ピンキーズ・リマークス 毒舌ライター・ピンキーによるテニスニュース、コラム、その他諸々。

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３月の検査でコカイン陽性反応が出ちゃって、その調査中のために大会に出場できずにいる、フランス期待のリシャール・ガスケは、欠場していた全仏オープン中に、こんなことをヨーロッパのラジオに語っておりました。

それは、マイアミ大会期間中に、とあるパーティーに参加した際、そこでコカインを使用していた人がいことが、彼が独自で調べている調査で分かったらしいの。

６月６日のニュースにもなってたけど、彼から摂取されたコカインは基準値のわずか１０分の１で、それはパーティーなどの同じ場所や近くでコカインを使用している人がいたら、知らずに摂取してしまうくらいのものじゃないかって、身の潔白を証明する要因になるだろうと示唆している発言なの。

彼は、これまでの人生で決してコカインを使用したことがないって誓っていて、そのパーティーでもコカインが使用されていたと分かったら、その場にいなかったとも語ってるわ。

調査の結果、結局コカインを使用していないことが証明できなかったら、約２年間の出場停止処分は固く、テニス選手としてのキャリアに大きな傷を付けることは避けられないのよね。

今は夜も眠れないほど落ち込んでいるって言う彼。家族みんなテニス愛好家と言う環境を考えても、そんな薬物を使用するとは考えにくいものね。彼の潔白を信じて止まないPinkyです。




今季限りでの引退を表面しているマラット・サフィンも、全仏オープン前に、ガスケに対して同情するコメントをしてました。それは彼がコカインを使用するはずがないとする気持ちと、陽性反応が出てからのメディアからの扱いも含まれていたの。

「これまでも、コカインじゃないけど禁止薬物の陽性反応が出た選手を見てきた。みんなしっかり戻ってきてるんだ。でも、今のガスケの状態はとても辛いもので、レポーター達からも日々追いかけられ、新聞記者からも毎日質問攻め。それにメディアがすでに彼が悪人のような報道をしているのは、彼や彼の家族はとても傷ついているはずさ。」

と、同情しきりって感じね。それから「誰だって間違いは犯すさ。彼の今回のケースはどんな結末になるかは分からないけど、彼には同情するよ。何とも馬鹿げた騒動に彼は巻き込まれてしまったけど、しっかり復帰してまた本来のプレーを見せてもらいたい。」って、応援も送ってました。

まだ最終的な結果がでるには時間がかかりそうだから、ウィンブルドンにだって出場できないし、いったい彼はどうなってしまうのかしら？？？若くて才能のある選手を、こんなことでつぶして欲しくないですね！