2011年06月01日
全仏、いよいよ終盤
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女子シングルスの前年度チャンピオンのフランチェスカ・スキアボーネが逆転で2年連続のベスト4入りを決めましたね。第1セットは、19歳のアナスタシア・パブリュチェンコワの強打の前に、成す術もなくあっさり落としたスキアボーネ。さとパワーの前に屈してしまうのかと思いきや、やっぱり反撃に出ましたね。
第2、第3セットとも、パブリュチェンコワも粘りを見せたけど、そこは30歳のスキアボーネの経験値が上回った感じでしたね。11歳も違うけど、経験値と共にやっぱりスキアボーネのフィジカルの素晴らしさの勝利とも言えるでしょう。165cmと小柄な体とは思えないダイナミックなプレーと、どんな強打にも食らい付くフットワークは、まさしく圧巻でした。
去年は第17シードからの優勝で、あっと驚かされたけど、今年は上位3シード選手が早々に敗退した中、大会2連覇も見えて来たんじゃないかしら?そのスキアボーネと決勝進出をかけて準決勝で対戦するのはマリオン・バルトリ。バルトリはスベトラーナ・クズネツォワをストレートで下しましたね。
おそらく大方の予想はクズネツォワだったんじゃないでしょうか?って言うか、Pinkyはクズネツォワかなって思っていたので、実はあまり試合を見てなかったんです。
それでも地元の声援を力にクズネツォワの強打とフットワークに打ち勝ったバルトリ。フォア、バック共にダブルハンドと、どちらサイドからも強打を放つバルトリだけど、課題はフットワーク。そのフットワークもかなりトレーニングを積んでいるのか、だいぶ改善されましたね。それにフットワークに頼ることが少なくなるためか、チャンスはコートの中に素早く入って攻めて、ネットを取る機会も以前より多くなったような気がしました。
男子では、ロジャー・フェデラーが2年ぶりとなる4強入りに成功しましたね。ガエル・モンフィスにストレート勝利。モンフィスは1983年のヤニック・ノア以来となる地元フランス人の優勝の夢は絶たれてしまいました。
第3セット4ー4からの第9ゲームのモンフィスのサービスゲームでは、何度もデュースを繰り返し、ブレークポイントもあったけど取れなかったフェデラー。5ー5からの第11ゲームもデュースを繰り返す接戦に。そこでフェデラーが掴んだブレークポイントでのチャンスボールをドロップショットでミス。そのゲームも取れずタイブレークへともつれたけど、太もも内転筋を痛めてしまったモンフィスに反撃の力は残ってませんでしたね。
最近のフェデラーは、こうした終盤でのチャンスを、以前のように確実に物に出来なくなっているケースを目にします。それが成績とランキングに反映されている気がします。
そしてフェデラーの決勝進出には、絶好調のノヴァーク・ジョコビッチを下す必要があります。準決勝を不戦勝で勝ち上がったジョコビッチ。おそらく休養も取れて体調万全でフェデラーに向かってくるでしょう。昨夜の試合のような詰めの甘さがあってはフェデラーは苦しいでしょうね。
しかしジョコビッチも、それに勝つと世界ランク1位が決まると言う、そのプレッシャーとも戦わなければなりませんね。見逃せない一戦になりますね!
恒例の先週の日本人選手の結果で~っす。
女子では、イタリアの2万5千ドルのサーキットでは第2シードの奈良くるみ選手が1回戦敗退でした。韓国の2万5千ドルでは井上万里選手が1回戦で、第6シードの高雄恵利加選手がベスト4でした。第8シードの瀬間友里加選手が準優勝を飾りました。高雄&瀬間ペアはダブルスでも準優勝でした。
タイの2万5千ドルでは中村藍子選手が2回戦で、スペインの万ドルではダニエル可奈選手が1回戦で、インドネシアの1万ドルでは川床萌選手が1回戦敗退でした。
国内は新潟での2万5千ドルのサーキットでは、ベスト8に第7シードの米村明子選手、江口実沙選手、森友香選手、手塚玲美選手が、ベスト4には第4シードの秋田史帆選手が入りました。決勝戦は第1シードの瀬間詠里花選手と第3シードの石津幸恵選手で争われて瀬間選手がストレートで勝利して優勝しました。
ダブルスでは、ベスト4で田中&宮村ペアーと石津&井上ペアーが入りました。決勝戦は第1シードの瀬間&浜村ペアーと井上&岡ペアーの戦いとなり瀬間&浜村ペアーが優勝して、瀬間選手はシングルスとダブルスの2冠達成でした。
今週はイタリアの5万ドルのサーキットには第2シードで奈良くるみ選手が、韓国の2万5千ドルには、第5シードで高雄恵利加、第7シードで瀬間友里加、手塚玲美、久見香奈恵、宮村美紀、田中真梨、井上雅選手が出場してます。
タイの2万5千ドルには第4シードで不田涼子、第8シードで中村藍子選手が出場してます。インドネシアの1万ドルには川床萌選手が出場してます。
国内は三重県で1万ドルのサーキットが行われて、第1シードに岡あゆみ、第2シードで清水咲子、第3シードに越野由梨奈、第4シードで中野佑美、第5シードで伊藤和沙、第6シードで樋口由佳、第7シードで宮崎優実、第8シードで田中優季選手らが出場してます。
