2011年05月16日
ロディックの怒り&ジョコビッチは止まらない
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昨日まで行われていたマスターズ1000大会の『BNLイタリア国際男子』大会のダブルスで、決勝戦へ進出するも肩の怪我を理由に試合開始前に棄権を申し入れたアンディ・ロディックは、その後かなりのお怒りなの。それはマディ・フィッシュとのペアーで準優勝を飾ったのに、決勝戦を棄権したことでベスト4までの賞金しか支払われないからなの!
つまり、準決勝で負けた2ペアーと同じ扱いになってしまったってこと。ランキング・ポイントは準優勝のポイントを与えられたけど、大会側から支払われる賞金がベスト4ペアーと同じだって告げられたんだって。
ロディックとフィッシュのペアーはもらえるはずの準優勝賞金から3万1400ユーロ引いた金額しか支払われないの。それは男子テニス協会であるATP幹部が、試合が予定される午後5時までに大会会場に現れなかったら、その金額しか支払わないって忠告したにも関わらず、フィッシュが次に出場するドイツはデュッセルドルフ行きの飛行機に乗るために会場を去ってしまったかららしいの。
「我々が獲得した賞金をもらうためのアピールをする必要があるね。どうして僕がプレー出来ないためにマディにも罰が下されなければならないんだ!マディは準決勝も戦ってしっかり勝利しているんだ。彼がすでに獲得している賞金を奪うなんておかしいだろう。」
「これはツアーにとって不可思議なこと。ATPサイドは一方的な決断は下せないと言って、自分がこれに対して訴えを起こすか、勝つチャンスの少ない試合を、将来のプレーに障害が起きるリスクを背負いながら行わなければならないかのいずれかをしなければならないって言ったんだ。1ポイントだけ戦って途中棄権をしたらどうなるかって聞いたら、それも同じことだって。つまり1試合戦い抜かなければならないらしい。」
「ATPはアソシエーション・フォー・テニス・プロフェッショナル(プロのテニスのための協会)の略だけど、これじゃあアソシエーション・オブ・タイ・ピープル(人々を縛り付ける協会)だね!」ってかなり憤慨している様子。
ATPはダブルスの試合を軽視しないように、いくつかのルールを設けているけど、この措置は逆に、それならやっぱりダブルスには出ないようにしようって思わせかねないんじゃないかしら?
もちろんATP側はこうやって、ちょっとした怪我などを理由にダブルスの試合を棄権しないようにってことなんだろうけど、じゃあ決勝戦中に捻挫でもして棄権せざるを得なくなっても、賞金がその前の試合までの分しか出ないってことになっちゃうわね。
シングルスでは考えられないことだし、それはちょっと勝者としては納得が行かないのは当然かも知れないわね。彼等はこれが仕事で、そうやってお金を稼いでいて、勝ってナンボって世界だからね。どんな結末を迎えるんでしょうか???
そのローマ大会でシングルスで優勝したのは、今季ここまで負け無しのノヴァーク・ジョコビッチ。先週のマドリッド大会の決勝戦でも初めてクレーでラファエル・ナダルから勝利を奪って、クレーで負け無しのナダルの連勝を37でストップさせていたの。
そのジョコビッチは、これで今季出場7大会目で7度目の優勝を飾り、シーズン開始からの連勝記録を37に伸ばしました。
去年のデビスカップ決勝戦のシングルスの2勝を入れると、これまでの連勝記録を39としてジョコビッチは、史上6番目の連勝記録となっていて、同時にシーズン開幕からの連勝記録であるジョン・マッケンローの42にあと5勝と迫ってるわ。
次にジョコビッチが出場するのは全仏オープンだけど、ベスト4入りしたらその記録と並びますね。決勝進出で新記録達成で、同時に世界ランク1位へも限りなく近づくわね。もうジョコビッチの世界1位の座獲得は時間の問題って感じね。
そしてちょっと気になったのは、そのジョコビッチと3時間を超える接戦を演じたアンディ・マレー。準決勝で対戦したマレーは、今季最初のグランドスラムの全豪オープンの決勝戦で負けてから3大会連続で初戦敗退を喫していて、なかなかその敗戦のショックから抜け出せずにいたのよね。
そしてあまり得意ではないクレーシーズンに突入しちゃって、どんどん下降線をたどってしまうのかって思っていたら、逆にクレーシーズンに入ってから立ち直りを見せて、それ以降は7勝3敗で、しかも絶好調のジョコビッチをあと一歩のところまで追い詰めるプレーを見せたの。
ロジャー・フェデラーもまだまだ1位への返り咲きを諦めていない様子だけど、復調したマレーがいるとなると、世界ランク3位の座を守ることも、うかうかしていられないかも知れないわね。
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昨日まで行われていたマスターズ1000大会の『BNLイタリア国際男子』大会のダブルスで、決勝戦へ進出するも肩の怪我を理由に試合開始前に棄権を申し入れたアンディ・ロディックは、その後かなりのお怒りなの。それはマディ・フィッシュとのペアーで準優勝を飾ったのに、決勝戦を棄権したことでベスト4までの賞金しか支払われないからなの!
