2011年05月31日
全仏オープン大会9日目を終えて
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ここへ来て世界ランク1位でクレー・キングのラファエル・ナダルが調子を上げて来ましたね。1回戦のジョン・イズナー戦では自身初となる全仏でのフルセットへともつれ込む苦戦を強いられたからびっくりしたわよね。
本人も上向きなのを自覚しているみたい。「大会が始まってから、調子は上向きさ。プレーが良くなっているし、これを続けたい。」ってイヴァン・リュビチッチにストレート勝利を飾って8強入りを決めた後に語ってました。
これでナダルは全仏での成績を42勝1敗としました。ナダルは、ビヨン・ボルグが持つ全仏での優勝記録の6個まであと1つと迫っているわ。準々決勝ではロビン・ソデルリングと対戦。ソデルリングは4回戦で地元の声援を受けたジル・シモンをストレートで下しました。
ソデルリングと言えば、ナダルの全仏での唯一の敗戦を喫した相手。その2009年には準優勝を飾ったソデルリングは去年も決勝進出を果たして、2年連続の準優勝とローランギャロスは相性の良い場所。
おまけに今年は雨が少なくてコートが乾燥して早く、加えて新しくバボラのボールに変わりそのボールもスピンがかかりずらく飛びが良いと言う条件だと、ビッグサーブを持つソデルリングの方に有利ではとの声も聞こえてますね。
いずれにせよ、ナダルには楽な相手じゃないってことよね。
3回戦で右足首を捻挫しながらも4回戦に登場したアンディ・マレーは、ヴィクトル・トロイキに2セットを奪われて「やっぱり駄目か・・・」って思われたけど、そこから2セットを奪い返したところで日没で順延となってしまいました。この順延がマレーの足首に吉と出るか凶と出るか、どう影響するでしょうか?
ノーシード同士の対戦となったファン・イグナシオ・チェラとアレハンドロ・ファリャの戦いはフルセットでチェラが勝利。31歳のチェラは、2004年以来となる自身2度目の8強入りを果たした。
地元フランスの熱い声援を受けて勝ち上がったのが、好調でクレーを得意としているダビド・フェレールをフルセットのファイナル8ー6で振り切ったガエル・モンフィス。この試合は前日に行われたけど、日没で順延となり、2日かかりで行われた死闘だったの。
そのモンフィスは世界ランク3位のロジャー・フェデラーと準々決勝で対戦しますね。モンフィスはフェデラーに対して1勝6敗と苦手としているけど、地元ファンの声援はかなりの見方になるから、フェデラーもうかうかしてられないわね!
一足先にベスト4進出を決めたのが第2シードのノヴァーク・ジョコビッチ。準々決勝で対戦予定だったファビオ・フォニュイーニが、4回戦で痛めた左大腿部の状態がプレーするレベルではないってドクターに診断されて、試合前に棄権を表明したから不戦勝となったの。
不戦勝の場合、連勝記録に数えられないから、シーズン開幕からの新記録は優勝しなければ達成出来なくなっちゃいましたね。決勝進出の時点で、週明けの世界ランクで1位の座に着くことは確定しているジョコビッチ。やっぱり優勝して1位へ上り詰めたいわよね!
女子では今季調子を取り戻してトップ10へ返り咲いたマリア・シャラポワがアグニエスカ・ラドワンスカを何とかストレートで振り切って2年ぶりとなるグランドスラムでのベスト8入りを決めましたね。シャラポワは4大大会では、この全仏だけ優勝がないから、生涯グランドスラム達成も現実味を帯びて来ましたね。
シャラポワ同様、今季好調のアンドレア・ペトコビッチも8強入りを果たして、シャラポワと対戦しますね。ペトコビッチは4回戦でマリア・キリレンコをフルセットで倒しての勝ち上がりでした。
それから全豪オープンで中国人として初の決勝進出を果たしたリー・ナは全仏でも中国人選手として初めてベスト8入りを決めました。トップ10入りしたばかりのペトラ・クヴィトバを上手くかわしての勝利でしたね。
攻撃力だけをみたら、クヴィトバに分があった感じだけど、それを上手くかわしてカウンターを打ったり、試合展開が上手だなって印象でした。勝ち方を知ってるって言うか。さすがでしたね。
リー・ナは準々決勝でも強打が武器のヴィクトリア・アザレンカと顔を合わせます。アザレンカは4回戦で、ノーシードから勝ち上がって来たエカテリーナ・マカロバを危なげ無く一蹴しましたね。
今夜行われる女子シングルス準々決勝に登場する前年度覇者であるフランチェスカ・スキアボーネは、自身初のグランドスラムでのベスト8入りを果たしたアナスタシア・パブリュチェンコワと対戦します。
スキアボーネの去年の優勝は、正直誰も想像出来なかったことじゃないかしら?でも、今年のプレーを見ても、彼女のフォアとバックの激しいトップスピンと、コート狭しと走り回るフィジカルの強さは、やっぱりこのクレーを得意としているんだなって思ってしまいました。
19歳のパブリュチェンコワは、ジュニア時代から期待されていたけど、去年あたりから安定した力を見せ始めました。今大会の結果次第ではトップ10入りも間近に迫ってくるかも知れないわね。
2009年のチャンピオンであるスベトラーナ・クズネツォワは、ちょっと最近不調だったんだけど、得意のクレーで調子を取り戻していますね。今夜の準々決勝では地元の声援を受けるマリオン・バルトリと戦います。
バルトリは4回戦で、ヒセラ・ドゥルコが途中棄権を申し入れて勝利が転がり込んで来ましたね。地元のプレッシャーとの戦いにもなりそうだけど、プレッシャーとクズネツォワの2つに勝てるかしらね。
終盤に入った全仏オープン。益々楽しくなって来ましたね!!!
