2009年06月08日
フェデラー、生涯グランドスラム達成

一日一回クリックしてねん





ソデルリングが決して弱かったわけではなく、あの試合のフェデラーのプレーが凄すぎたって言う感じでしたね。

スタートダッシュをかけて、第1セットはわずか23分の6-1で快勝。


解説の柳恵誌郎さんも言ってたけど、今大会のフェデラーは、サーブを今までよりもっとジャンプして高い打点で打ってるのよね。


その証拠に、彼のサービス・エースの数が凄かった。



ちなみに2位がフェルナンド・ゴンサレスの65本(6試合)、3位がファン・マルティン・デル=ポトロの59本(6試合)、4位がイヴォ・カルロビッチの55本で、これは1回戦のみでたたき出した本数で、5セットマッチの1試合での新記録だったのよね。


れのことでも分かるように、今大会は意外と天候に恵まれて、レッドクレーが乾燥してて、例年より早かったことはあると思うけど、逆にそう考えたら小雨交じりの決勝戦で、フェデラーが16本のサービスエースを記録したって言うのは、どれくらい彼のサービスが良かったかってことだと思うの。

それまではトミー・ハースとのフルセットの4回戦で16本のサービスエース出したのが最高だったけど、決勝戦のストレート試合でも同じ16本だったから、やっぱりあの時のフェデラーの気迫はサーブに乗り移っていたんだとしか思えないわ。

これで史上6人目で、10年前にアンドレ・アガシが達成した以来となる生涯グランドスラムを達成して、サンプラスの持つグランドスラム・シングルス優勝回数1位の14回に並びました。

名実ともに史上最強の選手と言っても過言ではなくなりましたね。


これで1ヶ月後に控えたウィンブルドンでも、高いモチベーションで臨むことができるはずね。


全豪オープンの表彰式で涙に暮れた彼と、今回の表彰式での彼の涙は、全く違う意味を持つ涙でしたね。


あ、ソデルリングももちろん見事なプレーを2週間維持したし、あのプレーならウィンブルドンでも活躍してくれるでしょう。