つまり、準決勝で負けた2ペアーと同じ扱いになってしまったってこと。ランキング・ポイントは準優勝のポイントを与えられたけど、大会側から支払われる賞金がベスト4ペアーと同じだって告げられたんだって。
ロディックとフィッシュのペアーはもらえるはずの準優勝賞金から3万1400ユーロ引いた金額しか支払われないの。それは男子テニス協会であるATP幹部が、試合が予定される午後5時までに大会会場に現れなかったら、その金額しか支払わないって忠告したにも関わらず、フィッシュが次に出場するドイツはデュッセルドルフ行きの飛行機に乗るために会場を去ってしまったかららしいの。
「我々が獲得した賞金をもらうためのアピールをする必要があるね。どうして僕がプレー出来ないためにマディにも罰が下されなければならないんだ!マディは準決勝も戦ってしっかり勝利しているんだ。彼がすでに獲得している賞金を奪うなんておかしいだろう。」
「これはツアーにとって不可思議なこと。ATPサイドは一方的な決断は下せないと言って、自分がこれに対して訴えを起こすか、勝つチャンスの少ない試合を、将来のプレーに障害が起きるリスクを背負いながら行わなければならないかのいずれかをしなければならないって言ったんだ。1ポイントだけ戦って途中棄権をしたらどうなるかって聞いたら、それも同じことだって。つまり1試合戦い抜かなければならないらしい。」
「ATPはアソシエーション・フォー・テニス・プロフェッショナル(プロのテニスのための協会)の略だけど、これじゃあアソシエーション・オブ・タイ・ピープル(人々を縛り付ける協会)だね!」ってかなり憤慨している様子。
ATPはダブルスの試合を軽視しないように、いくつかのルールを設けているけど、この措置は逆に、それならやっぱりダブルスには出ないようにしようって思わせかねないんじゃないかしら?
もちろんATP側はこうやって、ちょっとした怪我などを理由にダブルスの試合を棄権しないようにってことなんだろうけど、じゃあ決勝戦中に捻挫でもして棄権せざるを得なくなっても、賞金がその前の試合までの分しか出ないってことになっちゃうわね。
シングルスでは考えられないことだし、それはちょっと勝者としては納得が行かないのは当然かも知れないわね。彼等はこれが仕事で、そうやってお金を稼いでいて、勝ってナンボって世界だからね。どんな結末を迎えるんでしょうか???
そのローマ大会でシングルスで優勝したのは、今季ここまで負け無しのノヴァーク・ジョコビッチ。先週のマドリッド大会の決勝戦でも初めてクレーでラファエル・ナダルから勝利を奪って、クレーで負け無しのナダルの連勝を37でストップさせていたの。
そのジョコビッチは、これで今季出場7大会目で7度目の優勝を飾り、シーズン開始からの連勝記録を37に伸ばしました。
去年のデビスカップ決勝戦のシングルスの2勝を入れると、これまでの連勝記録を39としてジョコビッチは、史上6番目の連勝記録となっていて、同時にシーズン開幕からの連勝記録であるジョン・マッケンローの42にあと5勝と迫ってるわ。
次にジョコビッチが出場するのは全仏オープンだけど、ベスト4入りしたらその記録と並びますね。決勝進出で新記録達成で、同時に世界ランク1位へも限りなく近づくわね。もうジョコビッチの世界1位の座獲得は時間の問題って感じね。
そしてちょっと気になったのは、そのジョコビッチと3時間を超える接戦を演じたアンディ・マレー。準決勝で対戦したマレーは、今季最初のグランドスラムの全豪オープンの決勝戦で負けてから3大会連続で初戦敗退を喫していて、なかなかその敗戦のショックから抜け出せずにいたのよね。
そしてあまり得意ではないクレーシーズンに突入しちゃって、どんどん下降線をたどってしまうのかって思っていたら、逆にクレーシーズンに入ってから立ち直りを見せて、それ以降は7勝3敗で、しかも絶好調のジョコビッチをあと一歩のところまで追い詰めるプレーを見せたの。
ロジャー・フェデラーもまだまだ1位への返り咲きを諦めていない様子だけど、復調したマレーがいるとなると、世界ランク3位の座を守ることも、うかうかしていられないかも知れないわね。
どうだったんでしょう、チケットの問題だったのでしょうか???
日本では一般的に、シングルスよりダブルスの試合をすることが多いですけど、特にプロはやっぱりシングルスの方が圧倒的に賞金も高いし、どうしてもシングルス・プレーヤーはシングルスがメインになりがちですよね。
そうならないためにも、ATPもITFもダブルス用のルールを設けているけど、今回の件は、ロディックの言い分の方が正しいような気がしちゃいます。
難しいところですね・・・。