イギリスの7万5千ドルのサーキットにダブルスにクルム伊達公子選手が全仏で組んだザン・シュアイとのペアーで第4シードで出場しますね。第3シードには藤原&青山ペアーもエントリーしてますね。
男子ではスペインの1万ドルのフューチャーズでは、第6シードのダニエル太郎選手がベスト8でした。インドの1万ドルでは、第7シードで松永浩気選手が2回戦敗退、第3シードの仁木拓人選手がベスト4でした。ダブルスでは松永&仁木ペアーがベスト4でした。
インドネシアの1万ドルでは、竹内研人選手、ラッキールーザーで磯辺孝太郎選手が1回戦で敗退でした。第5シードの井藤祐一選手がベスト8、第3シードの小野澤新選手がベスト4でした。タイ人選手と組んだ小野澤ペアーがベスト4で、第3シードの井藤&竹内ペアーは準優勝でした。
韓国の1万ドルでは、第7シードの近藤大生選手がベスト8でした。ダブルスでは、台湾人選手と組んだ第4シードの近藤ペアーは見事優勝しました。
今週はイギリスの6万4000ユーロのチャレンジャー大会に添田豪、伊藤竜馬、予選を勝ち上がって杉田祐一選手が出場してます。
韓国の1万5千ドルのフューチャーズ大会には第3シードで近藤大生選手が出場してます。インドネシアの1万ドルには第2シードで小野澤新、第4シードで井藤祐一、石井弥起、竹内研人選手が出場してます。
インドの1万ドルには松永浩気、仁木拓人、予選を勝ち上がって竹田直樹、選手が出場してます。グアムも1万ドルには第2シードで松井俊英、第3シードで三橋淳、第6シードで江原弘泰、第7シードで内山靖崇、第8シードで佐藤文平、高橋優、奥大賢、藤井信太、予選を勝ち上がって蜂谷翔希、西尾隆信、高梨惇、主催者推薦で伊藤潤選手が出場してます。
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女子シングルスの前年度チャンピオンのフランチェスカ・スキアボーネが逆転で2年連続のベスト4入りを決めましたね。第1セットは、19歳のアナスタシア・パブリュチェンコワの強打の前に、成す術もなくあっさり落としたスキアボーネ。さとパワーの前に屈してしまうのかと思いきや、やっぱり反撃に出ましたね。
第2、第3セットとも、パブリュチェンコワも粘りを見せたけど、そこは30歳のスキアボーネの経験値が上回った感じでしたね。11歳も違うけど、経験値と共にやっぱりスキアボーネのフィジカルの素晴らしさの勝利とも言えるでしょう。165cmと小柄な体とは思えないダイナミックなプレーと、どんな強打にも食らい付くフットワークは、まさしく圧巻でした。
去年は第17シードからの優勝で、あっと驚かされたけど、今年は上位3シード選手が早々に敗退した中、大会2連覇も見えて来たんじゃないかしら?そのスキアボーネと決勝進出をかけて準決勝で対戦するのはマリオン・バルトリ。バルトリはスベトラーナ・クズネツォワをストレートで下しましたね。
おそらく大方の予想はクズネツォワだったんじゃないでしょうか?って言うか、Pinkyはクズネツォワかなって思っていたので、実はあまり試合を見てなかったんです。
それでも地元の声援を力にクズネツォワの強打とフットワークに打ち勝ったバルトリ。フォア、バック共にダブルハンドと、どちらサイドからも強打を放つバルトリだけど、課題はフットワーク。そのフットワークもかなりトレーニングを積んでいるのか、だいぶ改善されましたね。それにフットワークに頼ることが少なくなるためか、チャンスはコートの中に素早く入って攻めて、ネットを取る機会も以前より多くなったような気がしました。
男子では、ロジャー・フェデラーが2年ぶりとなる4強入りに成功しましたね。ガエル・モンフィスにストレート勝利。モンフィスは1983年のヤニック・ノア以来となる地元フランス人の優勝の夢は絶たれてしまいました。
第3セット4ー4からの第9ゲームのモンフィスのサービスゲームでは、何度もデュースを繰り返し、ブレークポイントもあったけど取れなかったフェデラー。5ー5からの第11ゲームもデュースを繰り返す接戦に。そこでフェデラーが掴んだブレークポイントでのチャンスボールをドロップショットでミス。そのゲームも取れずタイブレークへともつれたけど、太もも内転筋を痛めてしまったモンフィスに反撃の力は残ってませんでしたね。
最近のフェデラーは、こうした終盤でのチャンスを、以前のように確実に物に出来なくなっているケースを目にします。それが成績とランキングに反映されている気がします。
そしてフェデラーの決勝進出には、絶好調のノヴァーク・ジョコビッチを下す必要があります。準決勝を不戦勝で勝ち上がったジョコビッチ。おそらく休養も取れて体調万全でフェデラーに向かってくるでしょう。昨夜の試合のような詰めの甘さがあってはフェデラーは苦しいでしょうね。
しかしジョコビッチも、それに勝つと世界ランク1位が決まると言う、そのプレッシャーとも戦わなければなりませんね。見逃せない一戦になりますね!