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ここへ来て世界ランク1位でクレー・キングのラファエル・ナダルが調子を上げて来ましたね。1回戦のジョン・イズナー戦では自身初となる全仏でのフルセットへともつれ込む苦戦を強いられたからびっくりしたわよね。
本人も上向きなのを自覚しているみたい。「大会が始まってから、調子は上向きさ。プレーが良くなっているし、これを続けたい。」ってイヴァン・リュビチッチにストレート勝利を飾って8強入りを決めた後に語ってました。
これでナダルは全仏での成績を42勝1敗としました。ナダルは、ビヨン・ボルグが持つ全仏での優勝記録の6個まであと1つと迫っているわ。準々決勝ではロビン・ソデルリングと対戦。ソデルリングは4回戦で地元の声援を受けたジル・シモンをストレートで下しました。
ソデルリングと言えば、ナダルの全仏での唯一の敗戦を喫した相手。その2009年には準優勝を飾ったソデルリングは去年も決勝進出を果たして、2年連続の準優勝とローランギャロスは相性の良い場所。
おまけに今年は雨が少なくてコートが乾燥して早く、加えて新しくバボラのボールに変わりそのボールもスピンがかかりずらく飛びが良いと言う条件だと、ビッグサーブを持つソデルリングの方に有利ではとの声も聞こえてますね。
いずれにせよ、ナダルには楽な相手じゃないってことよね。
3回戦で右足首を捻挫しながらも4回戦に登場したアンディ・マレーは、ヴィクトル・トロイキに2セットを奪われて「やっぱり駄目か・・・」って思われたけど、そこから2セットを奪い返したところで日没で順延となってしまいました。この順延がマレーの足首に吉と出るか凶と出るか、どう影響するでしょうか?
ノーシード同士の対戦となったファン・イグナシオ・チェラとアレハンドロ・ファリャの戦いはフルセットでチェラが勝利。31歳のチェラは、2004年以来となる自身2度目の8強入りを果たした。
地元フランスの熱い声援を受けて勝ち上がったのが、好調でクレーを得意としているダビド・フェレールをフルセットのファイナル8ー6で振り切ったガエル・モンフィス。この試合は前日に行われたけど、日没で順延となり、2日かかりで行われた死闘だったの。
そのモンフィスは世界ランク3位のロジャー・フェデラーと準々決勝で対戦しますね。モンフィスはフェデラーに対して1勝6敗と苦手としているけど、地元ファンの声援はかなりの見方になるから、フェデラーもうかうかしてられないわね!
一足先にベスト4進出を決めたのが第2シードのノヴァーク・ジョコビッチ。準々決勝で対戦予定だったファビオ・フォニュイーニが、4回戦で痛めた左大腿部の状態がプレーするレベルではないってドクターに診断されて、試合前に棄権を表明したから不戦勝となったの。
不戦勝の場合、連勝記録に数えられないから、シーズン開幕からの新記録は優勝しなければ達成出来なくなっちゃいましたね。決勝進出の時点で、週明けの世界ランクで1位の座に着くことは確定しているジョコビッチ。やっぱり優勝して1位へ上り詰めたいわよね!
女子では今季調子を取り戻してトップ10へ返り咲いたマリア・シャラポワがアグニエスカ・ラドワンスカを何とかストレートで振り切って2年ぶりとなるグランドスラムでのベスト8入りを決めましたね。シャラポワは4大大会では、この全仏だけ優勝がないから、生涯グランドスラム達成も現実味を帯びて来ましたね。
シャラポワ同様、今季好調のアンドレア・ペトコビッチも8強入りを果たして、シャラポワと対戦しますね。ペトコビッチは4回戦でマリア・キリレンコをフルセットで倒しての勝ち上がりでした。
それから全豪オープンで中国人として初の決勝進出を果たしたリー・ナは全仏でも中国人選手として初めてベスト8入りを決めました。トップ10入りしたばかりのペトラ・クヴィトバを上手くかわしての勝利でしたね。
攻撃力だけをみたら、クヴィトバに分があった感じだけど、それを上手くかわしてカウンターを打ったり、試合展開が上手だなって印象でした。勝ち方を知ってるって言うか。さすがでしたね。
リー・ナは準々決勝でも強打が武器のヴィクトリア・アザレンカと顔を合わせます。アザレンカは4回戦で、ノーシードから勝ち上がって来たエカテリーナ・マカロバを危なげ無く一蹴しましたね。
今夜行われる女子シングルス準々決勝に登場する前年度覇者であるフランチェスカ・スキアボーネは、自身初のグランドスラムでのベスト8入りを果たしたアナスタシア・パブリュチェンコワと対戦します。
スキアボーネの去年の優勝は、正直誰も想像出来なかったことじゃないかしら?でも、今年のプレーを見ても、彼女のフォアとバックの激しいトップスピンと、コート狭しと走り回るフィジカルの強さは、やっぱりこのクレーを得意としているんだなって思ってしまいました。
19歳のパブリュチェンコワは、ジュニア時代から期待されていたけど、去年あたりから安定した力を見せ始めました。今大会の結果次第ではトップ10入りも間近に迫ってくるかも知れないわね。
2009年のチャンピオンであるスベトラーナ・クズネツォワは、ちょっと最近不調だったんだけど、得意のクレーで調子を取り戻していますね。今夜の準々決勝では地元の声援を受けるマリオン・バルトリと戦います。
バルトリは4回戦で、ヒセラ・ドゥルコが途中棄権を申し入れて勝利が転がり込んで来ましたね。地元のプレッシャーとの戦いにもなりそうだけど、プレッシャーとクズネツォワの2つに勝てるかしらね。
終盤に入った全仏オープン。益々楽しくなって来ましたね!!!
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