2011年05月15日
アザレンカの誤解&ヴィーナスも全仏欠場

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今週行われているイタリアはローマでの『BNLイタリア国際女子』大会の準々決勝で、マリア・シャラポワに第1セットを先取しながら、第2セットでは0-3と1ゲームも奪えず、右肘の痛みから途中棄権しちゃったヴィクトリア・アザレンカ。

彼女はその試合中に、下品で不適切な発言をしたことで、誤解を招いてしまったってツイッターで謝っていたの。それはその試合中に英語で発した言葉で、日本語にすると・・・「この、クソ女」的な意味の言葉。

「とても悲しく辛い日でした。こんな形で棄権するなんてとても辛い。あまり良くない言葉を自分に言ってしまいました。でもそれはただ単に自分自身に腹立たしかったから。対戦相手に対してでは決してありません。常に対戦相手には尊敬の気持ちでいます。あの状況から誤解を招いてしまったのなら、謝らなければなりません。」
シャラポワは試合が終わった直後は、ネットに歩み寄りアザレンカの肩を叩いて慰めの表情を見せていたらしいの。

二人は3月にエキシビションを一緒に行ったり、移動にも同じプライベート飛行機を使ったりするほどの親しい間柄らしく、やっぱり暴言とも取れるそのアザレンカの発言は、シャラポワに対して言ってはいないみたいなのよね。

ただ、シチュエーション的には対戦相手に発したと思われても仕方ないような状況だったから、誤解を招いてしまたのなら謝らなければって思ったみたいね。そのシャラポワはこの試合に対しては特に何も発言はしていないみたい。

試合中にいら立つ気持ちはとても分かるけど、プロとして不適切な発言は控えなければいけませんね。ま、誤解ってどうしてもあることだけどね・・・。

5月13日のブログでお伝えしたけど、セリーナ・ウィリアムズがきたる全仏オープンを欠場するお話し。実の姉であるヴィーナスも、妹に続いて全仏の欠場を正式に表明しましたね。

これまで7回のグランドスラム優勝を飾っているヴィーナスは、年初の全豪オープンの3回戦では試合開始数分後に臀部の怪我を理由に棄権を申し入れて敗退。その後は現在に至るまでツアー離脱を余儀なくされてるの。

現在30歳のヴィーナスは、去年の後半も膝の怪我からUSオープン1大会に出場しただけだったの。

ヴィーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹が、二人揃ってグランドスラムを欠場するのは、2003年のUSオープン以来初のこと。

それでもヴィーナスはウィンブルドン前哨戦のイギリスのイーストボーン大会にはエントリーしていて、セリーナも明言はしていないけど、ウィンブルドンには出場の意向らしいって関係者は語っているの。

二人とも芝を得意としているから、ウィンブルドンでは二人の元気な姿を見ることが出来そうね。クレーの大会ではより一層足に負担がくるし、あまり得意としていないクレーシーズンは引き続きリハビリに当てることにしたのかもね。

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