恒例の先週の日本人選手の結果で~っす。
女子では、イタリアの2万5千ドルのサーキットでは第2シードの奈良くるみ選手が1回戦敗退でした。韓国の2万5千ドルでは井上万里選手が1回戦で、第6シードの高雄恵利加選手がベスト4でした。第8シードの瀬間友里加選手が準優勝を飾りました。高雄&瀬間ペアはダブルスでも準優勝でした。
タイの2万5千ドルでは中村藍子選手が2回戦で、スペインの万ドルではダニエル可奈選手が1回戦で、インドネシアの1万ドルでは川床萌選手が1回戦敗退でした。
国内は新潟での2万5千ドルのサーキットでは、ベスト8に第7シードの米村明子選手、江口実沙選手、森友香選手、手塚玲美選手が、ベスト4には第4シードの秋田史帆選手が入りました。決勝戦は第1シードの瀬間詠里花選手と第3シードの石津幸恵選手で争われて瀬間選手がストレートで勝利して優勝しました。
ダブルスでは、ベスト4で田中&宮村ペアーと石津&井上ペアーが入りました。決勝戦は第1シードの瀬間&浜村ペアーと井上&岡ペアーの戦いとなり瀬間&浜村ペアーが優勝して、瀬間選手はシングルスとダブルスの2冠達成でした。
今週はイタリアの5万ドルのサーキットには第2シードで奈良くるみ選手が、韓国の2万5千ドルには、第5シードで高雄恵利加、第7シードで瀬間友里加、手塚玲美、久見香奈恵、宮村美紀、田中真梨、井上雅選手が出場してます。
タイの2万5千ドルには第4シードで不田涼子、第8シードで中村藍子選手が出場してます。インドネシアの1万ドルには川床萌選手が出場してます。
国内は三重県で1万ドルのサーキットが行われて、第1シードに岡あゆみ、第2シードで清水咲子、第3シードに越野由梨奈、第4シードで中野佑美、第5シードで伊藤和沙、第6シードで樋口由佳、第7シードで宮崎優実、第8シードで田中優季選手らが出場してます。
イギリスの7万5千ドルのサーキットにダブルスにクルム伊達公子選手が全仏で組んだザン・シュアイとのペアーで第4シードで出場しますね。第3シードには藤原&青山ペアーもエントリーしてますね。
男子ではスペインの1万ドルのフューチャーズでは、第6シードのダニエル太郎選手がベスト8でした。インドの1万ドルでは、第7シードで松永浩気選手が2回戦敗退、第3シードの仁木拓人選手がベスト4でした。ダブルスでは松永&仁木ペアーがベスト4でした。
インドネシアの1万ドルでは、竹内研人選手、ラッキールーザーで磯辺孝太郎選手が1回戦で敗退でした。第5シードの井藤祐一選手がベスト8、第3シードの小野澤新選手がベスト4でした。タイ人選手と組んだ小野澤ペアーがベスト4で、第3シードの井藤&竹内ペアーは準優勝でした。
韓国の1万ドルでは、第7シードの近藤大生選手がベスト8でした。ダブルスでは、台湾人選手と組んだ第4シードの近藤ペアーは見事優勝しました。
今週はイギリスの6万4000ユーロのチャレンジャー大会に添田豪、伊藤竜馬、予選を勝ち上がって杉田祐一選手が出場してます。
韓国の1万5千ドルのフューチャーズ大会には第3シードで近藤大生選手が出場してます。インドネシアの1万ドルには第2シードで小野澤新、第4シードで井藤祐一、石井弥起、竹内研人選手が出場してます。
インドの1万ドルには松永浩気、仁木拓人、予選を勝ち上がって竹田直樹、選手が出場してます。グアムも1万ドルには第2シードで松井俊英、第3シードで三橋淳、第6シードで江原弘泰、第7シードで内山靖崇、第8シードで佐藤文平、高橋優、奥大賢、藤井信太、予選を勝ち上がって蜂谷翔希、西尾隆信、高梨惇、主催者推薦で伊藤潤選手が出場してます。
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