たしての全仏オープン登場でした。がしかし、対戦相手は第13シードのミカエル・ヨージニで、去年のUSオープンではベスト4入りしている強敵。
それでも第1セットは互角のストローク力を見せる場面もあったほど、攻撃的なストロークを見せてくれました。第2セットもその勢いで・・・って思ったけど、2-2からブレークされると一気にリズムを奪われてセットカウント0-2。第3セットも踏ん張るものの逃げ切られる形で敗退でした。
それでも去年のウィンブルドンに出場した時の試合と比べると、さすがにトップ100入りも果たしただけあってか、より攻撃的になっていて、それがポイントに結び付くようになっているなって印象でした。
ウィンブルドンの時は、攻めてはいるけど何とか返されて攻め続けているうちにミスが出て結局相手のポイントに・・・って、攻め切れてなかった印象でした。それがトップ選手とストローク戦だけを見ると、それほど引けを取っていなかったと思います。
ただやっぱり大事なポイントって言うか、要所要所の締めなければならないところでのポイントとか、加えてもったいないミスの数で差が出ていると思いましたね。それでも互角のストローク戦を展開したりしたことは、本人も自信に繋がった部分も大きかったのではないでしょうか。
ただ・・・直前に韓国で行われたハードコートでのチャレンジャー大会に出ていたことにはかなりがっかりしましたね。そこまでランキング上げたのなら、ヨーロッパのクレーでのATP大会に、例え予選でも出場して調整するべき・・・と言うか、上の大会に出れるランキングになったら上にチャレンジしなければ。
しかも時差もあるアジアで、しかもサーフェースも違う下部大会に出場していた意図はいったいなんだったのか、コーチ始めチームの意向が分かりません(おそらく何らかの理由はあるのだと思いますが・・・)。
ATP大会より大きいグランドスラムに挑戦するのに、直前にそれって・・・ちょっとがっかりで、初戦敗退も納得してしまいます、と言うのが正直な感想です。もったいない!ウィンブルドンは予選からになってしまうだろうけど、でもあのテニスが出来ればきっと本戦入りも可能性が大きいのではないでしょうか。次のステップは上を目指して頑張って欲しいですね。
そして次に登場したのは波形純理選手。全豪オープンに続いての本戦ストレートイン。グランドスラムの大舞台の1回戦とかなり緊張したとは思いますが・・・ちょっと精彩を欠いた試合でしたね。
相手は予選を勝ち上がったアレクサンドラ・ウズニアッキだけど、元世界ランク21位で肩や手首の怪我で、ここ2年ほどフルに戦えていなくて、ランキングを下げている選手だから、元々実力はある選手。
それにしても、フットワークはどこに???動けなさ過ぎの一言。170cmは日本人では長身だけど、世界では小柄。その小柄な選手があれだけ動けないと・・・。
とにかく腰の位置が高いな~って全体的な印象。緊張していても、あんなに膝が曲がらなくて、おまけにスタンスも狭く、棒立ちと見える姿では、追えるボールも追えませんよね。とにかく腰の位置が高過ぎ&両足が狭い!!!
キム・クレイステルスや他のトップ選手のように、開脚してでもボールに喰らい付く姿はゼロでした。「ウズニアッキのウィナーの数が波形選手より・・・」ってアナウンサーが言ってましたけど、波形選手以外の選手じゃあそこまで決まってないショットもかなり多数見受けられました。
短いボールはウズニアッキ選手はすぐにコートの中に入って攻めてきたけど、波形選手はそんなボールもベースラインで待って返すだけ。動けないなら逆に、もっとコートの中へ入って、先に攻めなければ。よく105位までランキングが行ったな~って感想でした。
ただ強いボールを打っているだけじゃ、世界の舞台ではミスはしてくれないし、もっとコースも攻めて、何よりもっとボールに喰らい付かなければ・・・。ボールを立ったまま見送る場面が多過ぎです。他の試合を見てから見たので、ただその姿に驚きでしかありませんでした。
そして最後に登場したのがクルム伊達公子選手。何と世界ランク1位で第1シードのカロリーン・ウォズニアキとの対戦。正直、今季ここまで今一つ調子に乗れないクルム伊達選手には、タフ過ぎる相手でした。
でも、でも・・・5月18日のブログで、マリオン・バルトリ戦の感想を書きましたが、印象的にはかなり良い打ち合いをしていて、第1セット途中でもこれはもしや・・・って思って見てました。第1セットで1ゲームも取れず落としても、第2セットでの巻き返しがありそうな気がして・・・。本当に良いボール打ってたんです。
第2セットでは、何とかゲームを取れるようにはなるものの、第1セットよりギアを上げたウォズニアキのサービスゲームでなかなかポイントが取れなくなってしまったの。第1セットでは何度かブレークポイントを握っていたけど、第2セットではポイントを取ることが思うように出来なくて、リズムに乗り切れ無かった感じですね。
ただ、5月18日のブログにも書いた『気迫』がやっぱり感じられない。特に第2セットは良い形でポイントを取るケースが何度かあって「そこで『カモン!!!』でしょ」って思うポイントが何度かあったけど、ただもくもくとガッツポーズを取るだけ。たんたんとして時間が流れて行くんです。
去年は1試合で何度『カモン!!!』って言っていたか。昨夜の試合ではゼロでした。
ポイントを取ってもうつむき加減で次のポジションへ動いて行く。逆に考え過ぎなんではないかなって思ってしまいました。無心でぶつかる・・・去年見せてくれたそんな姿勢ではなくなってしまって、ポイントを取っても考え込んでいるようで・・・。
クルム伊達選手がこのブログを見ているとは思えないけど、とにかくウィンブルドンでは、もっともっと意識的に『カモン!!!』を言って欲しいです。そうやってリズムを掴んでいたじゃないですか。何でここまで『カモン!!!』が無くなってしまったの???良いポイントがあっても続かないのはその『気迫』が相手にも伝わってないからでは???
かなり偉そうに思いの長けを語らせてもらいました。だって、もっともっと各選手に頑張ってもらいたいんですもの~~~!!!好成績を上げて、日本の復興への明るい材料になってもらいたいんですもの!!!
今回の辛口コメント、PINKYさんに激しく同意です!!
特に波形さんに対しては、もう少し何とか出来た試合だった様に思います。本戦繰り上がりのラッキーさの大きさをもっと知るべきと言うか、100位以下の日本人の意識は、こんなモノなんでしょうか?
伊達さんのドロー運の悪さには驚愕ですが、ノーシードの選手とだったら・・・とつい仕方ない事を思ってしまいます、波形さんの様なプレイを見てしまうと尚更。
伊達さんには、キャリアの終焉が近づいてるであろう今、精一杯悔いの無い様にプレイしてほしいです、確かに今、気迫を感じられず、ブログを見ても、何となく・・・。
男女とも、若い世代に、もっともっと頑張って欲しいです!
今回の辛口コメント、PINKYさんに激しく同意です!!
特に波形さんに対しては、もう少し何とか出来た試合だった様に思います。本戦繰り上がりのラッキーさの大きさをもっと知るべきと言うか、100位以下の日本人の意識は、こんなモノなんでしょうか?
伊達さんのドロー運の悪さには驚愕ですが、ノーシードの選手とだったら・・・とつい仕方ない事を思ってしまいます、波形さんの様なプレイを見てしまうと尚更。
伊達さんには、キャリアの終焉が近づいてるであろう今、精一杯悔いの無い様にプレイしてほしいです、確かに今、気迫を感じられず、ブログを見ても、何となく・・・。
男女とも、若い世代に、もっともっと頑張って欲しいです!
初めまして。今回は思い切って自分の試合を観戦した印象を綴らせてもらいました。正直、ファンの方からの批判も受け入れるつもりで・・・。
波形選手はボールを追えな過ぎで、喰らい付く感じが見えないと言うか。例え逆を付かれても、届かなくてもボールの方向へ体を動かすことくらいして欲しい・・・そしてそこからボールへの反応が始まるのです。
100位以下の選手の意識がこんなモノではなく、こんなモノだから100位以下にいるんだと思います。
波形選手はとても練習熱心な選手と聞きました。ショットや戦術の練習だけじゃトップ100から上は望めないって自分自身で感じて欲しいですね。
クルム伊達選手は、彼女の試合後のインタビューを聞くとあまり前向きではなくて残念に思いました。そしてどこまで上を見ているのか・・・見すぎているのでは?って印象でした。チャレンジャーじゃなくなってますね。
かなり良い打ち合いを世界1位としていたにも関わらず、ほとんど手ごたえを感じなかったって・・・。もう自分はトップでも出来るってオゴリがあるとしか思えません。かなり応援しているので、ちょっとガッカリです。。。
これからも特に日本人選手には辛口批評と言うか正直な感想を書いていきますので、またコメントお願いします。
いつも楽しく拝読させて頂いてます♪
クルム伊達選手の試合、スゴ~~く夜更かしして観戦しただけに、がっかりでした・・・。最初から全く覇気が感じられず、コンディション調整を失敗したのかなぁと思ったくらいでした。2日前に別大会の決勝を戦っていたウォズニアッキの調整相手程度に、主催者から見切られているのかな?と思いたくなるようなドロー。クレバーなトップ選手なら、クルム伊達選手と一度対戦すれば、2度目以降負けることは無いだろうと思われているんじゃないでしょうか。GS優勝無しのランキング1位。人気も注目度も高いウォズニアッキが、前大会の疲れが残る1回戦で負けてもらっては、主催としても困りますよね・・・。
穿ちすぎでしょうか。(笑)
今後の記事も楽しみにしています!
いつも楽しく拝読させて頂いてます♪
クルム伊達選手の試合、スゴ~~く夜更かしして観戦しただけに、がっかりでした・・・。最初から全く覇気が感じられず、コンディション調整を失敗したのかなぁと思ったくらいでした。2日前に別大会の決勝を戦っていたウォズニアッキの調整相手程度に、主催者から見切られているのかな?と思いたくなるようなドロー。クレバーなトップ選手なら、クルム伊達選手と一度対戦すれば、2度目以降負けることは無いだろうと思われているんじゃないでしょうか。GS優勝無しのランキング1位。人気も注目度も高いウォズニアッキが、前大会の疲れが残る1回戦で負けてもらっては、主催としても困りますよね・・・。
穿ちすぎでしょうか。(笑)
今後の記事も楽しみにしています!
初めまして。そうですか、がっかりですか。
Pinkyは直前のバルトリ戦をネット配信で見ていたので、その時の試合内容とはかけ離れて良くなっていたので、これは2セット目以降期待できるなって思って見てました。
世界ランク1位のウォズニアキにあの打ち合いして、フォアなんてウォズニアキが押されてましたからね。
もっと自信持っても良いかと思うし、去年も力ではなくて気迫で勝っていたことを忘れてしまっているんじゃないでしょうか。
ショットの質自体は良い感じに見えているけど、彼女が望むレベルが高過ぎなのではないでしょうか?
去年トップ選手に勝ってしまったがために、貪欲さが無くなってしまいましたよね。
逆に得意と思っているウィンブルドンで、ランク下の選手と対戦して負けた方が精神的な打撃が大きいような気がします。
何とかまた去年の気迫のある伊達選手に戻ってもらいたいですね。
あ、ドローは選手達もいるところで抽選会を行うので、意図的なものはゼロですよ(^^ゞ